・イチオシゲーム 【ルートダブル -Before Crime * After Days-】

2020/8/20

星をみるひとをかたるひと  ゲーム(市販)

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あなたは「星をみるひと」と聞いて何を連想するだろうか?
普通は伝説のクソゲーだの、ふっかつしゃだの、かりうだの、初めの村が隠されてるだの、街のBGMが狂気じみているなど・・まあクソゲーとしての要素はこれ以上ないくらい詰まってますよね。

だがしかし、殆どの人はその評判やレビューだけを聞いて実際にプレイしたことはないのではないのだろうか?というわけで今回はSwitch版の星をみるひとをクリアした記念でレビューや、調べていてもあまり出てこなかった攻略法を紹介していこうかとおもいます。

一言で「星をみるひと」を表すなら、どこまでも不条理なRPGですね。ただしこの不条理というのは一方的にプレイヤーが痛めつけられるだけでなく、コツを覚えたり強くなった途端に敵を一方的にいたぶることが出来る不条理の加害者側に立つことも出来るようになるわけです。

そのためには序盤の地獄を乗り切らなくてはなりません。序盤の地獄といったら「ふっかつしゃ」や「かりう」でして、出会ったり食らったら最後ほぼ全滅が待ち受けているわけですが、少し待ってほしい。Switch版であればクイックセーブ・巻き戻し機能がついているので、もしそのような状況に陥っても簡単に復帰することが出来るのです。これと倍速移動を合わせることにより、オリジナル版のストレスポイントの大半は解消されているのではないでしょうか?
だから原作完全移植とはいえこれらの新機能があれば初心者でも気軽に安心して遊べる「星をみるひと」となっているわけです。


RPGにおける定石は、無理をしてでも少しレベルの上の武器を購入して、戦闘を一気に楽にするというものがあります。しかしこのゲームの場合はその定石が成り立たないので注意。なぜなら素手で攻撃するのと武器装備時のダメージの方程式が異なっており、素手の場合にはランダムで0〜3ダメージなのですが武器装備時には敵の防御力が計算されてしまうため、序盤ではまず敵にダメージが通らない。中盤にさしかかってもレベル中の敵にはまずダメージが通らないという地獄っぷりです。さらにこのゲームすべての装備が呪われているため、一度装備したものは新しいものを買わない限り外せません。つまり一度武器を手にしてしまうと二度と素手には戻れなくなってしまいます。そんなわけで序盤では素手でランダムダメージに賭けるしかないですし、中盤以降はレベル中以上の敵にはESPを使って攻撃しないとまともにダメージが入らないので物理攻撃自体がいらない子状態になってしまいます。唯一武器が役に立つのは、Lv10以上の状態で序盤のレベル低の敵をひたすら狩っていくときだけではないでしょうか?


ちなみにこのゲームの敵のレベルは上・中・下の3段階しか無く、中レベルよりも上の敵だと得られる経験値も上がる分、防御力が固くHPも高いためにESPでゴリ押ししないと勝てないようになってきます。(流石にレベル20を上回れば武器装備でレベル中の敵にもそれなりにダメージが入るようになりますが)

そしてお気づきだろうか?今まで攻撃の話しかしておらず、防御の話を全くしていないことに・・・

このゲームはHPのインフレっぷりが半端ではなくて、少しレベルが上がるだけでHPが2倍、3倍と増えていきます。レベル20までいくとHPは10000を突破する勢いで伸びていく一方で、敵から受けるダメージというのはドラクエ並みでして、多くても50程度と言ったところ。普通のRPGならこちらは敵のダメージを2〜3回まともに食らえば倒れてしまうくらいのHPしかない一方、このRPGではレイドボスが4人寄り集まって戦闘するようなものです。


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レベル1ではHP150ですが、レベル5ではHP1150まで爆増します。ちなみに初期レベルは1ではなく0で、HPも50しかありません。


そんなわけでこのゲーム最初にして最大の難関が序盤のレベル上げです。ここでレベルを安全圏の5まで上げることによって「かりう」を使われない限りは全滅の恐れはなくなりました。これはもうひたすらエンカウントして、強いのにあたったら巻き戻しを繰り返すしかありません。

レベルが5くらいになったら「しば」を仲間にしに行きます。「まむすのむら」から南東に位置する洞窟の中にいまして、話しかければあっさりと仲間になります。「しば」はジャンプ能力を持っているために今まで超えられなかった壁をジャンプで乗り越えられるようになったため、ここで星をみるひとからの最初のちょっとした快感を得られることができるでしょう。

