笹団子のひとりごと

新宿高野本店でのお楽しみの後に近くの新宿中村屋本店に寄りました。


今回は１階にあるパンのコーナーでお買い物。



左がピロシキ、右がカレーパンです。
どちらも中村屋創業者の相馬夫妻を慕った文化人の集まり、中村屋サロンに関係があるものです。
カレーについては過去に記事にしていますので省略します。　今回はピロシキ発祥のロシアとのつながりについてです。
現ウクライナで生まれた詩人ワシーリー・エロシェンコも中村屋サロンにいた一人で、それが縁で昭和２年に開設した喫茶部にボルシチがメニューになり、看板になったそうです。　ピロシキについてはサイト上で明らかにしていませんが、中村屋サロンを通じて中村屋に伝わっただろうと思います。


最初にカレーパンの紹介です。
横長の揚げパンで具には万人向けに味付けされた甘口カレーが入っています。


次はピロシキです。
丸い揚げパンで具にはやや甘く味付けしつつスパイスが効いているひき肉が入っています。　こちらも万人向けで量も抑えてあります。

どちらも新宿中村屋本店の看板商品で注文すると暖かいパンがいただけます。　その場で食べた方がいいのですが、持ち帰って冷えてもレンジでちょっと加熱するとおいしくいただけます。

ボルシチもそのうち機会を作っていただきたいですね。

過去の新宿中村屋の記事
「雰囲気を変えてインドカリー」（2008/3/3）
「インド独立とカレー」（2005/5/30）

新宿高野本店では帰りに地下２階でケーキのお持ち帰りをしました。

　



最初はマスクメロンのショートケーキです。
３層のふんわりスポンジの間にスライスしたマスクメロン果肉と生クリームを挟んだケーキに球状にカットしたマスクメロン果肉をトッピングしたケーキです。
ジューシーなマスクメロン果肉と生クリーム、スポンジの組み合わせがおいしいです。


次はラフランスのショートケーキです。
２層のふんわりスポンジにスライスしたラフランスの果肉と生クリームを挟んだケーキにカットしたラフランスの果肉をトッピングしたケーキです。
これまたジューシーでちょっぴり酸味がするラフランス果肉と生クリーム、スポンジの組み合わせがおいしいです。

パフェだけでなく、ケーキも果物のみずみずしさ、持ち味を生かしたおいしいものですね。


過去の新宿高野の記事
「栗がいっぱい！新宿高野訪問３」（2008/11/30）
「マンゴーがこんなにおいしいなんて！」（2008/6/15）
「イチゴが一杯！新宿高野１」（2008/3/3）

久々に行ってきました、新宿高野本店！
今回も季節限定パフェ目当てです。



今回はマロンパフェです。

ご覧のとおり、秋の味覚の栗が満載の贅沢なパフェです。

最初にマロンクリームがたっぷりのったパイから手を付けました。　マロンクリームの上品な甘さ、舌触りがおいしいです。

次に大粒の栗の渋皮煮と甘露煮２個づつをいただきました。　栗のホクホク感がおいしいです。

マロンアイスクリームも一つのっています。　こちらも上品な甘さ、舌触りがおいしいです。

表層を処理するとその下にはカラメルソースがかかった生クリームの中にローストしたナッツが入っていました。　ほろ苦さ、香ばしさがおいしいです。

その下にはヨーグルト風味の砕いた氷があって、さっぱりしているので口直しになります。

最後にコーヒーゼリーなんでしょうか？褐色のゼリーと細かく切った栗が入っていて、栗の余韻に浸ることができました。

栗をふんだんに使ったボリュームたっぷりで、量だけでなく質もいい究極のパフェでした。


過去の新宿高野の記事
「マンゴーがこんなにおいしいなんて！」（2008/6/15）
「イチゴが一杯！新宿高野１」（2008/3/3）

お昼を過ごした浅草橋でよく通る気になるお店に入りました。

場所は浅草橋駅の西、日本橋馬喰町から下谷に上る左衛門橋通りを少し北へ向かうと通りの西にあります。

　この辺は同じ浅草橋界隈でも浅草へ向かう人形問屋、衣料品アクセサリーや飾り問屋で賑わう江戸通りと比べると静かです。　こちらも衣料品問屋が多いです。

　それでいて、近くに中国人や韓国人と思われる学生が多い日本語学校や日本でいう中高にあたるらしいフランス人学校があったりして決して静かでもないです。　都立高もあるので夕方は賑やかです。
浅草橋には古い飲食店が多いので食べ歩きには面白いと思います。

