笹団子のひとりごと

本日は新宿高島屋地下１階の銘菓百選まで行ってきました。

売り場主任でしょうか？眼鏡の男性店員から「松屋常磐の味噌松風、一つキャンセルが出ました！」というアナウンスが。　前に高岡福信の本わらび餅を買ったときもこの人の口上で動きました。　結局今回も口上に動かされ、購入。（ついでに高岡福信の本わらび餅も（笑）

　
包装には「京都」ではなく「平安京」と書いてあります。

　
購入した側で切り分けます。　ウチの包丁は切れ味がイマイチで・・・（手入れの問題でしょ！（笑）

箱一杯に入った味噌松風を切り分け、口に入れると甘辛い味噌の味とフカフカの感触、蒸しパンのような風味が味わえました。　このフカフカさのためか？賞味期限は製造３日後だそうです。　購入したものは７月１日で昨日製造されたもののようです。　とはいえ、お店のある平安京・京都でもなかなか手に入らないそうなので貴重だったのかもしれません。

季節外れの一人栗祭り状態が続いています。（笑）

今日は中野にある虎月堂まで行ってきました。



前に仕事で中野通りを通ったときに気になる看板を見つけました。
「こげつどう」と「くりまんじゅう　くりもなか」というもので、九州・小倉の湖月堂を思い出しました。　なにか関係があるのでしょうか？

今回は栗以外のお菓子も購入しました。

　
昔話の絵本みたいなデザインの包装です。　「かつひこ」さん作です。


栗まんじゅうと栗もなかの詰め合わせを購入しました。

最初は栗まんじゅう・黄玉満（こうぎょくまん）
　

大きな栗にしろ餡と生地で包んだ感じです。
甘さを抑えた栗の風味を生かしたおいしい栗まんじゅうです。

次は栗もなか・虎月燕山（こげつえんざん）です。
　
黄玉満に入っているものより小ぶりですが、栗が入っています。　もなかにしては大柄でつぶ餡、こし餡があります。　こちらは遠慮しない甘さで芝田山親方納得の味でしょう。　渋いお茶と合いそうですね。

続いてどら焼です。
　

こちらもどら焼にしては大柄で、甘さを抑えたつぶ餡をふわふわの生地で挟んだおいしいものです。

最後に梅の実が入ったひととき梅です。
　

中華の焼き菓子のような生地の中にしろ餡、梅の実が入っています。
しろ餡の甘さと梅の実の酸味の組み合わせがいいですね。

さすがの私もひととおり食べるとお腹が一杯になりました。
東京の和菓子にしては大柄ですが、味はなかなかでした。
中野というと貴乃花部屋が徒歩圏内にあります。　もしかしたら部屋御用達かもしれないですね。

我慢できずに買った栗まんじゅうのあとは軌道修正し本来の目的、京都・老松のコーナーへ向かいました。

買ったのは季節感あふれる和のデザート、夏柑糖（なつかんとう）です。

これも実は、あんころりんさんの紹介記事を見て食べたくなりました。（笑）

かんきつ類というのはみかんや甘夏、八朔みたいに秋から春にかけて食される果物で、この時期に？と思う方は多いと思います。　ウィキペディアによると夏みかんだけは酸味が強くて春を過ぎたころにならないと生食に使えないそうです。

そんな夏みかんをそのまま生かしたのが夏柑糖（なつかんとう）です。

　


夏みかんの実をくりぬいた皮にそのまま果汁の入った寒天（ゼリーではありません）が入っています。　果実はありませんが、夏みかんの果実の持ち味を生かしたあっさり・さわやか上品な味です。

暑い日に冷蔵庫で冷やした夏柑糖。　風通しの良い部屋でいただきたいですね。

夏柑糖の本家・山口県萩市の夏蜜柑丸漬もいただきたいですね。

今日は新宿伊勢丹のデパ地下訪問をしました。
ちょうど、食品フロアリフレッシュオープンのイベントが行われていて、ちょっとした人だかりができていたところがありました。

　

黄色くて丸いものはあわまんじゅう。
福島県の柳津（やないず）町にある和菓子屋さん、小池菓子舗の出店です。

柳津町は福島県会津地方の西にあるところで、只見線というローカル線の中のローカル線というべき路線の沿線にあります。　ただ、信仰厚い会津の人柄でしょうか？福満虚空蔵尊の門前町で１，２００年の歴史を誇るところだそうです。　その門前町で温泉もある当地には、山深いにも係わらず何件もあわまんじゅうや栗まんじゅうなどを売っている和菓子屋さんがあります。

