昨日(11/18)は新人戦の3回戦を戦いました。点数だけ見れば、荒れた試合です。負けに等しい点の取られ方は修正しなければならないポイントですね

振り返ってみると初回、先頭打者がツーナッシングと追い込まれた後、フォアボールを選んだ事はとても素晴らしかったんですが、次打者は同じく追い込まれた後ファールフライに終わってしまった事で、チームの方向性がグラついてしまった様に思います。
そこでもう少し粘れたら相手にイヤなイメージを与えられ、その後の展開も変わってきたんじゃないかと思います。 綺麗なヒットよりボテボテの内野安打、それよりフォアボールの方が相手にダメージを与える事が出来ると考えています。ウチも与えたフォアボールでダメージを受けた事を思えば、わかりやすいと思います。
攻撃では、走塁も課題の一つ。「自分さえセーフなら良い」からもう一歩踏み出して、打者、打者走者を助ける様な走塁を求めていきたいですね

守備面では、場面や展開に応じた臨機応変さが足りないと感じました。リードしている場面で確実に取れるアウトを取らないとピンチの連続になってしまいます。ベンチから「一点あげてもいいよ

」と指示しても先の走者に目がいってしまいます。
気持ちは理解できるけど、後の事、次の展開を考えていない証拠です。もっとプレーの幅をひろげる事と周りからの声や、プレーに入る前の守備隊形の確認をさせていかなければと感じました。
なかなか練習では再現出来ない事も多く、試合の中で経験していかざるを得ないですが、結果的には今までの引き出しだけで勝ててしまっている事が成長を妨げてしまう原因になってしまうかも知れません。しかし、そうならない様に指導していかなければ、勝つ事と育てる事の両立は出来ません。選手達に、意識付けをさせる事、考えさせる事が大事ですね

何はともあれ、春の上部大会の切符は手に入れました。経験を積むチャンス、成長出来るチャンスですが、今とは比べ様も無いプレッシャーとも戦わなければなりません。「このままじゃダメなんだ」と言う危機感を持たせ、春を盤石な態勢で迎えたいですね

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