お店は岩槻屋星野。　お店には「豆菓子」と書いてありましたが、おかきに煎餅といった米菓が主のようです。


迷いましたが２点ほど購入しました。

最初は鬼揚げです。
　
名前に似合わずさっくりやわらかめの塩味おかきです。　塩味は控えめで、後からお米の甘みがします。　これは食べているとすぐなくなります。（笑）

次は黒糖かりんとうです。
　
甘さ控えめに、サクサク軽い歯ごたえのかりんとうです。
これもすぐになくなりそうです。（笑）

明治３３年創業なので百年を越す老舗なのですが、ネットで検索してもあまり情報が無いので土地の人に親しまれているお店のようです。

立川伊勢丹にて開催の新潟・長野物産展にて出店の長野県の栗の町・小布施にある桜井甘精堂で購入した純栗かの子ようかんをいただきました。

　
　
　
純栗あんようかんに大粒の栗の実を散りばめた贅沢なようかんです。　画像からもその様子がわかるかと思います。

栗あんの舌触り、栗の実のホクホク感がおいしいです。

桜井甘精堂の出店ではおいしい栗おこわも購入しました。　こちらの詳細は過去の記事をご覧になってください。

桜井甘精堂の過去の記事。
「桜井甘精堂・新宿伊勢丹に出店２」（2008/9/28）
「桜井甘精堂・新宿伊勢丹に出店１」（2008/9/28）
「新宿高島屋　ズームインスーパー全国うまいもの博２」（2008/9/10）
「長野の栗菓子」（2008/4/26）
「日本橋三越本店　第６２回　全国銘菓展１」（2008/4/13）

１１月１２日に久々に上野うさぎやまで行ってきました。
しかし、その日は定休日。　そうです！上野うさぎやは水曜日が定休日なんです。

　
お店のうさぎ像は暗くなると光るんですね。

翌日にリベンジに行きました！
もちろん、どらやきは買えました。
　
ちょっと歩いて湯島天神で包装を解き、一ついただきました。

　
残り２つは家に帰ってからいただきました。
きめが細かくてふんわりした生地でトロトロつぶしあんを挟んだお菓子です。
店頭では暖かい状態で貰えます。　その時はさらに生地がやわらかいです。


過去の上野うさぎやの記事
「東京和菓子の激戦区」　（2006/12/19）

府中伊勢丹にて１１月５日から１０日まで開催された全国有名弁当とうまいものまつりにて北海道小樽からルタオが出店していました。
ルタオは例によってお取り寄せできないロールケーキの販売を行ってました。


　
　
今回はジャージーロールです。
ジャージー牛の牛乳からとれた生クリームを塗ったきめ細かいロールケーキです。　表面をやや焦げめに焼いたためにほろ苦くて香ばしくなっていました。
全体的に甘さ控えめで生クリームは牛乳の風味が豊かでした。


過去のルタオの記事。
「新宿伊勢丹秋の大北海道展５」　（2008/9/7）
「小樽ルタオ・新宿伊勢丹に出店」（2008/8/3）
「池袋東武・食の大北海道展２」（2008/1/19）
「初夏の北海道展２」（2007/5/3）
「結局買ってしまう（笑）」（2007/3/18）
「小樽を忘れてもらっては困る！」（2007/1/28）

１０月２９日から１１月３日まで新宿小田急にて開催された九州・沖縄の物産展にて購入の佐賀のお菓子をいただきました。

佐賀県は長崎県に隣接していることから、かつては南蛮渡来の砂糖の主要流通ルート、シュガーロード上にありました。　その影響か？佐賀市は総務省統計局の家計調査の都道府県庁所在市別ランキングではようかんの購入がダントツの１位です。
そんな佐賀県の小城市には独特の羊羹があります。
その名も小城羊羹です。

