奥田茂喜の造型日記

京都にマリア書房という、主に人形関連の雑誌を出している出版社さんがあります。そこから「瞳Ｎｏ９、フィギュアの群像」というＧＫ萌え系のフィギュアを中心にしたムックが７月に出されたのですが、評判がよかったらしく、今度はもう少しジャンルを拡大した第２弾のムックが１１月に出るそうです。
今回、良くしてもらっている大阪のギルギルの社長の吉川さんが、私を推してくれて、その号にアトリエＧ−１も掲載して頂ける事となりました。一応可動フィギュアというカテゴリーですが、怪獣ファン以外の方の目に留まる機会だと思いますので、ガメラシリーズを中心に紹介して頂こうと思います。
このブログをご覧になっている方には今更みたいな感があるでしょうが、私の事を知らない人は全然知らない訳で、そういう方に見てもらえる事は嬉しい限りです。発売は１１月だそうですので、興味のある方はご購入してみて下さい。私以外にも錚々足る顔ぶれが揃ってます。
このような出版社さんが増えてくれると有り難いです。

ガイガン軟質は、予定通り来週中には発送開始します。

先日１７日に、新宿ロフトプラスワンで行われた、第２回パチモンサミットに行って来ました。私が以前ソフビ製作手伝った、安楽案作氏がまた奈良から来るという事だったので、様子を見に行ったのです。前回は昼開催だった為、行けなかったのですが、普通通りに午後７時過ぎに行った時はチケットＮｏが１１７番と大入り満員、ちょっと驚きました。同じソフビ製品を作っていても同ジャンルで対極に位置するような人達の動向も、考学の為にどんな感じなんだろう？という思いもありました。
まず、司会の唐沢なおき氏とアマプロの喜井氏のトークが面白い。それだけ聞いていても時間が立つのが早く感じ、会場のお客さんも大ノリで、こんな世界もあるのかと感心しきり、後半の即売会も盛況で、世の中にはいろいろな趣味に興味を持っている人達がいるものだと、参考になりました。
私も、いきなりオリジナルを、という訳ではありませんが、商品の大きさや価格帯で勉強になりました。
肝心のゴガメジラーも２０個持ってきて、１７個売れたと聞き一安心、彼には一言「継続は力なり」という言葉をかけて「頑張れ！」と言ってきました。
自分の世界観だけで物を考えるのではなく、いろいろなジャンルを見るという事で、今後のモノ造りにヒントを得たような１日でした。

昨日、１０、１ハイパー掲載予定の韮沢塗装版ガイガン撮影して来ました。
普段は夕方涼しくなってから活動開始するのですが、昨日は戻ってきた夏の暑さの中、昼過ぎから出掛けた為、グッタリです。外営業なさっているサラリーマン諸氏の皆様は凄いです。と言うか俺の体力が落ちてるだけだろう！って。
画像お見せしたいのはやまやまですが、たまには当日まで秘密、というのもいいかも。３体＋ノーマル版の４体並ぶと我ながらいい感じ。
１０、２スーフェスでは出来ればキット販売もしたいのですが、スーフェスでは高額な物は中々売れないのと、畑が違うような気もします。そもそもキットが間に合うかどうかも未定なので、敢えて作品展示のみと言う事にしておきます。
近くになって状況変わったらお知らせします。
価格は３者（Ｇ−１、韮、丸猫堂）協議の結果、￥６９８００という事にしました。これには、韮沢書き下ろしサイン付きイラストと、シリアルナンバー入り認定書も付属します。興味のある方は是非見に来て下さい。

セガワさんも夜夢さんも買う買わないは別にしてお持ちしてます。
当日はＷＦと違って何もする事ないので、話す時間はたっぷりあると思います。
また、ノーマル版の予約もまだまだ受け付けておりますので、そちらもよろしくお願いします。

普段は選挙など行く事はないのですが、今回は行ってきました。
というのも、私も含めて、最近私の周りでも景気のいい話より、悪い話聞く事の方が多いです。馴染みのお店がバタバタ閉店したり、職を失ったなどここ何年の状況は見ててさすがに辛いです。
やはり一番の原因は景気の悪さにあると思います。G-1の常連のお客様は私と同世代の方が多いと思うのですが、その年齢の方が今一番きつい状況だと思います。言ってみればガレージキットなど趣味嗜好の最たる物ですから、作家活動維持を個人のお客様に頼るしかない私としては、今回は何とか皆様の景気がよくなるよう祈って一票を投じてきました。
また、私の作品が皆様の癒しの時間になるよう、これからも魂込めて作品造り続けて行きたいという思いを強くしました。

現在は、商品の納品待ちと予約待ちの状態なので、これと言って取り立てて書く事がなかったので、すみません。
「ガイガン１９７２」ＤＭもう皆様のお手元に届いているとは思うのですが、反応がイマイチなので？です。造りには自信あるのですが、キャラのせいなのか価格のせいなのでしょうか。今回も目に見えない金型にかなりコストかけてますので軟質版の原価だけでも売値の半分以上は掛かっているので、あれでもギリギリ限界価格です。外観（シャレか）だけみると他メーカーさんと同じサイズで価格は倍以上ですから致し方ないのかも。
まだ、リリースは９月末なのでじっくり待ちますが、メンバーが足りません。
Ｇ−１を、Ｇ−１をよろしくお願いします。（選挙じゃないっつうの！）

さて、以前にも書きました「怪獣大進撃」に代わるムックの計画、今年中にも企画立ち上げようと思います。実現は中々容易ではありませんが、動いてみます。
詳細は追って報告します。