今日は秋華賞。
牝馬三冠最後のレースです。
秋華賞には結構思い出がありますね。
PATの加入権を得て、初めて迎えたのが秋華賞。
その時の勝ち馬は、メジロドーベル。
その後の秋華賞では、ブゼンキャンドルから流すも、クロックワークを最後に消して馬連万馬券を取りのがす・・・・・
ティコティコタックで万馬券を取った時は、休日出勤で夕食時にVTRを見ながらビールを追加。
この日にスカパーも導入しグリーンチャンネルを見れる記念日に成りました。
その秋華賞が今日行なわれますが、牝馬3冠がささやかれている注目のレースですが、果して??
今週は、忙しくて事前考察を行なっている時間が在りませんでしたので、一夜漬けで考察しました。
1番人気のアパパネには嫌なデーターがありました。
ローズSの前哨戦で負けて巻き返したG1馬は、スティルインラブのみ。
そのスティルインラブは何故勝てたか?
同馬は、過去のレースでの上がり3Fの3着内率が、(6戦中4回 66.6%)の成績がありました。
要するに、末脚はしっかりしていたといえます。
今回のアパパネは、(8戦中3回 37.5%)しか有りません。
上がり3位以内率50%に満たない馬で、秋華賞を勝った馬はいません。
堅いレースと、荒れるレースとは紙一重のレース。
果して・・・・
【考察】
過去10年の秋華賞3着内馬の実績
A
ローテーションでオークスからの直行組は、オークスの勝ち馬か連対馬
(テイエムオーシャン、カワカミプリンセス)
B
夏の上がり馬は3Fの上がり3位以内率50%以上必要
ティコティコタック (12戦7回 58% 近走4連続1位)
ファインモーション (4戦4回 ローズS1着 上がり2位)
サクラヴィクトリア (6戦5回 ローズS2着 上がり1位)
C
G1連対馬で前走トライアルレース3着以内で上がり3位以内馬
レディパステル (8戦7回 紫苑S上がり1位)
ローズバド (9戦7回 ローズS2着上がり1位)
アドマイヤグルーブ (6戦6回 ローズS1着1位)
スィープトウショウ (8戦8回 ローズS3着2位)
ダイワスカーレット (6戦6回 ローズS1着3位)
ブエナビスタ (7戦7回 札幌記念2着1位)
その他
レッドデザイア、ブロードストリート、エアメサイア、ラインクラフト、ヤマニンシュクル
同馬達も上がり3着内率は50%以上をクリアしていた。
D
G1連対馬以外で、トライアルで3着上がり3位以内の馬
トーワトレジャー (6戦5回 ローズS3着2位)
レインダンス (11戦6回 ローズS3着3位)
ムードインディゴ (8戦4回 ローズS2着1位)
E
前走上がり3位以内のみ馬
シアリアスバイオ (9戦2回 紫苑S2着1位)
F
G1連対馬の逃げ馬
アサヒライジング
ヤマカツスズラン
ヤマカツリリー
G
その他 (上がり3着ない率は悪いが戦績5割以上)
プロヴィナージュ(8戦5複勝率 2勝)
ウイングレット (6戦3複勝率 2勝)
フサイチパンドラ (9戦7複勝率 2勝)
ブラックエンブレム (8戦4複勝率 3勝)
以上徹夜で調べたので、間違いがあるかもしれませんが (;´▽`A``
結論は、上がりのタイムが常に優秀ではないと京都2000Mの秋華賞では連対できない。
他では歴代勝ち馬14頭中、実に10頭が「二桁馬番」という、完全に「外枠優勢」という傾向がでている。
スタートして間もなく1コーナーにさしかかるので、一見内枠の方が有利に思えるが、外から被されやすいコース形態である。
所属厩舎別では関東馬の秋華賞における成績は、(※96年以降)
(2−3−5−71) 3着内率12%
ただでさえ関西馬が強いのにもかかわらず、秋華賞は京都で行われるため、「長距離輸送」がある関東馬は大きな不利となる。
その為、栗東留学という事が最近では多くなってきた。
