スイスの示唆するもの  北海道と自然

10日ほどスイスにいました。岩登りをした人間なら、長く憧れをいだく国、スイス。年男の節目もあるし、歩けるうちに、という思いもあったのですが、足腰は大分後退して
いるので、クライミングは断念しました。

電車で昇ってしまう山々。それも今回最も高いところは3800mを越しました。
息ゼーゼーになるそんなところになぜ、かくも大勢の人が観光に来るのか。

ひとつはインフラ。100年ほど前、トンネル技術を駆使して開通させたアイガーの
トンネルなど。箱根の元になった山岳鉄道や登山電車によるアクセサビリティ。

もうひとつは、高山が代表する展望観、自然観。高山には当然高山植物の広がる
カムイミンタラがあるわけで、それを苦しまずに手に入れることができる…。
特に、高い山々という神々の所業に唖然とするひと時。

これ(地方独自の風土)がこんなに、人をひきつけるということを人々や行政が気づいていない。国が悪い、道が悪いと地域振興の不手際を他人のせいにしまいがち。スイスは、その点で大分違うようでした。

ひょっとすると、知床や阿寒になぜ人がひきよせられるのか、そこをしっかり見据えないと
どうも道庁の観光行政を超えられない、とわたしは密かに思っています。観光の根っこは、伊勢神宮年間2000万人が示すような根源的動機。底にコミットしなくては。裏返すと、
底にコミットできればシーズは広がる…。

ちなみに、山に登る料金は高い。グリンデルバルトから巡るユングフラウの登山電車は往復16000円、ブリエンツの展望台の登山電車は往復7000円。しかし上にはきれいな水洗トイレとおいしい料理を出すレストランが完備されています。クリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
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