会社から徒歩55歩で最高の穴場にたどり着きます
笹薮が絶好のカバーになって、空知川に流れ込む小さな支流を隠しています
小さな落ち込みにできた、小さなプールには、いつも数匹の魚が落ち込みを飛び越えようとスタンバイしているのです
ピョンピョン跳ねるその姿
とても可愛らしく
とても力強く
そんな小さな体のどこにそんなパワーを秘めているのか?不思議に思います
いつもは眺めるだけなのですが
今日はチョッと失礼して・・・
バックに入っている一番小さな釣り針を選んで
一番短い竿に結びます
餌は柳虫
着水と同時にあっさりと一匹目です
釣れたのは、お腹の黄色が特徴的な『エゾイワナ』でした
餌を付け替え再投入
着水と同時にあっさりと二匹目です
今度はちいさな『ニジマス』の赤ちゃんでした
ニジマスは日本にも広い範囲で繁殖していますが、じつはこの魚『外来種』なんですよ。北米大陸からやってきた、いわば白人さんなんです
釣り好きのボクですが、ここでのイタズラはこれで最後にしようと思います
なんだか田舎の世間知らずの青年をだましているような
なにかそんな後ろめたさを感じました
ボクの尊敬するフライフィッシャーの『レネ・ハロップ』が言っています
『釣りはスコアをかせぐためではない。何匹釣ったか、どの位大きな魚を釣ったかというのも問題ではない。だが、それは魚が釣れても釣れなくてもよいと言っているのではない。私は本当のところ魚をかけるのは本当に好きだ。難しかった魚を誘い出した瞬間は何とも表現できない思いをする。スリルは、かけられなかった魚をかけ、分らなかった謎が解けたその時なのだ』
いいこと言うなぁ〜
そんな釣りが出来たらいいなと憧れています
二匹の新入生には
『川の賢者になってくださいね』と言って
そっとプールに返してあげました
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