NPO休暇について  林とこころ

NPOの打ち合わせなどには職場は年休を取って対応していますが、
そうすることによって、地域と自分の関係が浮き彫りになってくるメリットがあります。仕事と無関係ではありませんが、グレイは避けたい(^_^)v

24日の水曜日は今年2日目のNPO年休で苫東へ。NPOの事業計画説明に1時間あまり、苫東の緑地検討会で講師を1時間あまり。機会を得たことを感謝しつつ終了。

そして極め付きは夜、中小企業同友会のハスカップ利活用研究会でハスカップの保全と地域ブランド形成の話を同じく1時間あまり。

3バージョンを同じ日にするのは、以上のようなわけで私の希望でもありましたが、それにしてもちょっとハードでした。これも9時前に無事終了。
評価の有無、良し悪しなどはこの際は関係なし。純然たる奉仕の、いわば悦働の世界。なかなか気持ちがいいものです。 
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平均年齢72歳のコミュ・レス  コミュニティ

白老の森林フォーラムでは懐かしい顔、多数にあって、終了。平均年齢72歳のコミュニティ・レストラン「グランマ」で昼食をいただきましたが、職員のみなさん言い顔で給仕していました。もちろん、広いお店はほぼ満員です。
そして 、もひとつ。会場に持参した拙著林とこころ』15冊が完売。昨年だったかも、ある博物館で完売したことを思い出します。著者としてはこんな嬉しいことはありません。出版してから5年半、まだジワジワと。

写真は、働く女性の若き日の写真。はっきりいって美人ばかりです。
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スイスという国のイメージ  社会

「黒いスイス」。いえ、通勤のJR車内で飛ばし読みしながら、今朝読み終えた本の題名です。福原直樹著、新潮新書。

スイスの岩にはいつか登るぞ〜と思っているうちに、歳をとって体力なし。もうアルピニズムのエネルギーが失せ、ウラヤマニストになりはてました。(^_^;)

その代わりにコモンズとしての「アルプ」に興味をもち、Hさんからは、砂川の神社のこと(SNSのブログ)で、ラディカルな宗教集団メノナイトおよびアーミッシュがスイスや南西ドイツあたりで始まったとお聞きしたのをきっかけに、これはもっとスイスを知らねば、と手にしたものでした。

(参照:「どっとねっと」)
アルプのこと http://www.hokkaido-sns.net/OpenPNE2/public_html/?m=pc&a=...
砂川の神社 http://www.hokkaido-sns.net/OpenPNE2/public_html/?m=pc&a=...

題名からご想像できたでしょうか、そう、美しい理想の国スイスの、美しくない部分を暴こうという本です。日本人としては知っているようで驚くほど知らない不思議な国ですから、ちょっと別の扉を開けて裏口から訪問するようなアプローチにしてみたわけです。で、このもくろみは悪くなかったみたい。

確かに、ロマ族(ジプシー)の子供の誘拐、ナチスへの傾斜と協力など、痛ましい事件が横たわっており、おや、とまず思い始めます。スイスのイメージは先ずうるわしいアルプスと山々なのでしたから。へええ、という感じです。

ただ、権謀術数が暗躍する歴史に照らせば、帯にあるような「語られざるタブー」というほど、驚くようなものではありませんでした。核弾頭の配備計画、政府公認の麻薬施設、相互監視社会、税金逃れ預金…などです。

Kさんの銀婚旅行に触発され、チャンスがあればなんとか還暦旅行にでも行きたいものです。これからの旅は、中高年のひとつひとつの山がしばしばそうであるように、初めてで最後なんだろうな、と思いつつ。スイスって、はからずもそういう大事にしておきたい旅先というイメージあります。
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ツララ、解ける早春  北海道と自然

いつもの山仕事に行く前に、まず、厚真の田園地帯を通りましたところ、水田の向こうに日高山脈の主峰「ポロシリ岳」。深呼吸ひとつ。

次に小屋に寄ったところ、つららが融け始めています。なかなか、
絵になります。スキーにシールをつけて軽く雑木林を一周、今日は
風の向きのせいで千歳空港に着陸するジェット機が10分おきに
小屋の上空を通過します。

