雑木林の隣の部屋  林とこころ

慣れ親しんだ雑木林で、よく泊まることはありますが、
今回はもっと近代的で清楚で風景が縁取りされた住居を
体験。

床暖房で羽毛布団のベッド、トイレは自動で開け閉めし、水も
流れてくれる全自動。

カーテンはしないで新月の闇に果てしなく続く広葉樹の林を見ながら
寝につき、明け方も風に揺れる林を見ながら起き、静かにストレッチ。

もちろん、まったく悪くないどころか、超快適。ただ、食後は寒風の
中に出て、数時間は林の中で過ごす。快適な文明がそこに保障されていれば、人は荒波に飛び出せるのか…。

かつて、アイスホッケーチームで一緒にプレイしたニュージーランドの
知人に、なぜ君たちはよく若い頃に外国で暮らすの?と聞いたとき、
彼は、帰っても心配がないから若いときは飛び出すんだ、ぬくぬくしたく
ないから、と言いました。

文明や安心をそうとらえるゆとりは、ちょっとわたしの憧れるところでも
あります。

それは今、ほとんど獲得されている、とみるかどうか、そこが実はとって
も微妙で大事なところです。まるで天国と地獄みたいに違ってしまう。 クリックすると元のサイズで表示します
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