購入したのは本社の所在地が佐賀市なんですが、小城羊羹協同組合に加盟している村岡屋の羊羹です。

　
　


昔風味の小城羊羹の特徴は表面の糖分を固めたものです。　表面が硬いため切り分けにくいです。　しかし、硬くなった表面はシャリシャリとした食感がします。　羊羹の中はしっとりとして甘さは意外と抑えてあります。

　
　
こちらも村岡屋の製品でさが錦小豆です。
小豆などの豆が入った豆カステラを薄く切ったバウムクーヘンで挟んだ創作和菓子です。
バウムクーヘンのバターの風味が口に広がります。　豆の食感が楽しめます。

新橋にてお昼を過ごしたので文銭堂本舗まで行ってきました。

こちらは東京では珍しく、来店すると早速煎茶が振舞われます。
「お茶でもいただきながら味わって選んで下さい」という方針なんでしょうか？　商品への自信の表れなんでしょう。
今回は数ある商品の中から生菓子を３点購入。

　

最初は大粒餅です。
　
右は中身がわかるようにしたものですが、包丁が無い場所にいたので見かけが悪いのですが、手で裂いたものです。

道明寺の中につぶしあんが入った餅菓子です。　道明寺というと京風の桜餅によく使われていますが、大福のような形は珍しいですね。
道明寺の粒々の舌触り、モチモチした食感、小豆の風味豊かなつぶしあんがおいしいです。　つぶしあんの他に白胡麻あんがあります。


　
次はかぼちゃ饅頭です。
かぼちゃを小麦の皮とあんの両方に使った饅頭です。　鮮やかなオレンジに近い黄色が目に留まります。　着色料を使わずにかぼちゃ本来の色を出したとか。
かぼちゃのホクホク感、甘みを上品に引き出しています。

最後に焼きんつばです。

　
丸型の京風きんつばです。　薄い皮をまとった粒あんの中に求肥が入っています。
小豆の風味豊かな粒あんがおいしいです。

文銭堂本舗は看板商品が最中の文銭最中です。　他に慶応大学前にもお店があるからか？最中種のパリっとした食感が味わえる手付け最中・学問のすゝめ、羊羹に季節の生菓子も挑戦してみたいと思います。

またお昼を東京・神田で過ごしました。
こちらも前から気になったお店です。　今回は志向を変えて煎餅です。


お店は神田淡平です。
５００年を越える歴史を持つ老舗だそうで、今の当主、鈴木さんは五代目です。　昔から同じ商品を作り続けているだけでなく、新たな商品の創作にも余念が無いようです。　唐辛子をまぶした激辛煎餅はこちらが元祖とのことで、先代は「激辛」で１９８６年の流行語大賞で銀賞を受賞されました。

今回も色々購入しました。


最初は生醤油煎餅です。

開封すると醤油の香りがする標準的な煎餅です。
コクのある醤油とサクサクした食感がおいしいです。　飽きの来ない味ですね。

次は山椒煎餅です。

ご覧のとおり、生地が見えないくらい香辛料がたっぷりまぶしてある煎餅です。
香辛料は山椒、七味で他に青海苔もまぶしてあります。
辛さの中に甘みを感じますが、後から刺激が口の中と鼻にやってきます。　でも、後味はさっぱりしています。　特辛子煎餅が元祖激辛なので山椒煎餅は２番目に辛い煎餅のようです。
他に煎餅は１５種類あります。　専門店の強みですね。

煎餅以外にあられも購入しました。
　
４種類の詰め合わせです。

　
左：ザラメ　右：海苔

　
左：胡麻　右：七味

甘みの中にコクのある醤油の味がするザラメ、醤油との組み合わせがいい風味豊かな海苔、少し香ばしい胡麻、じわじわと辛さを感じる七味です。

こちらの煎餅は一枚で大手食品メーカーの商品が何枚も買えるのですが、江戸前なんでしょうか？醤油の効いたものになると専門店にはかなわないと思います。　たまに専門店の煎餅を少しずつ買って前種類制覇なんてやってみたいですね。（笑）