ただの観光地のお土産というなかれ！　この町を有名にしたのは大阪・朝日放送の「探偵！ナイトスクープ」という番組です。
この番組は視聴者からの依頼のハガキを厳選したものをお笑い芸人に調査させるというバラエティです。　ある大阪のお父さんの依頼で、福島に出張に来たお父さんが帰りに途中下車した柳津で入った和菓子屋さん、岩井屋さんの栗まんじゅうがおいしくてご家族のために一箱買ったのですが途中我慢できずにみんな食べてしまったので持ち帰れるよう見張って欲しいというものでした。（詳細はDVDが出ているので買うなり借りるなりしてください（笑）

我慢できないおいしさ。　それが気になっていました。

岩井屋さんではないですが、柳津の栗まんじゅうといえばやっぱり気になります。　別の店（次に紹介します）に行く予定でしたがこちらも購入することにしました。　しかも、栗まんじゅうだけでなく、あわまんじゅうと茶まんじゅうも。（笑）　あわまんじゅうは２日、他は４日、冷凍すれば３ヶ月もつということも思い切って買った理由です。

　
この素朴なデザイン、いいですね！


思い切って三色５個ずつの箱買いしました！

最初は茶まんじゅう。

　
こしあんたっぷりの素朴な茶まんじゅう。　遠慮なくあんこが入っているのがいいですね。

つぎはあわまんじゅう。

　
初日はやわらかくて、半分に切るのが大変でした。　もちもちやわらかでした。　お店の人は２日目がもちもちしているからお勧めとのことです。　翌日の方が固まっていたので食べやすかったでしたよ。

最後に問題の栗まんじゅう。

　
茶まんじゅうと区別しやすいように、上にゴマがふってあります。
見てください！真中の大きな栗を！
黒糖を練りこんだ皮に白あんで包んだ栗といった感じですね。　周囲のあんと皮は出すぎず、栗の持ち味を生かしたおいしいまんじゅうです。
お父さんが我慢できなかったのが理解できます！

お昼は新橋だったので久々に香川県と愛媛県のアンテナショップ・「香川・愛媛せとうち旬彩館」まで行ってみました。

和三盆糖というと徳島県というイメージがありますが、香川県でも生産されています。　今回は和三盆糖を使ったお菓子を購入。

　


最初はばいこう堂の和糖どら焼きです。
このどら焼は茶褐色の生地です。　和三盆糖の製造過程でできた蜜「和糖」を生地に混ぜたからです。　同じく和三盆糖で炊いたやわらかいつぶし餡とあわせて上品な甘さです。

次は栗納豆です。

　

　

高松の湊屋の和三盆渋皮栗納豆です。
渋皮付きの栗を蜜に漬けて和三盆糖をまぶした甘納豆というより和風マロングラッセといった感じの贅沢なお菓子です。　表面は砂糖が固まって硬めですが、中はやわらかいです。　噛んだときの栗の風味がいいです。
栗マニアの方、是非ご賞味して下さい！

横浜の古い町・野毛山の帰りに横浜駅西口地下街・ザ・ダイヤモンドにて平塚にある生チョコレートの元祖・シルスマリアの直営店を発見！

シルスマリアの３種の生チョコレートの詰め合わせを購入しました。



最初にプレーンな生チョコレート・公園通りの石畳。

　


ほどほどの甘さでやわらかくておいしいですよ！
冷蔵が基本ですが、ちょっと外に出してやわらかくした状態で食べると口の中でトロトロに溶けて快感です。（笑）

次はシルスマリアのアールグレイ。

　


紅茶の香り、風味が楽しめる生チョコレートです。

最後にホワイトチョコレートに細かくした苺を練りこんだスノーベリーです。

　


スノーの名の通り、甘めのホワイトチョコレートが溶けると練りこんだ苺の粒が出てきます。　甘さと酸味が同時に味わえるチョコレートです。

公園通りの石畳は神奈川県の指定銘菓です。　納得の味です。シルスマリアには生チョコレート以外にもケーキや焼き菓子が色々ありました。　そのうち機会を作って平塚に行って店内で色々食べてみたいと思います。

