田原vs百田の愛国論  林とこころ

どちらかというと左翼系ジャーナリストと保守系論客のようにみられる二人の対談、

さっそく読んでみました。想像以上に力のこもった読み物になっていて、事実関係を

つぶさにあげながら議論がかみ合っている。

第1章は「大東亜戦争とはなんだったのか」、第2章「なぜ自虐史観が蔓延してしまった

のか」など、興味深いやり取りが続いている。個人的には「世界がさばく東京裁判

〜85人の外国人識者が語る連合国批判〜」をやや先行して読んでいたせいか、

事実関係のとらえ方に偏りがないと見えたことも好感が持てた。

情緒に流れやすい「愛国」が、「見識と経験」に裏打ちされて様相を変えていた。


 しかし、戦後70年にもなる今日、このような議論がまだ白熱するという背景に

あるのは、なにか。日本人がいかにこれらのテーマを避けてきたかの裏返しではないか。

そのブランクはわたしたちのロスになっていないのか。平和を望むという社会が

押し寄せる現実に目をつむって内向きではなかったか。もし逃げないで正面から

取り組んでいたら、いわゆる従軍慰安婦や靖国神社の問題は生まれていなかったか、

あるいは別の展開になっていた可能性は小さくない。2014年の大晦日の朝の反省。
クリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
0




AutoPage最新お知らせ