保健所から電話があった。
「赤痢はマイナスでした!」
「あ、そうですか。」と小声で答えた。
全く人騒がせな、まさかそんなことはあるまい、とは思っていてもなんだか患者にさせれれた感が強い。
今後の保健所との付き合い方に注意だ。彼らも役所の一員ということを忘れてはいけない。
夜9時ごろ、CRJ900で約800Km飛んでカイロ到着。
大きな都市型ホテルだ、ピラミッドの見える部屋のはずだけど夜じゃ見えるはずがない。
久しぶりにTVがばっちり見えた。トランプの就任演説を見たかったが、既にパレードの時間になっていてみることはできなかった。
朝、薄暗いうちからバスでピラミッド見学へ。
我々のツアーのために早めに門を開けてくれた模様。
やっと日が昇ってきてピラミッドが見えてきた。
こんなに小さくては感動ゼロ。ボタ山とおんなじだ。
スフィンクスもバスから見た時は全く迫力なしでみんながっかりしていたが、近づいて見ると何とも「でかい!!」
こうなってくるといよいよ雰囲気出てきたぞ。
このラクダに乗ってはいけないとガイドが言っていた。
最初の約束の金額では下ろしてくれないらしい。
下から7段目あたりに穴がある。
此処から入って90mほど穴の中を登って玄室まで行けるのだ。
これについては実は自信がなかった。外で待っていようか?
「「中は暗いのでしょうか?」「暗いところもあります。」
「階段なのでしょうか?」「階段のところもあります。」
??なんだかイメージが出来なかったが「エ〜〜イ、行っちゃえ!!」
穴のところまで大きな石を登る。石は階段状に切られているが柵や手すりはない。
要するにちょっとよろけたら数メートル落っこちてしまうわけだ。
確実に死ぬなあと誰かが言っている。(I think so!!)
これは怖かった。
目が良くても怖いと思うなあ!!
穴の中は暗く、途中途中に蛍光灯があるだけだ。
立って登れないところがほとんどで屈んで登るが頭が石にゴツンゴツンぶつかる。
どんどん登らないと人が詰まってしまう。
途中であきらめて戻る人もいる。
がんばりました!! 玄氏に到着。
しかし帰りのことを想うとまだ安心できない。
手すりにかじりつきながら足元を探りながらなんとか無事に地上に戻れました。
「ホッ!!」
帰国後もこの時の筋肉痛が残って大変でした。
今度はカイロ博物館。
内部にカメラ持ち込むには金がいるが、もう残金がなくて持ちこめず。
ミイラや古代の遺物に接して大いに満足。
博物館で一生懸命見たのは久しぶりだ。
近くの広大な敷地が工事中だった。世界最大の博物館を鹿島建設が建設するという。
楽しみですねえ。
あわただしく見学して昼には空港に向かう。
カイロの町。どうやってこの国を豊かにするか・・・大変だ。
ボーイング777で帰国です。
3度目の正直のエジプト・・・・♪see the Pyramid along the Nile・・♪
旅行中ずっと「You belong to me]の節が頭の中にあった。
ナイルもピラミッドも良かったよ。百聞は一見に如かずだ。
しかし、かみさんの付き添いないとどこも行けなことがはっきりした。
感謝だな。


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