12月6日 エリック クラプトン+スティーヴ ウィンウッド
来日公演@武道館
行って参りました、雨の武道館。
いつもお世話になっているYさんの計らいで、、、
アリーナ中央2列目とい驚愕のシート!
エリックのシワの一本、一本が、
毛穴まで見える!、、、わけないのですが(笑)
そのくらい近くだった、という比喩です。。。
Blind Faithのアルバムがそうだったように
今日もHad To Cry Todayで幕を開けました。
90年代中盤くらいだったでしょうか、
キース リチャーズが「最近の若いのは
ロック、ロックばかり言って
ロールはどうしちゃったんだよ?!」と言っていたのを
思い出しました。
まさにこの曲はその「Roll」の部分を体現している曲。
スティーヴのギターも冴え渡っていました!
1曲目が終わり Thank you very much!と挨拶したのあとに
We'd like to dedicate this show to memory of
Hubert Sumlin...とエリックが早口で言いました。
いきなり目頭が熱く。。。
ヒューバートの追悼ライヴに参加できたなんて。
エリックのサイトでも訃報を伝えています↓
http://whereseric.com/eric-clapton-news/303-legendary-bluesman-hubert-sumlin-dies-80
思えば2001年にジョージ ハリスンが亡くなった日の
翌日も僕は武道館でエリックのライヴを観ました。
そのときはBadgeというジョージと共作した曲を
プレイする前にThis one's for George...とポツリ。
Show must go on...
プレイし続けることが彼らの最高の供養なのですね。
Low Down、After Midnightとノリがよく続き
来ました、Presence Of The Lord、、、
いや涙が、、、(笑)
Glad、Well Alright、Hoochie Coochie Manと続き
スティーヴのソロヒットWhile You See A Chance、、、
常々言っていますが(笑)エリックは他人の曲だと
一層光り輝きます

オープニングからエンディングまでキマっていました
Key To The Highwayはお得意のブルースナンバー。
コード進行もばっちり確認できて嬉しかったです
Pearly Queenも良かった!
(日によってMidland Maniacとチェンジする曲で
実はMidlandが聴きたかったのですが!(笑))
そして十八番、ロバジョンのCrossroads!!
文句なし!!
CD、DVDに収録されてはいるのですが やはりライヴで聴くと
良さが際立ったレイ チャールズのGerogia On My Mind、、、
情感を込めてスティーヴが歌い エリックが見事なオブリガードで
応えます、、、
そしてずっと控えめでクールだったウィリーのベースが
俄然輝き始めました。。。
やっぱり本当の名曲ってのは こういうことを言うんだな、と
再確認しました
Sit Down SetではDriftin'、、、マーチン トリプルオーを
丁寧に弾いていました。
マイクを通さずに聴こえてくるアコギの音の良いこと!
やはり名器は名人が弾かないと意味ないです、、、かね?(笑)
That's No Way To Get Alongはふたりでギターを重ね
またまたプロフェッショナルの奥義を見せつけてくれました。
そして今ツアー話題の的(?)アコギのWonderful Tonight、、、
うん、よかった(笑)
というか、言うまでないのですが
スティーヴ、ギターも上手いなぁ!!
そして、、、待ってましたCan't Find My Way Home、、、
僕は何故これを息子の子守唄にしたのかわからないのですが
なかなか眠らず、泣き続ける彼を抱っこしながら
ふと口からでてきたんです。
それをオリジナルメンバーのライヴで聴けるなんて。
感慨深い1曲でした。。。
ウィリーが嬉しそうにGimme Some Lovin'のベースラインを
弾き始め スティーヴのオルガン、ボーカルが始まると
武道館は一気に沸点に!
ウィリーがずっとニコニコしていて印象的でした。
そしてジミヘン Voodoo Chile!
これも話題になっていましたが あの目玉ギョロギョロの
スクリーン、、、ヴゥードゥーっぽさを表現したかったのだと
思いますが、、、残念ながら、、、失敗かと!(笑)
オリジナルレコーディングに参加したスティーヴは
堂々のプレイ、エリックも最後まで鬼気迫るプレイでした。
アンコールはDear Mr.Fantasy、、、いやぁ、名曲です。
2006年のエリックのライヴ前に大音量でPAから
流れていたのをよく覚えています。。。
そしてCocaineで大団円、、、
この曲 同じフレーズの繰り返しなので
ダレることがあるのですが(笑)
今回のギターのカッティングは本当に良かった!
早速帰ってギターで弾いてみました(笑)
最後は全員で肩を組み挨拶、、、
退場のとき最後尾はドラムのスティーブ ガットだったので
ありがとうの意味を込めてスティーヴ!!と叫ぶと
ガットではなく だいぶ先を歩いていたウィンウッドが
振り向いて嬉しそうに手を振ってくれました。
ゴメンね、スティーヴ、ホントはガットへの声だったんだ(笑)
いやぁ、、、
燃え尽きました。。。
が この焼残りを3日で再生させ
土曜日に再び燃焼させます!
残すところ今日(7日)と土曜日の2回。
頑張ってほしいです。
明日は何とジョン レノン スーパーライヴ2011が
武道館で開催されます。
ソロになった頃 エリックを
多く起用したジョン、
生きていたら共演したのでしょうね。
(このセットは一度撤収、、、
スタッフのみなさん大変ですね、、、
お疲れさまです。。。)
そして10日(土)Japan Tour最終日。
イッてきます


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