ヒトも動物  日記


日本は、WTO(世界貿易機関:World Trade Organization)「世界中で貿易を公平に自由にできるように会議を設けて、決まりなどを作るところ」に加盟している。

今のWTOに習えば、いらない作物も輸入しなければいけない。そして輸入国は、作物を輸入する時に関税「作物輸入するよ。だけど料金上乗せして国内農産物よりも高く売るからね」をかけられる。しかしWTOが開くラウンド(多国間交渉:加盟国が集ってルールや問題について話し合う会議)で、「その関税を限りなくゼロに近づけていこう!」ということに決まった。


なにがグローバリゼーションだ!貿易の自由化だ!
ボーダレスだ!

関税をゼロにして、どんどん輸入して、国内農業は価格競争に勝てなくて。
再生産(来期に生産するために必要なお金がないから)もできない!
どんどん自給率が落ちていって


儲けるのは誰だ!?


穀物メジャーと呼ばれている多国籍企業だけじゃないか!
名前だけの国際機関の影に隠れやがって、ふざけるな!

「経済力を背景にした自分たちのご都合主義に、他国は踊らされざる得ない。それを知っていて、物事を進めていく。」

 そういう姿勢が大嫌いだ!


とか思っていた。先生にそんな話しをしたら、


「そういう視点を持っていることは大切だ。だけれどそれだけ考えていたら失敗するよ。」
「グローバリゼーションっていうのは、やはりいいものなんだよ。例えば食べ物がなかった国があったとする。そこにグローバリゼーションの波が入ってくる。企業がその国に入るということだね。そうすれば、どぅ?今まで食べ物がなかったところに、入ってくるようになるだろう。グローバリーゼーションっていうのは、世界の「食料に対するレベル」っていうのかな?それをあげる、上昇させる。そういう作用もあるんだ。マーシャルにもいっぱい違う国のものがあっただろう?もう世界はあともどりできない。グローバリゼーションはとめられないねぇ。」

なんて話しを聞かせてくれた。

そうか、とおもった。
だから私は取り入れた。


考えてみよう。日本の自給率

カロリーベース自給率39%
一日に摂取するカロリーのうち、39%は国内産の食物から摂取していますっていうこと。

じゃあカロリーの高い肉を食べればいいじゃない!ってもしわたしが思いついたら、

じゃあその肉を生産するために、牛は一体どれだけのカロリーを輸入穀物からとっているんだろう? と私が言う。

お菓子、お茶、肉、野菜、鮮魚、缶詰
いったいスーパーにあるものの何割が純国産だろう。

そういうものには、必ずラベルや表記がしてある。
今は「国産」というだけで、付加価値が発生するから。


私がどうしてこんなに危機感を持っているか。


お金を積めばかならず他の国から食べ物が買える

時代が長続きすると思っていないから。

輸出国が不作だったら?
経済措置(日本はあかんから懲らしめてやる!)が発動されたら?
他国(中国が大凶作に見舞われたら、どの国が13億人分の食糧を補う?)に買い占められたら?

そして、一番の恐怖。
輸入国の作物が放射能汚染されて輸入できなくなったら?

一番最後の可能性。これは私には浮かばなかった。
*石油に置き換えて考えると考えやすいよ!



精神論でいうと、「国」なんて取っ払ってしまってもっと自由になろう
っていうのは響きがいいし、ヒトがもっているしがらみや意識から開放されるようで、「自分自身、そうなれればいいのに」
と思うことはよくある。


でも 
政府があって
政策があって
大衆があって
企業があって
お金があって
生活があって
個性があって

一番力があるのは、大衆。絶対に。
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