昨夜は、
会津風雅堂で開催された
「東日本大震災復興応援イルカライブコンサート」に行ってきた。ブログ仲間の
ダキさんから誘われて同行した。
「イルカのコンサートチケットが2枚手に入った。かみさんを誘ったが用事が重なり行けないので、ピンチヒッターで行かないか」と2日ほど前に誘われたもの。
ダキさんは若いとき歌手の
城みちるに似ていた。
城みちるは
「イルカに乗った少年」で大ヒットした。今回は
「イルカの誘いに乗ったエンピロ」と言ったところか。ダキさんによれば、このチケットは、やはり行けなくなった
友人から譲ってもらったという。このコンサートが開催されることも知らなかったが、復興支援が目的で
無料である。今回は
「『みんなで強くなる』チャリティーアクト復興応援ライブ」というものであった。先着何名とか、抽選とかがあったのだろうが、
情報は普段から早くキャッチしたいものである。
会場は
約2千人の入場者で埋め尽くされたが、
全指定席なので入場に際しても何ら混乱は発生しなかった。ちなみに席は
「7列目の21番」で、ステージに近く
最高クラスの席と言っていいだろう。ちなみに、ダキさんの
奥さんの誕生日は
7月21日である。偶然とは言え、
ピンチヒッターとしても驚くばかりである。
午後6時30分いよいよ開演。イルカの声はするのだが、ステージに姿は見えない。何とイルカは会場の中ほどにある
横の扉から入ってきていたのである。ほとんどの来場者は
正面のステージに目が行っているので、ほとんど気がつかなかった。出だしから
トークも巧みだがサプライズな
演出も素晴らしい。
イルカは今年60歳になったが、若い時からから童顔で昔と面影は変わらない。歌も円熟味が増し、生の声を聞いて感動した。
「なごり雪」をライブで聞いて感動と感激もマックスになる。息子であり歌手の
神部冬馬もゲストとして出演した。これがまた甘い声で、イルカとのコーラスも息がピッタリ。そして、この日のゲストは
BBクィーンズである。BBクィーンズといえば、
20年前のテレビ番組
「ちびまる子ちゃん」のエンディング曲
「踊るポンポコリン」が大ヒットした。当時は
8人いたが、今年
4人で
再結成したという。
「おどるポンポコリン」を歌って会場が一気に華やかになった。さらに、
ちびまる子ちゃんと
たまちゃんの
かぶりものが登場して会場を沸かせた。
終盤に掛かってから地元の
葵高校合唱部が登場した。そのことを全く知らなかった筆者にとって、まさに
サプライズであった。会場で
合唱部のメンバーの家族何組かにも会ったが、自分の
娘や親族が出演するのでは
応援にくるのは当然だろう。イルカと合唱部と来場者がひとつになって
「まあるいいのち」を歌った。
「まあるいいのち」は
住友生命イメージソングで、
テレビCMで誰でも耳にしたことがあることだろう
。「
みんな同じ 生きているから ひとりにひとつずつ 大切な命
」の部分を全員で
大合唱した。歌だけでなく
トークの端々(はしばし)から受けるイルカさんの
礼儀正しさには、
人間性と人情味がそのまま写し出され、最後まで感動させられた。
ダキさんの誘いを受けて有意義な
2時間を過ごすことができた。
住友生命は、
東日本大震災の
復興支援を目的として、シンガー・ソングライターの
イルカと
ゲストアーティストによる、復興応援プロジェクト
「みんなで強くなる」チャリティーアクトを実施している。被災者とイルカとの心のふれあいを図る
「復興応援ふれあい活動」、イルカとゲストアーティストによる被災地での
「復興応援ライブ」、被災地へのエールを送る
東京・大阪での
「復興支援チャリティーコンサート」(有料)の
3つの活動で構成され、こうした活動を通して、音楽の力による復興支援に取り組んでいる。
10月18日の
岩手県大船渡市での
復興応援ライブからスタートした。

チケットの席順は7列の21番。ダキ夫人(7月21日生まれ)のピンチヒッターとしては、どんピシャリ!?

開演前のステージ2階席から撮影。会場係から後で聞いたのだが、開演前でも会場内は撮影禁止だったらしい。リハーサルで煙を使ったため会場がどんよりとなっている。

開演15分前どんどん席が埋まって行く。当日券もなく全席指定席だったはず。

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