奥田茂喜の造型日記

奥田です。
作品ＳＨＯＰより「メロン熊リアルタイプモデル」ご注文のお客様、
大変お待たせしましたが、全て準備整いましたので、２０日火曜日に発送させて頂きます。お待たせして本当に申し訳ありませんでした。
今回は、ドールアイの受けを作っていなかったので、１個１個全てが目線をパテで固定後、外れないように硬質発泡ウレタンを充填して仕上げていったので時間がかかってしまいました。ゆるキャラなのにガレージキット完成品並みの時間がかかりました。

尚、既にドールアイ仕様Ｇ−１分は終了しております。
今後は、コマースさんから発売される塗装目バージョン￥６８００をご利用下さい。
今月末くらいには量産体制整うかと思いますので、確定後ＨＰトップにてお知らせします。
先週はマツコのＴＶにも出て、今週末はゆるキャラグランプリ羽生と、どんどん全国区になって行き嬉しく思います。羽生には私も次作検討も兼ねて、コアックマやメロン熊とも久々に会って来ます。
ただ、このところの寒さが心配です。羽生はかなり寒いんだろうな・・・

奥田です。
作品ＳＨＯＰよりメロン熊リアルソフビモデルご注文のお客様へ。

当初、１０月末お届けを予定しておりましたが、ソフビパーツの工場側からの分納や、サンプル完成時に立てていた計画より一体一体仕上げるのに思った以上に時間が掛かる為、現在予定納品時期を超過しております。
また、１つづつ仕上げるのではなく、２０体同時完成を目指している為私が思った以上に時間が掛かっているのが現状です。特にこれといった問題はありませんが、丁寧な仕上げを目指している為、多少時間かかっております。

現在鋭意製作中ですのでご心配無きようお願い申し上げます。
遅くとも来週中にはお届け出来ると思います。

あとほんの少しお時間下さい。
よろしくお願いします。

猫とドラゴン展の成功の余韻に浸っていた先週初めに訃報が届きました。
アトリエＧ−１創設当時より現在までほぼ全てのアトリエＧ−１ソフビ作品を製作して頂いていた、「オビツ製作所」の社長　尾櫃三郎氏（享年７８歳）が心不全により、旅行先で亡くなられたとの事、本日の告別式にて最後のお別れをさせて頂きました。
ソフビフィギュア、素体ドールなどでご存知の方も多いと思います。

余りの突然の知らせに言葉も見つかりませんでした。思えばガメラフルアクションモデルを造りたいと、初めて会社を訪ねてから、ガラモン、ヘドラ、究極版Ｇ３、ジーダス他など数々のリアル怪獣のソフビキットのほとんどをこちらのわがままを受け入れ試してもらいながらお互い試行錯誤を繰り返しながら、日本のソフビ技術はここまで出来るんだという職人気質にいつも感嘆させられたことを思い出します。
特に、社長はＧ−１ガラモンがお気に入りで、事ある毎に取り上げて頂きました。あのガラモンの背中のトゲが一発で抜けた時にはどれだけ嬉しかった事か。
また、お伺いする度に社員の方々の下町気質の気さくな対応、忙しい社長に代わっていつも笑顔で迎えて頂いた奥様にはいつも癒されました。この度のご不幸に際して心中察して余りあるものがあります。社員の方々も船長失くして大変かとは思いますが、お世話になった我々メーカーが社長の国内生産へのこだわりのご意志を引き継いで、良い作品を共に造り続けていく事がご恩に報いることになると思います。

本当に長い間お疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