笹団子のひとりごと

遅くなりましたが過去の記事、「初冬の美濃　お菓子を求めて１」で大垣の町で購入したお菓子の話です。

御せんべい処　田なかでは看板の大垣せんべいを購入しました。

　
一枚一枚丁寧に炭火で焼いたみそが入った甘味煎餅です。　歯ごたえが楽しめる硬さが３種類あって一枚の厚焼、中間の二ッ折、日本一硬いといわれる四ッ折があります。

　
　
今回は厚焼を購入しました。
せんべいを口に入れて噛むと歯ごたえがしてほんのり味噌の味、風味、胡麻の香ばしさがします。　一枚、また一枚と食べてしまいます。

別のお店（本家でしょうか？）のみそ入りせんべいはタレントの杉浦太陽さんのお気に入りのようです。

御せんべい処　田なかは話好きで陽気な奥さんと焼いている様子を画像にしたいと申し出ると「顔は写さないで（笑）」とシャイな職人のご主人の二人三脚といった感じでほのぼのとしたお店でした。

中津川では新杵堂にも立ち寄りました。　看板の栗粉餅はすでに今年は終了していましたが、栗納豆を購入しました。

　
　
大粒の栗の甘納豆です。　時間がたってしまったからでしょうか？硬めなのですが、甘さ控えめで栗本来のホクホク感、甘みが味わえます。　甘納豆というより和製マロングラッセといった感じです。

私が行ったお店は中津川の市街地にある昔からの店舗でしたが、新杵堂は中央高速・中津川インター近くに本社およびニューヨークスタイルカフェのエスカフェがあります。　今の社長が建てたそうで、そちらでは和菓子の他に洋菓子や食事もできるそうです。　中津川にも新しい風が吹いているようです。

こちらは小布施でなく長野駅で新幹線を待っていたついでにながの東急のデパ地下で買ったものです。
小布施の竹風堂の栗あんどら焼、どら焼山です。

　
　
栗あんをしっとりとした生地で挟んだどら焼です。
日持ちの都合で栗あんには水飴が加えられていますが細かくした栗の甘露煮のホクホク感がおいしいです。

竹風堂も色々栗菓子を製造・販売されています。　小布施だけでなく、長野や松本にも店舗があるのでその分行きやすいですね。

野沢温泉の帰りに栗の町、小布施に寄りました。

小布施堂で事前に予約した栗のお菓子を購入しました。



　
　

　
こちらは栗きんつばです。
栗あんとカットした栗が入った皮以外栗のみの贅沢なきんつばです。
上品な甘さ、栗あんのなめらかな舌触りがおいしいです。
この商品は購入の前日、午後２時迄に予約が必要です。


　
　
こちらも要予約の栗菓子、くりは奈です。　紹介済みなのですが、画像を取り直しての投稿です。　投稿済みなので簡単に紹介します。
開封すると香ばしい香りがします。　口に入れると上品な甘さ、栗と赤えんどうの香ばしさが広がります。


過去の小布施堂の記事
「日本橋三越本店　第６２回　全国銘菓展３」（2008/4/13）
「日本橋三越本店　第６２回　全国銘菓展２」（2008/4/13）

野沢温泉を去る前にお土産の調達です。

常盤屋旅館近くに気になる看板を見つけました。


土産物屋のフキヤ商店さんです。
温泉まんぢうとは常盤屋旅館の千人風呂みたいな大正ロマンを感じます。　創業大正１３年とか。

向かいには製造部（工場）があります。
お店でバラで買えば暖かい温泉まんぢうがいただけます。

　
　
　
しっとりしたこしあんです。　できれば店頭で暖かいものをいただきたいですね。
冷えても電子レンジで１個につき１０秒くらい加熱するとおいしくなります。

　
こちらは温泉まんぢう栗入りです。
焼印が栗型で、温泉まんぢうのこしあんに栗の粒が入っています。　栗の食感、舌触りを楽しめます。

野沢温泉では外湯めぐりもしました。


こちらは大湯です。
常盤屋旅館の近くで温泉街の中心にある外湯です。
温度が違う２つの浴槽があり、どちらも温度が高めです。　とても熱い浴槽にはあまり入る人がいません。


こちらは河原湯です。
大湯からそれほど離れていませんが、観光客より地元密着の雰囲気です。　浴槽が一つで大湯と比べるとやや温度が低いです。（それでも熱いですけどね（笑）

　
こちらは麻釜（おがま）という源泉で地元の方が炊事や工芸品の原料の加工に使っているそうです。

外湯めぐりは熱さを辛抱すれば土地の人の温泉生活をうかがうことができますね。

野沢温泉の常盤屋旅館での食事のつづきです。


朝食です。


わらびの煮物です。　たまに食べるとおいしいですね。


これは新潟産でしょうね。　「えごのり」という海草から作った寒天みたいなもので辛子醤油でいただきます。　福岡では「おきゅうと」と言われるようですね。

野沢温泉の常盤屋旅館では食事は山海の幸を使ったものでした。


夕食です。


お造りです。

　
さわらの奉書焼はなかなかでした。

　
ふぐ鍋です。


山菜のてんぷらです。


信州牛のステーキは醤油ベースの和風タレでいただきました。　身がやわらかくておいしかったでした。


ご当地物、野沢菜漬けです。　シャキシャキして塩味が効いておいしかったでした。

週末に長野県の北東端にある野沢温泉まで行ってきました。

　

東京駅から１時間半ほどで長野駅に着きます。　そこからレンタカーで寄り道をしながら夕方に野沢温泉に着きました。（長野駅東口から野沢温泉まで直行バスもあるようです。）


今年は暖かいのか？雪は山の上に若干ある程度でした。

　
宿泊は創業３６０年の老舗、常盤屋旅館です。（お世話になりました）
温泉は加水、加熱、循環を行わない、天然のかけ流し温泉だそうです。　大正ロマン風の千人風呂は風情のある大浴場で温度が違う３つの浴槽があります。　概ね温度が高めで硫黄臭がしますがアルカリ性だそうです。　他に子宝薬師の湯もあります。　こちらも湯はほぼ同じです。
熱くても入ると気持ちが良かったでした。　来てよかった〜！

　
正面玄関前に足湯、フロント近くに飲泉所があります。　飲泉ができるのは衛生上の都合であまりないそうです。　松田温泉教授が言うところの「フレッシュな湯」らしいです。

中津川のすやでは栗きんとん以外のお菓子を購入しました。

　


　
最初はそばまんです。
小ぶりな蕎麦薯蕷饅頭です。　薯蕷饅頭らしい生地のなめらかな舌触り、蕎麦の風味、こしあんの上品な甘さがおいしいです。

　

こちらは栗饅頭です。
こちらも小ぶりです。　中には刻んだ栗が入った上品な甘さの白あんです。

　

最後にかやあられです。
１２月のみの限定で売り切れても増産しないようです。
古代に食用として供されたかやの実に砂糖、水飴がけをしたお菓子です。　独特の香気、苦味がします。　その独特さは人によっては慣れないと辛いかもしれません。


過去のすやの記事
「初冬の美濃　お菓子を求めて３」（2008/12/7）
「今年も中津川から届きました！」（2008/10/19）
「夏の栗の里３」（2008/7/5）
「いつかは行ってみたい栗の町」（2007/2/11）