笹団子のひとりごと

新宿高島屋にて開催の第12回 グルメのための味百選にて松江・風流堂のお菓子を購入！

今回は秋のお菓子、粒栗かんの秋鹿（あいか）。

　
　


皮むきあんを使ったのでしょうか？　羊羹の色が薄いです。　食べると水ようかんのような軟らかさです。　お茶の町・松江のお菓子らしく、今回の催事で購入した羊羹の中では一番甘かったでした。　ただ、それでも控えめなんですけどね。
栗は豪快に丸ごとではなく、切り分けて粒にして散らしてありました。　その辺も繊細さを感じさせます。　お茶席向けを意識した作りなんでしょうね。

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて愛知県・まつ月（まつづき）のお菓子を購入！

　
　
　
松風栗むし羊羹という名でその名のとおり、松風と栗むし羊羹が合体した棹菓子です。

羊羹は栗がたっぷり入った、甘さを抑えたものでした。　栗の甘みを最大限に引き出そうということでしょう。　松風は切り分けが難しいくらいフカフカしたやわらかいものです。　塩味が効いて赤褐色なのは原料にしょう油が入っているからのようです。　これも栗の甘みを引き出すためなのでしょう。

まつ月は今週、日本橋高島屋で開催される物産展でも出店されるそうです。　新宿は遠い・行けないという方で興味のある方は行かれてはいかがしょうか？

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて神戸にある豚まんの店・老詳記の豚まんを購入。

　
　
　
こちらの豚まんは大手パン屋の肉まんとくらべてはるかに小さいです。　これは豚まんの手本にしていたのが大陸の天津という町の包子（パオズ、要は肉まん）だからだそうです。
小さいというだけで不味いとは限りません。　油で炒めたのでしょうか？　油がついた皮を持ってかじるとネギでしょうか？強めの風味がするものがあり、それが具材の豚肉を引き立てているようです。

最初の３個を一気に食べて、残りの３個をレンジで加熱していただきました。　弱めに加熱したせいか？　冷えているよりましなんですがイマイチ温度が低かったでした。　こんな時は蒸し器があればいいんですけどね。　今は電子レンジでも蒸し器のかわりになるパックが売られています。　そのうち買おうか？などと考えています。

異文化が集まる街、神戸には和洋中など様々な料理がいただけるようです。　東京のデパ地下に出店している洋菓子店が今では珍しくないですが、和菓子については未知数です。　いつか京都の誘惑を振り切って行ってみたいと思います。

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて石川県小松市にある和菓子店・松葉屋の羊羹を購入！

　
　
月よみ山路・栗むし羊羹は竹の皮に包まれた蒸羊羹です。
竹の皮をむくと栗の香りとともに堅めの羊羹がでてきます。　口に入れると栗の甘みを感じます。　栗の甘みを生かすために砂糖を抑えて使っているようです。　また、羊羹の所々に栗の実が入っていました。　秋ならではのお菓子ですね。

姉妹品の羊羹にくるみがあるようです。
そちらも将来試食をしてみたいですね。

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて群馬県高崎市にある甘納豆専門店・芳房堂にて甘納豆を購入！

　

最初は栗甘納糖初霜。。

　
こちらも丹波の栗に負けないくらい大粒の渋皮付きくりに砂糖がかかっています。　ただ、こちらは栗の実の内側までじっくり煮込んでいます。　やわらかくて京都の若菜屋の栗阿彌より甘納豆らしいです。　まぁ、これは栗の実らしいほうがいいか？甘納豆らしさがいいか？の趣味の違いなんですが。

次は小豆甘納豆。
　
極めて一般的な甘納豆ですね。　ただ、一粒一粒皮が破れないように煮込んであるところがすごいと思います。　味はやや甘いので渋めのお茶がいいでしょう。

出店していたお店の人によればそのままでは２週間もちますが、冷凍すれば半年持つそうです。　もっとも、その２週間以内に食べてしまいそうですが。

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて出店の松江の和菓子屋さん、風流堂にて季節のお菓子を購入！



