昨夜のコクワガタは、シャーレーにテープを貼って封印したにもかかわらず、またもや脱走を試み、今度は見事に成功。
次男とともに、懐中電灯片手に探したが見つからず・・・セロテープまでこじ開けるとは・・・
でも、今日の午前中、掃除をしていた奥さんに見つかり、御用!
まあ、掃除機で吸い取られなかっただけでも良かったと思えよ・・・
ところで、以前紹介したウコンノメイガ。まずは元気な姿の幼虫をご覧下さい。
この幼虫たちは、アカソやカラムシを食べ、続々と蛹に・・・・・
あれ、あれれ・・・?
容器の底などにあるのは、赤みがかった蛹ではなく、薄茶色の繭・・・?
ウコンノメイガは繭は作らないはず・・・・
別な容器でも・・・・3つ目の容器では、幼虫の変わりに、うごめくウジを発見。
体長2センチ程度のウコンノメイガの幼虫の体から、20頭以上はいると思われるウジの姿・・・・
それが、茶色の繭を集団で作ったらしい・・・どうやら寄生蜂。
ふと見ると、繭の中央になにやら丸いものが・・・・
拡大してみたら、なんと幼虫の頭部だった・・・・胴体はほとんどなくなって、頭部だけが取り残されてる・・・・なんだかウコンノメイガの墓標みたい・・・
次の容器には、今度は白い繭・・・どうやらコマユバチの仲間らしい・・
こちらは、幼虫の胴体が蜂の幼虫に食い尽くされ、ヒモのように細く残っている。
結局、イラクサ類から採集して飼育していた約8割がこれらの蜂に寄生されていた・・・
取り残された頭部が生存競争の厳しさを物語っているね・・・


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