『ただいまです。』
12月の試飲会出張を無事終えて帰ってきました
一週間の年末商戦。
体力、気力を遣い戻ると、
杜氏やスタッフから
『お疲れ様。』との言葉。
正直、肩腰にはかなりの疲労感の毎日でしたが
頑張っただけの成果があり、
山村と2人して、ほっとしています

。
家に帰れば生活は元に戻り、
仕事も自分達のペースだと気分的にはずいぶん楽です。
たとえ目の前の仕事が山ずみでも、
家にいるというだけで時間はどのようにも使えます。
おかげさまで留守中の出荷も忙しくなっていたようで、
(12月なので当然ですが)
しかし、これがベストかと考えると
まだまだがんばっている蔵はたくさんあり、
見習うことがいっぱいです。
さて、昨日で2学期が終わりでした

。
忙しすぎて、学校のこと、冬休みのことなど忘れていましたが、
成績表がテーブルの上にあって、
見てみると次男のもの。
(お、意外によくなってた。UP

UP

)
とくに社会。
夏休み課題の『伊賀の酒蔵』が
県の【郷土に関する社会科の調査研究】で入選しました。
これは、伊賀の酒蔵についてのテーマで調べるというので、
「伊賀農業研究室」へ行って
日頃、酒米のことでお世話になっている研究員の川上さんに話を聞いたり、
実際の酒米の田んぼを見せてもらって、
『山田錦』『神の穂』『うこん錦』の稲穂の写真を撮ったり、
資料をいただいたりして仕上げたものです。
夏休み最終に仕上げていたのでかなりイライラしましたが、
何とか提出枚数をクリアして提出したらしく、
後で
『アレ、県で入賞した』
とあっさりというので、驚きでした。
(今見てみると、う〜ん、なかなかきれいにできてる)
身近な題材とはいえ、
酒米の種類を知ったり、伊賀の気候や土地にも理解が深まり、
酒造りのイメージがつかめ、よかったみたい。
しかし、調べるにつれ
日本酒離れの現状も分かり、中学生の目線で分析。
(酒蔵の苦労も分かったかも)
社会の現実を見て考えることは大切。
ここに生まれた運命として
これからの進路を考えるときが何年か後にはやってくる。
酒蔵としての家業を守る意味も考え
新しい時代を生きるために
今、私が一生懸命にやっている仕事を見てほしいと思う。

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