五百川駅からのいつもの道沿いにジャガイモ畑があって、ここにオオニジュウヤホシテントウがいます。
先週末に見たらかなり増えていて、こりゃどうなるんだろうと思っていたら、今日はジャガイモがほとんど掘り起こされていました。もう収穫時だったのかな?
そして、わずかに2,3本残ったジャガイモにはオオニジュウヤホシテントウが群がっていました。
そうえいば、6月に職場で公開イベントをやった時、天敵としてナミテントウを展示したんだけど、農家の人たちは、テントウムシを見るなり、
「こいつはジャガイモやナスの葉を食べる悪いやつだ」
と言うのです。ナミテントウはアブラムシを食べるいい虫だと説明すると、
「テントウムシがアブラムシを食べるのかい?」
と驚いた様子。どうやらテントウムシは農家の人たちにとっては悪者のイメージが強いみたい。
「それじゃあ、いつもいる悪いテントウムシはどれだ」
と言われ、困ってしまったため、翌日このジャガイモ畑に走り、オオニジュウヤホシテントウを捕まえて、一緒に展示しました。
すると今度は
「どこが違うんだ」
と言われ、
「えーと、星の数が28で、えーと、体の丸みもちょっと違っていて・・」
って何言ってんだ俺?
すると、次の農家の人たちが来た時、同じグループのNさんが、
「いいテントウムシはつやがあって、悪いテントウムシはつやがないんです」
おおっ!まさにそのとおり。しかもわかりやすい!農家の人たちも
「なるほど」
と即納得。
Nさんは私より年下だけど、今の仕事のキャリアは長く、信頼できる人。さすがだなぁ。
で、私も早速、Nさんの言葉を借りて農家の人たちに説明。農家の人たちも、
「今まではテントウムシを見ると全部つぶしていたけど、これからはつやのないテントウムシだけつぶすようにするよ」
と約束してくれたのでした。


0