では、以上のデーターを元に秋華賞を占う。
<ワイルドラズベリー>
上がり3位以内率は57%と物足りず、
G1連対実績もないが、前走ローズSでの「上がり33.4」は、
次位に0.4差をつける圧倒的な末脚。
次位に0.4以上の差をつける「上がり1位馬」は、秋華賞で抜群の成績を収めている。
05年
エアメサイア→秋華賞1着
06年
該当馬なし
07年
該当馬なし
08年
ムードインディゴ→秋華賞2着
09年
レッドディザイア→秋華賞1着
牝馬限定戦において、牡馬との対戦歴は非常に重要である。
牡馬混合のOP勝ちがあるのは、18頭中ワイルドラズベリーのみである。
京都は3戦2勝、2着1回という、最も得意としている舞台である。
輸送がない関西馬でもあり、イレギュラー馬でもある。
<アグネスワルツ>
オークスは、やや重で1000M通過が「60.6」というハイペースのなかで0.3差3着。
逃げたニーマルオトメは4.7差の18着に沈み、3番手を追走したショウリュウムーンも3.1差の17着に沈んだ。
8着までの8頭中7頭が、「4角8番手以下」という差し、追い込み勢が上位を占めた中、唯一先行して残ったのが、道中2番手を追走していたアグネスワルツ。オークスで最も強い競馬をしたのが同馬である。輸送がない関西馬でもある。
<アパパネ>
今回ももちろん有力であるが、勝ち切るまでは少々疑問である。
良馬場の京都では、勝ち切るまでの「切れ」が不足している事は、上記でも記したとおり。
上がり3位以内率は50%に満たず、オークスでの上がり1位は「やや重」であった。
上がり3位以内率50%の満たない馬で、秋華賞を勝った馬はいない。
しかし、同馬は過去にない長期栗東滞在の関東馬。
歴史が変わっても不思議では無いだろう。
一応、押さえで・・・(;´▽`A``
<クラックシード>
紫苑Sで「1.58.8」は優秀
紫苑Sで捲くる脚を見せた同馬にとって、この16番枠は最高の枠順。
上がり3位以内率75%は、相当強調できる数字である。
ただし、直前輸送の関東馬である。
<タガノエリザベート>
直線平坦コースではこれまで3回走り、いずれも「上がり最速」
デイリー杯では、リディル、エイシンアポロン、ダノンパッション、ダイワバーバリアら、強豪牡馬相手に上がり最速」ファンタジーSでは、次位に0.7差をつける圧倒的末脚を繰り出した。
<ショウリュウムーン>
ショウリュウムーンはダンスインザダーク産駒でる。
ムードインディゴ2着、レインダンス2着と、近3年で2頭の連対馬を輩出している。
上がり面も、近5戦中4戦で「上がり3位以内」と、大失速したオークス以外は安定した末脚を見せている
<アプリコットフィズ>
桜花賞では直前輸送だったが、
今回は栗東滞在で挑むのは相当プラス。
しかし上がり面では、現在3戦連続「4位以下」となっている点は、強調できない。
<サンテミリオン>
上がり3位以内率80%は、メンバー中NO.1の数字である。
フローラS勝ち馬は、オークスは勝てないというジンクスを打ち破った馬で、
底力はアパパネにも当然劣らない。この底力は要警戒であることは間違いない。
しかし、今回は初の長距離輸送、オークス以来のぶっつけ本番、テン乗り藤岡佑と、不安。
<レインボーダリア>
キャリア11戦中8戦で、「上がり3位以内」しかも現在8戦連続で、「上がり3位以内」という実績は優秀。デビュー以来、掲示板も外していない堅実派でもある。
札幌からの上がり馬&強調できる末脚は、00年10番人気で秋華賞を制したティコティコタックとかぶる。
ハァ〜
疲れた・・・・
買い目
3連複F
PHN−PHNB−PHNBCDFMO
これから出かけるので、府中牝馬Sの予想はパスします。
イレギュラー馬で注意する馬は@シングライクバード、Jコロンバスサークルです。

0