地域と積極心  林とこころ

ここにきて地方創生の声が大きい。いつだって地域振興は大変なテーマだったが、
やれ人口減少だ、自治体は消滅する、などの評価が、地方をもう一度活性化せねば
消える、という危機感を国から持たされ、不安があおられる。
しかし「消えやしない」というオピニオンリーダーもいる。

真偽はわからないが、地域は人材で支えられてきたことは確かで、それをうちで賄うのか、
そとからクリエイティブクラスを呼ぶのかは土地の事情で異なってくる。往々にして
外からとなるが、それを国の交付金でやってあげる、というのが「地域おこし協力隊」だ。
しかも、失敗(途中でやめたり、定住できなかったり)してもとがめられない。

平成20年度にスタートしたこの制度、狙いは明確な割には、成否がいろいろと
わかれる。その原因や背景にあるのはなにか。ミスマッチ、期待のギャップ、特に
受け入れ側の期待するところはなにかも聞いてみたい。

8月6日、旭川の北隣の和寒町で、この地域おこし協力隊員等で活動している方4名を囲んで
ちいさな研究会をやった。その内容を委員の東村さんがfacebookに投稿された。↓

ちなみに26年度で協力隊員は全国1500人ほどいてその15%が北海道で活躍している。

====以下、東村さん======

4つの町の地域おこし協力隊の本音のお話@オーガニックコーヒーと雑貨nido/和寒

昨日、開発協会研究所でもう5年続けている地域ケイパビリティ研究会〜これからの地域運営は”地域おこし協力隊”に何を学ぶべきか〜が和寒で開催された。

下川、和寒、美深、士別の4町の地域おこし協力隊経験者や現役の方を招いての本音で語りあう小さな勉強会。
場所は自らも地域おこし協力隊として和寒にこられ、2年前この町でオーガニックコーヒーと雑貨のカフェを起業された中野夫妻のお洒落な店。
今ではこのカフェ目当てにお客様が和寒に訪問するほどの人気店であると同時に町のコミュニティーカフェとして定着しているという。


話して下さった隊員はこの中野さんはじめ(30代)、元大手オーディオメーカーの方、大学をリタイアされた土壌学の先生、そしてこの春 畜大を卒業された女性と20代から60代まで出身も職歴も動機も見事に千差万別、共通していたのは選んだ町の人達と自分のスキルや思いを重ねて働きたいの一点。

地域創生の言葉が飛び交い、従来の発想を超えた具体的なアクションが地域に求められている時、
その町の人だからできる事、逆にその町の人だから出来ない事。
しがらみを飛び越えて動き出せる発想や行動は、隊員のみならず、迎える側の意識や体制の変革も求められている。

それぞれのレクチャーが終わってからの町長を囲んだ熱いカフェ談義、思いを持ち実際に動いている人だけの本音の話し合いには、アリバイ的なWSや形式的なファシリテーションスタイルを超えた熱に包まれていた。

最後にカフェのマダムが漏らされた さり気なく深い一言が、見事な方向を示してくれた!

「(私たちは)基本的にやりたくない事をやらないと心に決めてるんです」
「(だからこれからの町おこしは)困っている事を原動力にするより、やりたい事を原動力にしたい」

============クリックすると元のサイズで表示します
雑木林&庭づくり研究室
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/index.htm
NPO法人苫東環境コモンズ
http://homepage3.nifty.com/hayashi-kokoro/commons00.html
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