ヤボ用で訪れた横浜。　その帰りにこちらもあんころりんさんご紹介のお菓子、シベリアを求めて桜木町の駅を降りました。



お店の名前はコティベーカリー。　大正５年創業の老舗パン屋さんです。



これがコティベーカリー特製のシベリアです。　とにかく大きいです。　手で持つと手のひらが隠れます。（笑）　真中は水羊羹でカステラはふわふわなので圧倒される大きさに反比例してあっさり胃に収まります。

シベリアは明治後半から大正初期頃に生まれたそうで、そうしたかつての港町横浜の雰囲気を感じる和洋折衷のお菓子が残っているのが面白いですね。
ロティベーカリーには他にイギリス風クッキーのロックケーキなど色んな種類のパンやお菓子を製造・販売しています。

ロティベーカリーがある野毛山は横浜の古い町の一つです。　中華街やかつてファッションの先端だった元町の影に隠れてしまった印象ですが、飲食店を中心に成田山横浜別院や伊勢山皇大神宮といった宗教施設に大衆芸能の横浜にぎわい座もある浅草のような雰囲気の町です。
また、坂を上れば見晴らしがいい野毛山公園があります。　公園内には入場料無料の動物園・野毛山動物園があります。　規模は小さいものの、小さいお子さんがいる家族連れにはいいと思います。（画像は今年３月）


千葉市動物園の風太くんのように二本足で立つことはできませんがぬいぐるみみたいなレッサーパンダ。

　

ペンギンやキリンもいます。

豪徳寺参拝のあと、あんころりんさんが紹介されたお店へ向かいました。

　
お店の名前は東肥軒。　豪徳寺駅の北、山下の商店街にあります。　お菓子の他に猫グッズも多数あって猫好きにはたまらないところです。

散々迷いましたが今回はあんころりんさんご紹介の黒糖饅頭と招福万寿　千代香猫を購入しました。


　

黒糖饅頭は黒糖を使った皮に甘さを抑えたこしあんの標準的なおいしい饅頭です。　招き猫の焼印がしびれますね。
千代香猫は「チョコニャン」と読みます。　お店の方の遊び心を感じます。（笑）　ココアの生地にチョコチップを練りこんだミルク餡が入っていてチョコ好きにはたまらないです。　当然、私も好きです。　和菓子というより洋菓子ですね。

猫関係のお菓子は和菓子系の他に招き猫サブレもあります。　こちらも次の機会に挑戦したいですね。

前から行ってみたかった招き猫発祥の地、豪徳寺まで行ってきました。

豪徳寺は貧しいお寺で、和尚さんが飼い猫に「これだけ可愛がったのだから何かいいことはないのか？」といってからしばらくすると山門に鷹狩りのお武家様のご一行が。
「山門にいる猫が手招きをした。　様子がおかしいので来てみた。」とのことでお寺にご一行を招いてお茶を入れたところ急に雷雨が。　実はお武家様は近江の井伊家の殿様で、これを縁に豪徳寺を菩提寺にしたそうです。　貧しいお寺をお殿様の菩提寺にしたということで福を招く招き猫が生まれたとのことです。
化け猫とか魔物といった悪いイメージの猫ですが、こんな恩返しもするんですね。
小田急線豪徳寺駅から商店街を抜けて閑静な住宅地を通るとお寺の林が見えてきます。　南に回ると山門に出ます。


山門をくぐると仏殿。


さらにその奥に本殿があります。


本殿での参拝を済ませると事務所に併設の売店へ直行！


売店では￥３００の豆猫から￥５，０００の大きな猫まで８種類の猫が置いてありました。　私は部屋に飾るのに丁度いいと思った￥５００の猫にしました。


買ってよかった♪　ご満悦です。

豪徳寺へは東急世田谷線の宮の坂のほうが最寄だそうです。　京王線、田園都市線沿線の方はこちらがいいかもしれません。

天神平のお花見の後に上越国境の集落・湯檜曽へ。

群馬県はうどんが盛んだそうで、田舎うどんの食堂やまびこで昼食。



最初はわらびのおひたし。
わらびっておくらみたいに粘りがあるんですね。　それでいてシャキシャキした食感がおいしいです。



つぎは真打、田舎うどん！
山梨のほうとう、大分のやせうまにうどんが入ったといった感じでした。　味噌の出汁で野菜・山菜がたくさん入っていておいしいです。　こういう純和風はいいですね。
やっぱり私は日本人？