次の昼休み・・・
今度はホテル周辺を歩いてみた。
岩手のSさんからも、こんな虫がいた、あんな虫もいたよ、といったうらやましい情報をもらったので、それも確認したいし・・・
昆虫の学会だけあって、みんな自分の空き時間には、虫を探してうろうろしているようだ。
さて、まず見つけたのは・・・・
セミの抜け殻
ツクツクボウシくらいの大きさだけど、種類はわからないな・・・・
オーバーハングにしたところには、いくつかついていたから、多い種類なんだろう。
こちらはアカトンボ。
前述の湿地にもいたけど、温泉のまわりにもチラホラ。
胸の模様を見ると・・・・・
むぅ・・・・・
自信がないので、仙台のSさんに見てもらったところ、タイリクアカネではないか、とのこと。
そして、岩手のSさんの案内で見つけたのが、シタベニハゴロモ。
9月のソウルの時に紹介した種だけど、あの時は窓の枠やら地面にいるのしか見ていなかったので、自然状態で木にいるところは初めて見た。
木はシンジュのようだ。
上翅も地味ながら独特の模様だと思っていたけど、このように木に止まっていると見事に木の幹に溶け込んでいる。
触ると威嚇?する、というので、やってみた。
地面に落ちて・・・・
パッと翅を広げた。
後翅の鮮やかな赤が目にしみる・・・
この色はどう見ても毒がありそう。
これを見せて、自分には毒があるよ、と示すのかしら?
さらに、周囲を見回すと・・・
別の木には、ゾウムシがいた。
この左右の写真・・・似ているようだけど、同種か別種かはわからないな・・
このほか、ホテルの敷地内には、キタテハのようなチョウがチラホラ・・・
鳥では、韓国でもよく見かける白と黒のカササギがたくさんいた。
人工的な環境でおもしろくないかな?と思ったホテル内だけど、じっくり見れば、いろんな虫たちがいることがわかり、それなりに楽しめた昼休みでした。

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