Yuichiro Was Here!

ピート　コーニッシュ。名だたるロック　ミュージシャン＝ジミー　ペイジ（レッド　ツェッペリン）、デイブ　ギルモア（ピンク　フロイド）、ブライアン　メイ（クイーン）、トニー　アイオミ（ブラック　サバス）、ロバート　フリップ（キング　クリムゾン）、ルー　リード、クリッシー　ハインドらの器材のサプライヤーとして７０年代からロックシーンを支える伝説の人（メーカー）です。クライアントの詳細を見るとあまりに凄い顔ぶれに驚きます。エリックは'８９年にパワースタビライザーとエフェクトラックをオーダーした、とコーニッシュのHPにレポートされています。一度でいいからそのシステムを通して音をだしてみたいと思いますが　とてもとてもアマチュアが使えるシステムではない、ということと　やはり値段も相当するようです。。。自分の力量に見合ったものというとシールドくらいでしょうか。。。いや、シールドすらもったいないかもしれませんね。でもこういった憧れの存在がある、というのは夢があっていいです。弘法筆を選ばず、と言いますが素人と同じものを使ってるスターじゃぁ　ちょっとサマになりませんね。しかし　その反面、そんなことをも吹き飛ばすパワーのあるロックスターがこれから生まれることにも期待したいです。。。

楽曲やプレイが良くてもプロデューサーのさじ加減でアルバムの出来、不出来が大きくかわってしまうことがあります。今回はプロデューサーにスポットを当ててみたいと思います。エリックの代表作と言われるアルバム（Layla〜、461 Ocean Boulevardなど）のプロデューサーと言えば　大御所トム　ダウドですね。彼は元々ジャズ系のエンジニアでコルトレーン、ミンガスなどを担当したのち、ソウル黄金期のレイ　チャールズ、アレサ　フランクリン、ウィルソン　ピケットらのプロデュースをします。そして７０年代のロックの名盤と言われる多くの作品をプロデュースしました。（残念ながら'０２年に他界し、エリックとの黄金タッグの再結成は幻となってしまいました）スマッシュヒットを飛ばしつつも体調不良のせいかアルバムの評価は低い時期を経てジェネシスのフィル　コリンズに新しい音を託します。フィルはエリックの新聞記事をスクラップするほどエリック　マニアだった、と伝えらています。このアルバムはブログのエピソード１で触れたBehind The Sunです。次のAugustもフィルでしたが、その次は大物ラス　タイトルマンと組みJourneyman、24Nights、From The Cradleと傑作をリリースします。ラスはジョージ　ハリスンやブライアン　ウィルソンの復帰作などを制作した敏腕でエリックにはうってつけの人材でした。９０年代後半からはプログラマー、サイモン　クライミーを片腕にセルフ　プロデュースもするようになります。その合間にたくさんの偉大なアーチストのトリビュートアルバムにも参加しているエリックですが僕が意外な組み合わせとずっと思っているのがジミ　ヘンドリクスのトリビュートに参加した際のナイル　ロジャースです。ナイルと言えばCHICでディスコ　サウンドを確立し、マドンナやボウイのLet's Danceなどで聴けるカラフルでありながらブラック　アーチスト特有のグルーヴをミックスすることが売り、という印象なのでエリックのプロデュース、しかもジミヘンのカバーと聞いた時「あり得ない。。。」と落胆したのを覚えています。ところがStone Free、Burning Of The Midnight Lampの２曲はエリックの肩の力が抜け（そういう時のエリックのソロは凄い！）ブッ飛んだプレイを聴くことができます。それを引き出したナイル、凄いです。疑ってゴメンナサイ。是非　機会があったら聴いてみてください。あ、ウチに遊びにきてくれたら聴けます（笑）

エリックの公式サイトhttp://www.ericclapton.com/はレアな写真や新作ビデオが丸々閲覧できる太っ腹なところがあります。今 「Eric Clapton needs your help」というタイトルで、珍しい映像や音源を探しているので持っている方は送ってくれたし、と掲示されています。今までにないアンソロジーを製作中という話です。どんなものができるのが楽しみです。このサイトに連動している公式ファンクラブサイトWhere's Ericというサイトでは新しいニュース、ツアーの情報などを知ることができます。ヒマな時は　こういったアーチストの公式サイトを巡りめぐっているとビックリするような情報と出会うこともあります。まぁ「ビックリ」するようなことかどうかは本人次第なのですが。。。（汗）
先日はThe Whoのサイトで早速　見つけました。何と今年はワールドツアーをする予定で　その中に日本も入っているとマネージャーがローリングストーン誌に語ったというのです。ツアーメンバーも決まっていてピートの実弟のサイモンがギター、オアシスに正式加入したと言われていたリンゴ　スターの息子さんのザック　スターキーがドラムと　いつものメンツです。今年の日本は当たり年ですねぇ。まさかザ　フーまで来るとは！正式発表が楽しみです。その前にミュージカル「Tommy」が上演されますね。昨年のクイーンのミュージカルのようにヒットしてくれることを願っています。。。
そして！今日１０日にU2の来日公演が正式アナウンスされました！
４月４日　日産スタジアム！たった１日だけとはいえ　そんな大きなハコで大丈夫なのか！？ともあれ興奮さめやりません！

明けまして　おめでとうございます。
エリックはシークレット（だったかな？）の年越しライヴを毎年　行っています。いつかは観てみたいなぁ〜その前に今年は待望の来日公演も期待できそうです。ニューアルバム「Back Home」のツアーですが最近はドミノス時代の名曲もプレイしているみたいなのでセットリストも楽しみです。
今年はエルビス　コステロ、ローリング　ストーンズ、U2、エリックと僕の大好きなアーチストの来日が噂されているので　たまらない一年になりそうな予感です。。。