お昼休みを過ごした芝大門で前から気になっていた和菓子屋さんでお買い物。
お店は
芝榮太楼。
明治時代に日本橋の
榮太楼から暖簾分けしたお店で名物は最中だそうです。
今回はその中でも独創性豊かな意匠の
江の嶋最中を購入しました。

包装を開封すると・・・。

貝をかたどった最中です。 中に入っている5種類のあんによって形が違います。
最初は
粒あん。

鮑(あわび)をかたどった最中種です。 小豆は大納言でしょうか? もともと
大粒の大納言小豆の中でも粒が大きいです。 小豆の舌触り、食感がいいです。
この粒あんは好みです。
次は
柚子あん。

蛤(はまぐり)をかたどった最中種です。 柚子あんは柚子の風味が強いです。 酸味があるので
甘いあんにも係わらずさっぱりした後味です。
次は
胡麻あん。

帆立貝をかたどった最中種です。 最初はこしあんのように感じますが後からジワジワと胡麻の香ばしい風味が味わえます。
−追記−(2008.07.03)
帆立ではなく赤貝だそうです。
続いて
白あん。

牡蠣(かき)をかたどった最中種です。 なめらかな舌触りの白あんは遠慮のない甘さです。 白あんは総じて甘いですね。
最後は
こしあん。

これも最中種は帆立貝をかたどったのでしょうか? 遠慮のない甘さですが、なめらかな舌触りがいいです。 小豆を良くこしたのでしょうか?
−追記−(2008.07.03)
これは帆立貝だそうです。
和菓子の良さは味だけでなく、形の美しさもあります。 江の嶋最中もこうした和菓子の一つですね。
芝榮太楼は最中だけでなく、この時期には竹筒に入った水ようかんもあります。 他のお菓子も魅力的です。 また機会を作って訪れたいですね。

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