土曜日・・・・天気がいいようなので、再び相馬方面へ行くことにした。
ただし、この日は午後3時以降に予定があったため、比較的早く戻れる玉野方面に入ることとした。
今回は、朽木崩しだけでなく、S.Yさんにも言われたように、氷の下の水生昆虫も狙わなければ・・・・
玉野の集落に入ると、一面雪化粧・・・・平地の風景とは一変した。
途中、猟犬を連れたハンターの2人組がいた・・・
この辺は禁漁区ではないんだね。
氷ならまだしも、雪となると、水生昆虫は無理かな・・・
そう思いながら、休耕田を探すと、一部だけ、沢の水が流れ込んでいて積もった雪が解けている場所を発見。
早速、網を持って車を出る。
ふと、気が付くと、来ているジャンパーが黒だった・・・そして、腕から胸にかけて、銀色のラインがはっている。
これって、遠くからみたら、ツキノワグマに見えるんじゃね?
ハンターいたしな・・・
あわてて、車のトランクから、くしゃくしゃになったグレーのジャンパーを見つけて着替える。
さて、休耕田でガサガサ・・・・始まったのはいいけど、雪が降ってきて、気温もなんだかすごく低い・・・
網には、小さなコミズムシが1頭入った・・・でも、手がかじかんでつかめない。
やっとつかんで、タッパーに入れようとしたけど、指が動かなくてタッパーを開けられない。
しかたなく、口でフタを開けて、コミズムシを入れる。
体長は4o弱・・・どうやら、ヒメコミズムシのようだ。
たくさんいると思ったけど、2〜3回に1頭採れるのがやっと。
それでも、久々のコミズムシにまずまず満足・・・
指が痛くて感覚もなくなってきたので、今度は林の中へ・・・
早速、松の立ち枯れを見つけて、樹皮をはがしてみると・・・
ボロボロっと、マイマイカブリが落ちてきた。
おおっ!!
さらに、2・・・3・・・4頭。
落ちないで、部屋の中でじっとしている個体もいた。
この辺にいるのは、コアオマイマイカブリというのかな?
そして、マイマイカブリよりもかなり小さなオサムシが・・・
ここは大きな溜池があって、湿地が多い。
ひょっとして、アカガネオサムシ!?
期待してよく見ると・・・
残念ながら、ホソアカガネオサムシの方だった。
雪が積もった林の中は見通しが良くて歩きやすい。
立ち枯れを目指して、しばらくうろうろ・・・
マイマイカブリは1頭くらいずつ出てくるけど、一度に20頭!!なんていうのには出くわさないな・・・
まあ、それでも、今回は目的を果たせたので、良かったよ。

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