笹団子のひとりごと

煉羊羹の元祖・総本家駿河屋の続きです。（前の記事はこちら）




最初は季節限定の栗蒸羊羹です。
モチモチした蒸羊羹に栗の甘露煮がたくさん入っています。
素朴な甘さの蒸羊羹とホクホクの栗のおいしい組み合わせが楽しめます。
栗の実に似せた黄味時雨を焼いたお菓子が付いています。




次はあんぱんです。　総本家駿河屋の直営店のみの販売だそうです。

最初はつぶ餡です。
程よい甘さで小豆の風味がします。
買った翌日の朝食にしたのでやや乾燥していたのが残念ですが、当日に食べなかったのが悪いんですけどね。

次は季節限定旬のぱん・栗餡です。
白餡に細切れにした栗を練りこんだ栗餡のあんぱんです。
程よい甘さで栗の食感がおいしかったでした。

他にこしあんや黒豆など数種類ありました。　今年の７月には旬のパンにずんだ餡もあったようです。

貴志駅の前で座っていたら急に賑やかになりました。　どうやらたま駅長がお目覚めの様です。（笑）


和歌山電鉄貴志駅たま駅長3 posted by (C)笹団子


和歌山電鉄貴志駅駅長室5 posted by (C)笹団子
たま駅長の一挙一動でお客さんは大盛り上がりです。　さすが、人気物ですね。


和歌山電鉄貴志駅たま駅長12a posted by (C)笹団子
そのうちボランティアの方が駅長室からたま駅長を出してくれました。


和歌山電鉄貴志駅たま駅長7a posted by (C)笹団子
ボランティアの方が出したおやつに飛びついていました。（笑）
かなりの食いしん坊らしいです。


和歌山電鉄貴志駅たま駅長13a posted by (C)笹団子
たま駅長はかなりのお客さんに囲まれてしまいました。　とても近づけません。（笑）




再びたま電車に乗ってＪＲ和歌山駅へ戻りました。
たま駅長との直接の面会は叶いませんでしたが、元気なお姿が見れたのが良かったでした。

午後に再びたま駅長に会うために和歌山電鉄で貴志駅へ向かいました。


和歌山電鉄沿線 posted by (C)笹団子
沿線のみかん畑のみかんはまだ青かったでした。


和歌山電鉄貴志駅駅長室 posted by (C)笹団子
貴志駅の駅長室付近は依然、混雑していました。


和歌山電鉄貴志駅たま駅長1 posted by (C)笹団子
たま駅長も引き続き睡眠営業中でした。（笑）

仕方なく駅長の飼い主の小山さんのお店で貴志駅に隣接している小山商店をのぞいてみました。

貴志小山商店たまグッズ posted by (C)笹団子
たまグッズはネットでお取り寄せできますが、こちら小山商店でもいくつか用意してあります。　ちなみに小山商店でＤＶＤを購入するとたま駅長の名刺がいただけます。（笑）


貴志小山商店たまちびえさ容器 posted by (C)笹団子
ふと店内を見るとたま駅長とちび助役の食器が置いてありました。（笑）

２日目の昼は和歌山ラーメン、中華そばにしました。

和歌山市観光協会のラーメンマップによるとＪＲ和歌山駅の東に和歌山の老舗・丸高中華そばのお店の一つがあるということなので行ってみました。


090921和歌山丸高中華そば和歌山駅東口店 posted by (C)笹団子
丸高中華そばＪＲ和歌山駅駅東口店です。


090921和歌山丸高中華そば焼きめしセット posted by (C)笹団子お昼の中華そばと焼きめしのセットにしました。　こちらでは他に早すしなどもあります。


090921和歌山丸高中華そば posted by (C)笹団子
こちらの中華そばも濃厚なしょうゆ味で脂が多めです。
食後にさっぱりした早すしをいただくと丁度いいように感じました。

井出商店もそうですが、和歌山ラーメン・中華そばは濃厚なしょうゆ味がポイントのようです。

和歌山電鉄貴志駅のたま駅長との面会が叶わず貴志駅を後にしました。

　

やってきたのはいちご電車。
貴志駅周辺のイチゴ畑にちなんだとか。

途中、伊太祁曽（いだきそ）駅近くにある紀伊の国一ノ宮伊太祁曽神社に立ち寄りました。

　
素戔鳴尊（スサノオノミコト）の子で木の神様、五十猛命（いたけるのみこと）　がご祭神です。

素戔鳴尊の命を受けて日本全国に植林をした五十猛命が落ち着いたのがここ、伊太祁曽神社だそうです。
以来、奈良時代までここは「木の国」と言われたそうです。　紀の国となったのは奈良時代だそうです。
和歌山県は今でも緑豊かな木の国ですね。

ご神徳は木材に関することや航海安全に大漁です。　こちらも山林が豊富で海に面した漁業が盛んな和歌山県らしいです。

２日目にはいよいよ駅長さんと面会することにしました。
アポ無しです。


早速、ＪＲ和歌山駅へ向かいました。
大体察しはついていたと思いますが（笑）、電車は和歌山電鉄です。
車輌はたま電車です。

そう！　和歌山電鉄貴志（きし）駅のたま駅長です。

　

