自然を謳うこと 林とこころ
俗に花鳥風月と言われる。
作家・松岡正剛(せいごう)によれば、これは自然のパワーを感取する
アンテナだという。わたしはこの説に痛く感動したことがある。「しかり」。
西行は4000の和歌を詠んだが、そのほとんどは自然風景の描写だった。
西行にとって風景を謳うことは、お経を唱えるに等しかったという。
日本の国土そのものが仏土だということに基づいている。
森羅万象のなかで人は生かされているが
いま、人々はアンテナを失い、自然を謳うことの頻度は著しく落ちたのではないか。
でも、わたしを含むごく一部の人々の間では、
花鳥風月から、加齢とともに失せてきた気をもらい、かつ理性ばかりでなく感性で
見ようとしている。
どうもそれが自然体というもののようだ、と割り切った。
そうか、それならばこれから先は流れに任せよう、と自然と相成る。
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
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作家・松岡正剛(せいごう)によれば、これは自然のパワーを感取する
アンテナだという。わたしはこの説に痛く感動したことがある。「しかり」。
西行は4000の和歌を詠んだが、そのほとんどは自然風景の描写だった。
西行にとって風景を謳うことは、お経を唱えるに等しかったという。
日本の国土そのものが仏土だということに基づいている。
森羅万象のなかで人は生かされているが
いま、人々はアンテナを失い、自然を謳うことの頻度は著しく落ちたのではないか。
でも、わたしを含むごく一部の人々の間では、
花鳥風月から、加齢とともに失せてきた気をもらい、かつ理性ばかりでなく感性で
見ようとしている。
どうもそれが自然体というもののようだ、と割り切った。
そうか、それならばこれから先は流れに任せよう、と自然と相成る。
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
