笹団子のひとりごと

この前の週末に秋の味覚・栗のお菓子を求めて中津川へ向かいました。




行きののぞみは座席が先頭だったのでコンセントをパソコンにつないで楽々ネットサーフィンでした。
帰りはＮ７００系だったので窓際の座席ならコンセントがあります。　グリーン車には全ての座席にコンセントがあるそうです。
私はイー・モバイルに接続でしたが、Ｎ７００系では無線ＬＡＮ接続ができるそうです。　今はモバイルでは無線ＬＡＮ装備のノートパソコン持参を持参されている諸兄が多いでしょうね。
イー・モバイルは東京−名古屋間ではほとんどの区間でネットサーフィンできました。　さすがにトンネルでは速度ががくんと落ちますけどね。　でもなぜか新横浜−小田原間の相模川付近では圏外になりました。

車内から行きはyottyanさんの気まぐれサンタの独り言、帰りはlatifaさんのポコアポコヤを参照、書き込みしました。

名古屋で下車し、中央線に乗り換えて中津川の手前にある恵那へ向かいました。
恵那は次の特急しなのが停車しないのでセントラルライナーで向かいました。　名古屋から乗車の場合は発車する１０番線ホーム中ほどにある券売機でライナー券を購入して乗車します。

早々に購入したからでしょうか？　座席は先頭でかぶりつきでした。（笑）
少年に戻った感覚で恵那へ向かいました。

和歌山電鉄貴志駅のたま駅長との面会が叶わず貴志駅を後にしました。

　

やってきたのはいちご電車。
貴志駅周辺のイチゴ畑にちなんだとか。

途中、伊太祁曽（いだきそ）駅近くにある紀伊の国一ノ宮伊太祁曽神社に立ち寄りました。

　
素戔鳴尊（スサノオノミコト）の子で木の神様、五十猛命（いたけるのみこと）　がご祭神です。

素戔鳴尊の命を受けて日本全国に植林をした五十猛命が落ち着いたのがここ、伊太祁曽神社だそうです。
以来、奈良時代までここは「木の国」と言われたそうです。　紀の国となったのは奈良時代だそうです。
和歌山県は今でも緑豊かな木の国ですね。

ご神徳は木材に関することや航海安全に大漁です。　こちらも山林が豊富で海に面した漁業が盛んな和歌山県らしいです。

和歌山県に日曜日以外ほぼアポ無しで面会してもらえる駅長さんがいらっしゃるということなのでどんな方か会いに行きました。


連休中だったので東京駅は混雑していました。

　
東京駅からのぞみで２時間２０分ほどで新大阪です。

　
なんばで南海電車に乗り換えです。


南海なんば駅は大阪の鉄道のターミナル駅らしく広々としていました。

　
なんばから特急サザンです。　こちらは普通車。

　
こちらは追加料金、座席指定料が必要な座席指定車です。
特急サザンは普通車と座席指定車で編成されています。　東京のＪＲ東日本のグリーン車を連結した列車みたいですね。


座席指定車はリクライニングシートです。


だんじりでにぎわう岸和田を通過して１時間ほどで和歌山市駅に着きました。

三陸の猫の島へ行くために拠点の町・石巻市へ向かいました。

　

仙台で仙石線に乗り換えです。

ここですでにマンガの町への序章が始まっていました。

　
土日に仙石線を走るマンガッタンライナーです。　石ノ森章太郎ゆかりの地といわれる石巻なのでラッピングは石ノ森マンガのキャラクターです。

　
一時間半ほどで仙石線の終点・石巻です。　駅も石ノ森マンガのキャラクターであふれています。

　

石巻の目抜き通り・立町通りはマンガロードと名づけられてキャラクターの像があちこちに立っています。


北上川の中洲・中瀬には石ノ森章太郎の博物館・石ノ森萬画館があります。

屋外に仕掛け時計があります。
毎時５９分から動きます。（開館時間の間だけでしょうが）
　
　
石ノ森マンガキャラクターが多数登場です。


コインロッカーにも石ノ森マンガキャラクターが一杯です。

館内はショップなど無料で入場できる場所もありますが、有料の展示は漫画の原稿や漫画の世界を再現した展示がありました。　懐かしいキャラクター、知らなかったキャラクターが一杯です。
石ノ森マンガがお好きな方にはたまらない所でしょうね。

金沢のシンボルで写真によく使われるのが金沢城石川門です。

大政奉還以降旧陸軍、金沢大学が城跡を使っていましたが金沢大学が移転したために所有が国から石川県に移り金沢城公園として整備されています。
ちなみに金沢大学があった当時は石川門から先は立ち入り禁止でがっかりさせられました。（笑）


復元された櫓です。　左手の森は本丸で江戸初期には天守閣があったそうです。

　
こちらも復元された櫓です。　この裏は二の丸で前田家が生活していた御殿があったそうです。


本丸から復元された櫓、奥に石川門が見えます。　その先は金沢市街の北西部で金沢城が山の上にあったことがわかります。

高岡から進路を北へ、寒ブリで名高い氷見市へ向かいました。

　