車体にはたま駅長のイラストがいっぱいです。


たま電・・・昔、東京の玉川通りの上をにたような名前の電車が走っていたとか・・・。


車内には私同様、駅長との面会を希望していたお客さんがたくさん乗車していました。


３０分ほどで終点の貴志駅に到着しました。


駅長室は面会を求める人で混雑していました。


中でたま駅長はちび助役と睡眠営業中（笑）でした。

午後に再挑戦ですね・・・。
（ちなみにたま駅長の母親のミーコ助役は今年の7月に病没されたそうです。　合掌）

今の和歌山というとラーメンもまた有名です。
教えてもらったお店に夕方に直撃しました！


ＪＲ和歌山駅の南にある井出商店です。


大変な人気店らしく午後５時半に着いたのですが、ご覧の長蛇の列でした。
待っている間、醤油と豚の匂いがして食欲をそそります。

お店に入ったのが午後６時２０分でした。
連休中ということもあるのでしょうが、人気店であることは間違いないようです。

お店に入ると早速注文です。
メニューは以下のとおりでした。

中華そば
特製中華そば（チャーシューの数が多い）
大盛り中華そば（麺２玉分）
特製大盛り中華そば（チャーシューが多い、麺２玉）
すし（鯖の醗酵しきっていない「早すし」）
ゆでたまご
サイドメニューにすしがあるのが和歌山流です。


とりあえず、標準の中華そばを注文。
待っている間にテーブルにおいてあるすしをいただきました。

　
握り寿司２かんくらいの大きさで醗酵という感じがしませんでした。

　
中華そばは薄味といわれる関西では意外と濃いコクのあるしょう油とんこつのスープに博多の麺をやわらかくした感じの細めんでした。
量は中華そばはすしを食べることを前提としているためか？男性が食べると物足りなく感じるかもしれません。　次回は大盛りにしてみようかと思います。

　
和歌山は紀州徳川家が藩主の紀州藩が治めた城下町。


今、城の主は野良たちみたいです。（笑）

紀州徳川家の家祖・徳川 頼宣（とくがわ よりのぶ）が1619年（元和5年）に紀伊国55万石余の藩主として転封されたときに京都から移った和菓子屋がありました。
煉羊羹の元祖・総本家駿河屋です。
　
和歌山城の北にある商店街にあります。


こちらでは発送できないものだけを持ち帰りに、羊羹などは発送しました。

最初はお彼岸限定のおはぎです。
　
粒あんときな粉の２種類です。

　
こちらは粒あんです。
表面を覆っている粒あんは程よい上品な甘さでトロっとしたやわらかいものでした。　大粒だったので大納言小豆ではないかと思われたのでしたが原材料には小豆だけ記入されていました。
しっとりとしてモチモチした食感のもち米もおいしかったでした。

　
こちらはきな粉です。
香りのいい香ばしいきな粉がかかったおはぎで中になめらかな舌触で上品な甘さのこしあんが入っていました。

　
　
こちらは和歌山県の店舗限定ということなのでしょうか？和歌山限定の本ノ字饅頭です。
饅頭からほんのり麹の香りがしました。
麹で醗酵させ蒸し上げたあとに表面に焦げ目を入れて「本ノ字」の焼印を押したそうです。
口に入れると麹の風味と舌触りのいいこしあんの上品な甘さが広がります。

和歌山県に日曜日以外ほぼアポ無しで面会してもらえる駅長さんがいらっしゃるということなのでどんな方か会いに行きました。


連休中だったので東京駅は混雑していました。

　
東京駅からのぞみで２時間２０分ほどで新大阪です。

　
なんばで南海電車に乗り換えです。


南海なんば駅は大阪の鉄道のターミナル駅らしく広々としていました。

　
なんばから特急サザンです。　こちらは普通車。

　
こちらは追加料金、座席指定料が必要な座席指定車です。
特急サザンは普通車と座席指定車で編成されています。　東京のＪＲ東日本のグリーン車を連結した列車みたいですね。


座席指定車はリクライニングシートです。


だんじりでにぎわう岸和田を通過して１時間ほどで和歌山市駅に着きました。

時間がかかりましたが、田代島で猫を見た後に立ち寄った仙台で買った白松がモナカ本舗のお菓子の続編です。
前回はモナカだったのですが、今回はヨーカンです。

　

白松がヨーカンのうち中型を３種類を詰めてもらいました。

　
　
最初は大納言です。
大粒の大納言小豆をたっぷり使った羊羹です。
甘さは羊羹としては普通で大納言小豆の風味、食感が楽しめます。　小豆を味わいたい方向きですね。

　

　
次は栗です。
画像の通り、栗の甘露煮がたっぷり入った羊羹です。　そのため、他の羊羹は\1,365なのですが、栗のみ\1,680です。
遠慮の無い甘さなのですが、栗のホクホク感が楽しめるおいしい羊羹です。　栗が入ると違いますね。

　
　
最後に胡麻です。
白松がモナカ本舗では胡麻モナカ同様、小豆あんに胡麻を練りこんだもので、ほぼオリジナルなのではないでしょうか？
色は漆黒で胡麻の香ばしさと小豆の風味がおいしいです。

白松がモナカ本舗のヨーカンは他に本煉、大島、挽茶、梅、茶衣、コーヒーがあります。