言葉のちから  林とこころ

身の回りの猥雑なものを排除して身ぎれいに整えると、心地よい空間が生まれ、

維持すれば、続く。言葉も、良いものを使い丁寧な言葉選びを心がけると、

内側から精進へ向かうようなチカラがあって、人生は変わっていく。

シャワーのように善良なメッセージを浴び続けると、私のような単純な人間は

天にも登る気がしてくる。7月、宮島の厳島神社でいただいた御御籤(おみくじ)

はまさにそれに近い。そのまま素直に心にとめて過ごしてもうすぐ明ける。


===白檮宮兆(かしはらのみやのちょう 大吉) 40===

これは末の子に生れても、そうりょうのやくを務むるうらかたにて、

上たる人は国を治め、下々の者は家をおさめ、すたれたるを起し、

絶えたるをつぎすえずえ栄ゆ、労して功あり、

めでたきことも数々。(略) 思うこと、願うこと、かなわずと言うことなし、

よき種をまきて豊年にあえるがごとし。

=============================


わたしは末っ子なのでまず冒頭の一言に注目。そして「下々の者」は

家をしっかりと保ち、下火になって衰えていくのを立て直して栄えさせる

という。それが無駄に終わらないと励ます。積極心の奨励だ。

これは当HPにおいでくださったみなさまにお贈りしたいほど普遍的な

意味がある。

胸膨らむメッセージというのが確かにある。
クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://hayashi-kokoro.com
0
タグ: 宮島 積極心

開墾の日々  土地の魂


森々と雪が降る北大構内。前後に聞こえる声は若いアジアの人たちのもの。

こうして北大という構造の中で見る雪景色はちょっとした冬を体験する

舞台装置になっている。異国の人はそれが格好の観光になっているようだ。

彼らが博物館に入ったので私も久々なので入ってみたら、幸運なことに

一角で坂本直行さんのスケッチブック展が開催中だった。観光客はここには

誰もおらず独占状態となり、下野塚の開墾生活に思いをはせた。

縦横が3間と4間程度の掘立小屋で、奥さんによると背筋が寒くなるような

貧しい暮らしをしたと語られていた。その寒さ、雪、はかどらない開墾。

人生の展望をどう立ててきたのか。

しかし残されている写真は、サムライのような凛とした姿勢がみえ、

山仲間を中心とした友人知人の来訪と交友も支えになったようにみえるが、

逆に来訪者が直行さんの原野生活に励まされたのではないかと感じた。

驚いたのは日高の山を描いた数枚の淡彩画スケッチ。数十年前に私が描いたポロシリ岳や

アポイ岳のイメージととても似ている。私はきっとそれほど入れ込んで直行さんの

筆致を真似たいと思っていたのも事実だった。それとも山で急いで大きく描くと

こうなるのか。きっと両方だろう。

23日、苫小牧も前夜からの大雪のあと雨が降った。山仕事のテントが

またもやつぶれそうになった。http://hayashi-kokoro.com/





クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://hayashi-kokoro.com
1

自伐型林業  林とこころ

高知県で産声を上げた「自伐型林業」、いよいよ北海道でも名前が

使われるようになりそうだ。協議会が設立されたようだ。


自伐林家という呼び名の方はもともとあって使われていたから、

それと何が違うかと言えば、既存の森林組合や委託の仕組みに依存せず、

むしろ批判的な立場で取り組むあたりか。



当たり前の話だから何が変なの?と聞かれそうだが、かつては自ら林業を

するという行為は下火だった。しかし、地方創生の声の前後に、

地域資源を見直した時に、塩漬けされている地域の宝は森だと

いう、これまた当たり前の結論になった(のだと思う)。



多額の資本投資はせずに林を地域経済に役立て、環境保全と

雇用と修景に寄与するスモールビジネス的林業はわたしたちにも

一部共通する当たり前の活動だと思うし、道内各地のそのような

活動がメジャーに取り上げられなかったことの方が不思議だ。



その隙間に視点を与えネットワーク化し賛同者を集めてきたN氏の

足取りをわたしは遠くから見てきた。成否も妥当さもよくわからないが、

確かに賛同者は東北まで来ていて、このたび本格化する旗揚げのイベントが

あったのだ。



林は、立地も取り組む人も多様でどこも特殊事例だ。

それをつなげる名前のようでもある。

つなげていけば政治的な声にもなるが、ひょっとしてそこがねらい

かもしれない。



わたしはコモンズ的な林業はこれと分けておこうと思う。あくまでせいぜい

セカンドビジネスでしかないし、元来、保全緑地や保安林など制限林で行う

林業だからだ。ただもっとエリアを拡大的にする選択肢もあることは自覚している。

その踏ん切りはなかなかつかない。
クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://hayashi-kokoro.com
0




AutoPage最新お知らせ