久しぶりのブログ更新になってしまいました
しかもテキストのみの更新です(ゴメンなさい)
北海道もすっかり夏です
暑い暑いとぼやいていると、本州からいらしたお客様に
『こんなの暑いうちに入らないですよ』
と言われて苦笑い
この季節水辺の鳥が賑やかです
空知川を下っていると
一番目に付くのがキセキレイ
お腹のあたりが鮮やかな黄色なのが特徴です
この子達、とっても縄張り意識が強いんです
3羽から6羽程度で仲良く飛んでいるのをよく見かけます
仲良く飛んでいるようにみえる彼らですが
実は自分の縄張りを守ろうと、ケンカしながら飛んでるんです
カワイイな〜とホノボノ眺めてしまいますが
彼らは厳しい自然界で必死に生きてるんですね
その次に多いのがイソシギ
チドリの仲間のこの鳥は、教育方針がスパルタなんです
まず北海道の水辺の平地で卵を温め、雛を育てます
そしてある程度の大きさの幼鳥になったら
親鳥は幼鳥を置き去りにして
さっさとオーストラリアやアフリカなどの南国へ渡ってしまいます
親鳥は日本にやってくる台風をさけて
一足さきに帰っちゃうんです
スパルタだなぁ〜
『カワイイ子には旅をさせろ』
子供じゃなくて、親鳥が先に旅立っちゃうのも
理屈じゃなくて、自然界を生き抜く知恵なんでしょうね
ウグイスも自慢の歌声を披露しています
親鳥も幼鳥も、発声練習を春にすませて夏を迎えます
冬の間披露する場のなかった自慢ののどを
『ボーボケキョ』『ボケッキョ』
ってなかんじで練習しながら徐々に慣らしていくんです
警戒のサインは
『ケキョケキョケキョ』
と囀る鳴き声で、ウグイスの谷渡りと呼ばれています
警戒の囀りなので、せわしなくあっちの枝からこっちの枝へ
飛び回りながら囀る姿が『谷渡り』なんでしょうね
まだまだ色んな鳥がいますが
続きはまた次回にしようと思います
アオサギ、カワセミ、アカゲラ、コアカゲラ、ヤマゲラ、ツツドリ、トラツグミ、エゾフクロウなどなど
話し始めたらネタは尽きません
続きは次回にして、今夜は窓を開け
トラツグミの鳴き声に耳をすませてみようと思います
ぬえの鳴く夜はなにかがおこる・・・
神秘的な声色ですなぁ
投稿者: floatingleaf-daisuke
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