切り残したミズキという木に雪がのって、まるで本物の繭玉のようです。
本州のあの飾りはひな祭りの頃だったでしょうか?行事感覚が
まるでずれています(^_^;) クリックすると元のサイズで表示します

ホームページ http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/
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林とこころを語る  林とこころ

昨夜は北の森林と健康ネットワークのゼミで約二時間の講演。道民カレッジとの協賛行事です。先月の1回目は「里山の手入れの現場で見てきたこと」、そして今回は「林とこころはどうつながるのか」。特に今回は、林との長い付き合いで気づいた冥想的な部分も少し丁寧にお話しました。ことがことだけに、話さなかったほうが良かったかなあ、という迷いも反省もあります。

ただ、話しながら、林とこころのミスマッチはGHQや科学信奉、都市文明崇拝などの社会環境が創りだした悲劇なんだなあ、と思い始めました。で、ひるむこころを奮いなおして、チャンスがあればまたやろう、と考え始めました。

なぜ、今、NPOなどが身近な林の手入れを始めるのか、その意味もはっきりしてきました。話す機会が与えられるという幸運に感謝します。
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布草履をいただく  芸術

山仕事の仲間の先輩女性に、ペアの布草履を頂戴しました。
早速、裸足ではいてみています。これがあたたかい!
板の間なのでいつもスリッパを履いていたのですが、全然感触が
違います。で、板の間を歩いても音はありません。

この、布の感触、しばらく、楽しめます。洗える、というのもエコ。
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北欧のような福祉社会への願望  社会

宮本太郎著「生活保障」を読みました。地域で、安心で信頼のもてる社会をどう築けるのかは恐らく国民すべての大きな関心事ですが、著者は北欧での生活や研究もふまえ、比較政治、福祉政策論の立場で書いています。

細部は省きますが、著者等が2007年に行ったアンケートでは、望ましい国の形を聞いたところ、58.4%が「北欧のような福祉を重視した社会」を、31.5%がかつての日本のような終身雇用を重視した社会を選んでいます。ただ、財源の確保は、行財政改革をして国民の負担を減らす」が46.6%でした。小さな政府志向と福祉社会志向が組み合わされています。

著者は、今の日本にそっくりあてはめられる社会制度などないことを前提にしながら、スウェーデンの「就労原則」、英国の「福祉から就労へ welfare to work」のように、社会保障と雇用をつないだ言葉に注目し、それが重要な役割をしている、としています。「生活保障」という言葉は、この「社会保障」と「雇用」を包括するもの、と位置づけて、比較分析しています。

目を引いたのは4つの橋。参加支援を組み込んだ「交差点型」社会、と呼んでいます。ドイツの労働経済学者ギュンター・シュミッツのモデルを土台にした考えのようです。

人々の「自立を助けること」を重視すると、安定的雇用を達成することが大変重要なゴールになります。ここから一度飛び出して学んでまた戻って来る「教育」の橋。出産などで家族に集中したあと戻って働く「家族」の橋。さらに一時失業してもまた安定雇用に戻る「失業」の橋、そして体と心の弱まりに対処しつつ働き続ける、生き難さを解消する橋。

今、盛んに使われているベーシックインカムもよく出てきます。麻生前首相の定額給付金がいわばこれにあたるとは知りませんでした。

カバー裏に書かれた紹介文にはこう書かれています。

「不安定な雇用、機能不全に陥った社会保障。今、生活の不安を取り除くための「生活保障の再構築が求められている。日本社会の状況をふり返ると共に、北欧の福祉国家の意義と限界を考察。ベーシックインカムなどの諸議論にも触れながら、雇用と社会保障の望ましい連携のあり方を示し、人々を包み込む新しい社会像を打ち出す。」

わたしもこのごろ、安心社会のベース、特に都会ではなく地方における安心と信頼は、安定した働き口が基本だと思うようになっていたので、この「生活保障」の視点はかなり得心がいくものでした。残念ながら理解力が伴いませんでしたが…(-_-;)

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