ウラヤマニストへの道 林とこころ
このところ、というか年中ずっと、というか、週末は広葉樹林にいて、
先月からはたっぷり時間をかけて道作りをしていましたが、
成果として写真のマップがようやくできました。
GPSという便利なものがありますから、衛星の電波で作った
道をトレースするのです。これで成果の一つはバッチシです。
もう一つの成果は、なんというか、ますますのウラヤマニストに
なってきたこと。これだけ長い付き合いをした森林、とりわけ
雑木林だからなんだから、もういい線きたかなと己惚れていたら、
どっこい小さな気づきはまだまだいっぱいでした。先がある。
これも道が増えて、林がより身近になった結果と言えます。
道。たまげたものです。
国木田独歩が「武蔵野」を書いたのは、意外にも29歳だったと
思いますが、ヘンリー・デービッド・ソローの「森の生活」も
たしかその年齢でした。が、こちらのおじさんは、彼らのように
森や里に興奮もすることなく、実に淡々としたものです。齢60をこえて
みないとわからない世界もやっぱりあるみたい。
どんなに素晴らしいと思ってみたところで、自分で日々通って
見ないとわからない世界は、文字で伝えることのできない、
自ら実践して初めて知ることのできるヨガのように
不立文字だといえそう。
大げさにいえば、生活すべてにつながっていく沙門系の
ような世界なんだと気づきました。
これは結構、深いものだと思います。
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
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先月からはたっぷり時間をかけて道作りをしていましたが、
成果として写真のマップがようやくできました。
GPSという便利なものがありますから、衛星の電波で作った
道をトレースするのです。これで成果の一つはバッチシです。
もう一つの成果は、なんというか、ますますのウラヤマニストに
なってきたこと。これだけ長い付き合いをした森林、とりわけ
雑木林だからなんだから、もういい線きたかなと己惚れていたら、
どっこい小さな気づきはまだまだいっぱいでした。先がある。
これも道が増えて、林がより身近になった結果と言えます。
道。たまげたものです。
国木田独歩が「武蔵野」を書いたのは、意外にも29歳だったと
思いますが、ヘンリー・デービッド・ソローの「森の生活」も
たしかその年齢でした。が、こちらのおじさんは、彼らのように
森や里に興奮もすることなく、実に淡々としたものです。齢60をこえて
みないとわからない世界もやっぱりあるみたい。
どんなに素晴らしいと思ってみたところで、自分で日々通って
見ないとわからない世界は、文字で伝えることのできない、
自ら実践して初めて知ることのできるヨガのように
不立文字だといえそう。
大げさにいえば、生活すべてにつながっていく沙門系の
ような世界なんだと気づきました。
これは結構、深いものだと思います。

雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