お昼は氷見漁港の近くにあるひみ家で氷見うどんをいただきました。

　
画像は氷見うどんのざるうどんです。
氷見うどんは細い麺でコシがあります。　ツルツルっとしておいしかったでしたよ。


昼食後に向かいの道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館に入りました。　ブリや南蛮エビをはじめ魚がたくさん売っていて活気がありました。
氷見市は漫画家・藤子不二雄Ａさんの出身地。　氷見市の商店街は忍者ハットリくんで町おこしをしています。　中の観光案内所のお姉さんに教えてもらって氷見の街を歩きました。

　
最初にハットリくんのからくり時計です。


昼間の毎時０分になるとハットリくんたちが出てきます。

　
忍者らしく煙幕を張ったり水芸をするので川の上にあるんですね。

　
　
街のあちこちにハットリくんがいます。


藤子不二雄Ａさんの生家のお寺には藤子キャラクターの石造がありました。


街中のギャラリーには藤子漫画の原画が展示してありました。
見ているとあっという間に時が過ぎてしまいます。（笑）

魚津から富山湾沿いに東へ、新潟へ戻る感じで進むとウルトラマンで主人公・ハヤタ隊員を演じた黒部（くろべ）進さんの出身地・黒部市生地（いくじ）にたどり着きます。


生地にはあちこちに北アルプスの雪解け水の湧水・清水（しょうず）が沸いていてこの画像の案内板が町のあちこちにあります。

　
　
飲み水に洗い物、食材を冷やすなど土地の人の生活に欠かせないようです。


造り酒屋があるのは水が確かということでしょう。
画像は皇国晴（みくにはれ）酒造です。


生地には漁港もあります。


漁港の近くにある魚の駅生地では新鮮な魚が売ってありました。

魚がとれる細い路地のある町というと・・・
　
この人たちにとって天国みたいですね。（笑）

追記７月１３日
この地区は
能登さん、浜松さん、佐賀さん、船屋さん、四十物（あいもの）さん
という珍しい性の方々が住んでいらっしゃいます。
地名の性は交易でしょう。　四十物さんは魚の乾物から来ているということだそうです。
富山県の方は水産加工品と縁が深く、この地区からも明治時代から北海道や北方領土まで行って商売をしたそうです。

７月５日日曜日から北陸方面の旅行を始めました。
今回は富山県と石川県、最初に富山県魚津（うおづ）市へ向かいました。


　

東京駅から上越新幹線で１時間２０分ほどで越後湯沢駅に到着。
　
越後湯沢駅から金沢行き特急はくたかに乗り換えです。


新潟県の山間部をほくほく線で抜けてお昼前にはＮＨＫ大河ドラマ「天地人」の舞台となった直江津駅に到着。

　
直江津を過ぎると右手に日本海が見えます。


　
新潟・富山県境付近は北アルプスの北端がせり出ていて、昔から交通の難所でした。
江戸時代以前には断崖の海岸を歩くしかなくて親は子に構っておられず、子供も自分のことで精一杯と言われた親不知（おやしらず）という一帯です。　上の画像は富山県側から見た親不知付近です。
今でも下の画像の市振駅付近は高波のため北陸線が不通になることがあります。
まだ夏なので海は穏やかなのですが、冬になると景色が一変します。

７月１３日追加画像
　
親不知付近です。　浪が迫っています。


昼過ぎには定刻どおりに魚津駅に到着しました。

明月院拝観を終えて鎌倉の市街へと向かいました。


北鎌倉から鎌倉の市街地・鎌倉駅付近へは鎌倉街道を通って鶴岡八幡宮を経由するのが通常のようですが、鎌倉駅へ向かう道・切通の看板が出ていました。
人や車で混雑していた鎌倉街道を歩くより鎌倉幕府が整備したという山間を掘削した道、切通（きりとおし）を通るのも一興と思い道を右へと進路変更しました。

この切通・亀ヶ谷坂切通（かめがやつざかきりとおし）はかつては険しい山道だったそうですが、改修を重ねて今は静かな散歩道になっています。
　


坂を下りると閑静な住宅地です。


　
鎌倉は小津安二郎監督の映画の舞台になった町。　その当時と思われる住宅が残っていて中から笠智衆さんが「いや〜！　今日は暑いねぇ！」とか言って出てきそうです。

先週の週末にあじさいの名所、北鎌倉の明月院まで行ってきました。

　

北鎌倉駅はあじさい目当ての人で混雑していました。　ただ、まだ午前１０時半だったのでこれでも少ないらしく、拝観を終えて明月院を出た時には明月院には長蛇の列ができていました。　早いうちに行って良かった。


門前にもあじさいが咲いていました。

境内に入ると・・・。
　
　

早速色とりどりのあじさいです。　画像には写っていませんが、拝観に来ていた方々多数で渋滞していました。


明月院の緑豊かな境内です。


本堂の前には枯山水の庭園もあります。


本堂後庭園の花菖蒲は終わっていました。　来年は見たいですね。


あじさいの他に沙羅双樹（さらそうじゅ、ナツツバキ）も咲いていました。

たくさんの人を魅了するのがよくわかりました。