今日は会津若松周辺に出張。
例によって、イラクサとウコンノメイガの調査。
磐梯町から喜多方市、会津坂下町、会津美里町と会津盆地を取り囲む山際を回ってみた。
さすがに疲れたね。
ちょうとウスバシロチョウの発生時期みたいで、道路の周辺をふわふわと飛んでいる。
いつ見ても、心が癒されるいいチョウだね。
そんな良い気分に浸っていると、道路脇の草むらから、もこもこと大きな毛虫が這い出してきた。
この時期の風物詩?でもある毛虫・・・・
冷静になって見ると、あちこちで、もこもこ、もこもこと道路を横断中。
おそらくはシロヒトリだろうね。ヒトリガも同じような毛虫だけど、成虫の個体数はシロヒトリが圧倒的に多いし、食草もシロヒトリはタンポポやギシギシなど、いわゆる雑草だからね。
道路を歩いているやつらは、病気だ、っていう人がいるけど、私はまだ確認したことはない・・・・
飼育してみればわかるんだろうけどね。
確かに、カイコも病気になると、うろうろ動き回ったりするようになる場合があるんだよね。
こいつらも、何かに取り憑かれたように、一心不乱に歩いているから、何かあるのかもね。
ところで、私は毛虫は苦手・・・
特に今の毛虫は、動きが妙に速いしね。
足が多くて、動きが速い生き物はダメなんだよね。
毛虫は、毛の部分がきっと足が多い生き物と同じイメージなんだよ。
かつて、高速道路を走行中、私は助手席だったんだけど、なんと、車内に毛虫がいたんだよね。
ドキドキしながら、紙に毛虫を乗せ、窓を開けて、パッと外に投げたら、風圧で車内に戻ってきて、私の顔にペタッとくっついたんだよね。
「うわぁぁぁぁぁ〜!」
私のあまりの大声に運転手の方がびっくりしてたっけ。
あのときのことは、思い出すたびにぞっとするね。

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