本日、東宝8階試写室にてファイナルウォーズ観てきました。
友人でもある韮ちゃんと飲み屋で飲んでて、「韮ちゃん、ファイナル試写行く時一緒に連れてってよ。」「俺行かねーから招待状あげるよ。」「あそー。アリガト。」てな訳で今日、T’S FACTの山脇君と、全HJ編集長伊藤氏を誘い観に行ってきました。
3時半の部で、その前に缶コーヒーでも買おーっと思ったら、「あれっ、韮ちゃん、行かねーっていってたじゃん。」「いやーたまたま東映の昼食会が早く終わったから来ちゃった。」
待ち合わせていたわけでもないのに縁があるというのか、結局隣に座って一緒に観ました。
今日で3日目でしたが、東宝の試写室は入っても100人ほどですが、さすが一杯でしたね。ガイガン、デザインした人の隣で見るのもなんつ〜かこそばゆい。
俺は別にアンチ派でもないし、北村監督とも面識あるし、どんなもんかな〜って感じで観ました。これから観る人もいるし、いくらブログとはいえネタバレない程度に感想を言いますと、
まず、事前情報からはあまり期待感なかったので、率直に言うと、面白いじゃん、というのが正直な感想です。
ただ、この「面白い」というのは「素晴らしい」という面白さではなく、ここまでお馬鹿やるか!という笑えるという意味での面白さでした。
一言でいうと、ゴジラというネタを使って、確信犯ともとれるハチャメチャパロディー映画に仕上がっていました。シリアスとコミカルが何ともいえず混ざり合ってるような、香港映画のノリです。
特撮に関しては、言葉こそ話さないものの、総進撃の感じそのものかな。
本編は前編これは何のパクリ、いやパロディーでしょう、あなたは気付きましたか?のオンパレードです。これを狙ってやったとしたら、変な意味、北村監督はスゴい人なのかもしれません。
シャレととる人もいるだろうし、昔からのゴジラファンからしてみたら、ゴジラはこんな動きしない!と怒る人もいるかな。
とにかく、娯楽映画として捉えるなら、いい出来だろうと個人的には感じました。ただ、細かく言うと、つじつまの合わない部分が多いのも事実、おいおいさっきの振りの落ちがねーじゃん!みたいな所もいっぱいあるし、登場人物(怪獣も含めて)墓穴ばっかり掘ってるじゃん!と良くとるとコミカルに仕上がったな、って感じです。
韮ちゃん的には、ガイガンおいしい所もってって良かったね、って感じ。決めポーズも決まってたし。ただ、X星人の正体は一瞬だったね。
後、サウンドがちょっと小さいお子さんには耳障りかもね。ロックがんがんだし。決して子供を意識して創ったようには見えなかった。
東宝的にはこれが最後と言うものの、やはり、いつでも復活できますよ、の余地は絶対残すのね。でもファン的にはこれでいいのかも。
以上は飽くまでも奥田の私見なので、観た人の感じ方はそれぞれ違って当然だとは思います。メーカーG−1的にはあまりそそられないけど、1個はやってみたいキャラはありました。
韮ちゃんとは、何年も前から怪獣やった時は俺が造る!と約束していたものの、やはり韮ガイガンの意匠が東宝に帰属する以上は、今回は昭和やるのでゴメン、という事で了解してもらってます。また機会はあるでしょう。
今日はこんなとこかな。

0