Sさんが
「私も、Iさんが見たきれいな蛾が見たい」
というので、昼休みに野蚕の飼育ハウスへ。でも、残念ながら、いるのはクロマダラエダシャクばかり。
隣のハウスは、とクヌギのハウスをのぞいてみると、そこは中国で飼育されている柞蚕(さくさん)のハウス。ほとんど繭になっていたけれど、1頭だけいたよっ!でかいのが!
これにはさすがのSさんも一瞬だじろいたものの、そこはカイコ嬢、すぐに気を取り直し、そっと触りました。
「うわぁー、いい感じ」
もはや後戻りできないな・・・
ついには幼虫を握り出す始末。
天蚕をはじめとしたヤママユガの仲間の幼虫は女性にとても人気があります。梁川の試験場時代にも、この幼虫だけをわざわざ見に来た女性が何人かいました。
カイコやヤママユの幼虫は、癒し系の魅力があるのかもしれませんね。


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