最初は呼子鳥。
　
　
上に紅葉の形を押してあります。　くりきんとんに小豆のこしあんを包んだお茶席むけの上品なお菓子です。　こしあんと栗あんの滑らかさ、つぶの感触が味わえます。　甘さはほどほど。　食感だけでなく、甘さでも軟らかさを感じます。

次は栗上用。
　
　
栗の形をした上用饅頭で、中に渋皮付きの栗の身がゴロっと入っています。　しっとちモチモチでやわらかい上用の皮をかむと口の中に薯蕷の風味、栗の食感、舌触りがあります。　甘さは呼子鳥より強めです。

しかし、栗を使った饅頭はいろいろあるようですね。

この物産展では松江のお菓子の重要な素材の一つ、島根県産の仁多米（にたまい）の販売も行っています。

新宿高島屋にて開催中の第12回 グルメのための味百選にて出店の愛知県・まつ月（まつづき）にてこだわりのお菓子を購入！



最初は本わらび餅。
　
　
ご主人が自ら山中にわらびを探し求めて採取し、わらびでんぷんを精製（１００ｋｇから６，７ｋｇだけしか採れないそうです）して５年かけて乾燥したそうです。　そんなこだわりのわらび餅は口に入れるとじわじわと溶けてなくなります。　やわらかな甘さ、やわらかな感触のわらび餅です。

次はこだわりの柿羊羹、眠り柿ずくし。
　
　

こちらも５年かけて乾燥させた柿を原料に作られた羊羹です。　口に入れると羊羹の甘さだけでなく柿の風味も感じることができます。　食感はやわらかくて弾力があるもので口に入れて噛むと柿の風味が広がります。

出店にはまつ月店主自ら販売しています。　この店主、一つ聞くと百答える方なのでお店に余裕ができると写真付きでじっくりご教示していただけるのでこだわりの材料について興味のある方は聞いてみるといいでしょう。

ペパリッジファームクッキーのチャンクシリーズ、チェサピークを購入！


　
大判クッキーに大粒チョコチップと小粒ながらピーカンナッツが散りばめられています。　相変わらず食べ応えのあるクッキーです。　まさに男のお菓子！

ただ、難点を言えばピーカンナッツは大雑把に切ってばら撒いて欲しかったですね。　姉妹品・サウサリートは大粒マカダミアナッツがゴロゴロでしたからね。　もっとも、ピーカンナッツは生産に波があるそうなのでもし不足しているならあるだけでマシかもしれないです。

府中伊勢丹にて開催の第１１回京都歴代のれん市で栗菓子専門の京栗菓匠若菜屋で栗菓子を購入！

最初は焼き栗きんとん。

　
　
栗あんにいんげん豆の白あんを混ぜて練り上げた栗型のお菓子です。　栗のホクホクした感じがよく出ています。　現代風の甘さほどほどタイプで栗の自然な味を味わいたい方向きでしょう。

次は栗阿彌。
　
　
　
大粒の丹波栗を渋皮付きで蜜漬けしたお菓子です。　一粒一粒丁寧に包装されていて和製マロングラッセといった感じでしょうか？　遠慮の無い甘さで渋いお茶と一緒にいただくほうがよさそうです。

個人的には栗の風味を生かした焼き栗きんとんの方が良く感じます。

府中伊勢丹にて開催の第１１回京都歴代のれん市でどら焼で有名な笹屋伊織が実演販売で出店していました。　どら焼以外の商品はしりませんでしたが、できたてなので購入！


左は黒豆餅、右は京都秋の和菓子・栗餅。

黒豆餅は大福の黒豆版といった感じで、普段甘く味付けされている黒豆が塩で味付けされていました。　やっぱり豆大福というと豆が塩味のほうがいいですね。　中のあんの甘さが引き立ちます。

隣の栗餅の栗はやはり甘く味付けされていますが、こちらは問題無いですね。　栗は甘く味付けされた方がいいんでしょうね。　この栗餅、東京でも誰か作ってもらえないでしょうか？　それとも関東の人の口にあわないとか？