モンスターペアレントと海上保安官  社会

ワイドショー的な報道番組をめったに見ることはなかったのですが、たまたま、とても関心を持っていたふたつのインタビューが目に入りました。
これは逃げないで書いておかねば、と。(^_^;)

■教師がモンスターペアレントを訴え

モンスターマザーが応えていました。一方的に、ガンガン。これをみて突っ込みたい視聴者は多かったはず。

いつのまにか、教師が悪で父母が正義になってきてしまった昨今、やっと
正面から向き合った戦いが始まるのでしょうか。なんでも泣き寝入り
するのはやめてとんでもない親には学校と自治体ぐるみで抗戦すべき。
訴えるほうも相当なエネルギーが要ります。

身近な自治体でも、とんでもない市民のクレームに、真正面からプロとして対峙する姿をあまり見せてこなかった。市民、人権、個人情報、、、抗しがたいいくつかの言葉を盾にして思考停止になっていたのを、今、ひとひとつ、油を差していかなくては。市民の良識を復権とでもいうのでしょうか。

■海上保安官のインタビュー

本人が民報TVの取材に応じて、よどみなく理路整然と状況、心情、
判断を吐露。今までなら当然公開されたはずの映像が、アレヨアレヨという間に封じ込められていったことの不可思議さをリアルに話しました。非常に説得力のある正論を告げましたから、職を賭した覚悟が十分読み取れました。

おかしいのは、このインタビューを報道した新聞、これはちょっと茶化していた。TVのキャスターは、取り締まるべき保安官はこれでいいのか、と問題の本質をまったくはぐらかすようなコメントで締めくくっていました。領土を返せといえば、右翼と疑われる風潮も根強いですが、この溝はとっても深い…。

要するに、歴史を踏まえて正論をはく気迫はないのではないか。
北方領土も、元島民と根室周辺の漁業関係者のためにしかたなく国は交渉するんだ、みたいな図式も、問題を意図的に矮小化してみせます。要は面倒な事実関係の歴史的主張を国際法を踏まえた緊張のなかで繰り返し進めねばならず、これから逃げたいのでしょう。

で、結果的にダレもやる人がいない。マスコミも徹底して論駁できる勉強をしていないし、基本的に歴史認識はもう固まっている…。



今回の二つのインタビューは、なにかとても象徴的でした。底通するものが横たわっています。

国民が、日本の国益と誤謬に目を見張るニュースがこれほど立て続けに目の前にあらわになったのは、浅学にして記憶にありませんから、ついつい政治ネタになってしまいました。すいません。(^_^;) わたしたちに社会を変える力はあるのか、重たい重たい課題です。


雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
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