冬はあまり動きたくないのいで、近場で間に合わせる。
職場周辺ではサクラにイラガの繭が付いている。
昼休みに取ってきた。
この時期のイラガの繭の中身は、蛹ではなく前蛹だ。
この前蛹は、玉虫と呼ばれ、タナゴ釣りのエサとなる。
子供の頃、私の虫採り、雑魚釣りのフィールドだった葛飾区水元公園では、釣り具屋に「玉虫あります」の張り紙がしてあったのを覚えている。
その頃は、タナゴだけでなく、クチボソ(モツゴのこと)でもなんでも良かったので、エサはいつも赤虫を使っていた。
誰がどうして、イラガの前蛹を使うことを発見したのか・・・・
今度は是非、使ってみたいと思っている。
そこで、採ってきた繭を割ってみた。
取り出した前蛹がこれ!
まだ蛹にはなっていないとはいえ、幼虫とは似てもにつかない姿だ。
この時期はもう毒はない、ということなので、手でつかんでみた・・・・
たしかに大丈夫だ。
アオイラガのように針が刺さるタイプだと、何日もチクチクと痛みが残っていやだが、イラガはその時だけなので、万が一刺されても大丈夫だろうという安心感はある。
さてさて、前蛹を取り出してみたものの、この近くには、肝心のタナゴがいない。
雪道を走るのもいやだ・・・
もう少しだけ暖かくなるのを待つとするか・・・・

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