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めでたく「しば」を仲間にできたら次は「しば」のレベルを「みなみ」と同じくレベル5まで鍛え上げます。・・・とその前に、洞窟内にある発電機を動かすのと、ブルーIDカードを取っておきましょう。ちなみにブルーIDカードは取るとSEがしますが、どこにあるかは見れませんw


「しば」のレベルが上ったら次は「あいね」を仲間にしに行きましょう。彼女は「あーくCITY」の居住区にいまして、話しかけるだけで仲間になってくれます。

肝心の「あーくCITY」居住区の場所ですが、私がプレイしたときには迷ってしまいなかなかたどり着けなかったので紹介しておきます。もしかすると居住区じゃなくて行政区だったかもしれないですが、少し西に行くともう片方の入り口もあります。


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あいねを仲間にしたら、いよいよキャラクター3人揃いましたので、本格的なレベル上げをしていきます。「みさ」なんていなかったのだ・・・

あいねもレベル5くらいまでは素手で戦い、他の二人はあーくCITYの居住区で売られている最強装備「じゃいろSP」を購入してください。「ぷらずまほう」のほうが値段は高いですが攻撃力が低いトラップがあるので注意!

みなみがLv8になると「ふぁいあさいこ」を覚えます。それが終わりの始まりです。もう少し頑張りみんなのレベルを10くらいに上げたら「うちゅうタワー」に向かいましょう。

ちなみに「うちゅうたわー」に行くためには「さんそぱいぷ」が必要なのですが、ブルーIDカードと同じくダンジョンの床に置かれていて見えないので注意!取ったときにSEが流れるのが目印です。場所は他の攻略サイトでも散々書かれているのでわざわざ言うこともないでしょう。


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こうして「どな」か「すりーぱ」に遭遇する事ができれば、それは星をみるひとのラストバトルの始まりです。

・・・実はこのゲームラスボスとかないんですよね。もっと言うとボスという概念そのものがないので全逃げ(巻き戻し)をすれば1戦もせずともクリアできるという有様。だからこそ逃げるという選択肢がない漢らしい仕様でゲームバランスの調整を図って・・・いや、ゲームバランスなんて崩壊してますから意味がないですね。

ラスボスだけあってゲーム中最強レベルの強さですが、全員がLv10くらいあればさいこ力がMAXで死力を尽くせば勝てなくもないです。しば→みなみ→あいねの順番にし、「しば」は「ばどひーと」で、みなみは「ふぁいあさいこ」の最強レベルの攻撃を仕掛けていきます。あいねは防御ESPしかないので特にやることはないので棒立ちしていてOKです。基本的にプレイヤー側のHPが無くなることはないのですが、さいこ力が切れると攻撃手段が無くなるので詰みです。ここまで頑張って素手で進めていたらわるあがきくらいは出来るかもしれませんが・・・


乱数の出が良ければさいこ力が切れる前に倒せるでしょう。そしたら「どな」では800、「すりーぱ」では1000もの経験値を獲得できます。こいつらは強い分経験値もものすごいので、レベルアップには最適なのです。倒し終わったら「まむすのむら」に帰還して全員を回復して再び「すりーぱ」狩りに出かける。

そのうち「あいね」がLv12になるでしょう。そしたら「ばどれてぱし」を覚えます。


そしてこのゲームは終わります。


私は初めにこのゲームのことを不条理なRPGと評しました。

そう、この瞬間不条理に敵に蹂躙される側から、敵に不条理をばら撒く側に回るのです。

「ばとてれぱし」というのは一言でいうとメダパニでして、敵のHPが低ければ低くなるほど成功率が上がっていきます。つまり、「どな」や「すりーぱ」のHPを半分くらい「しば」や「みなみ」で削り、最高レベルの「ばどてれぱし」を使えばほぼ100%仲間にできます。仲間になると逃げるか味方を攻撃するしかしなくなるので、負けることがなくなりますね。「どな」や「すりーぱ」は最強クラスの強さなのでどんな敵でも一撃で葬れますし、自分も一撃で葬れます。

これを駆使すると「ばどひーと」→「ふぁいあさいこ」→「ばとてればし」の地獄三コンボで「すりーぱ」をどんどん虐殺してどんどんレベルを上げられます。そうするとさいこ力にも余裕が出てくるので、毎回まむすの村に戻らなくても安定して敵を倒すことが出来るようになるんですね。


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そしてもう「うちゅうタワー」まで進めればストーリー上のラスボスはいないので、後はいるかとの会話イベントをこなせばそのままエンディング直行です。


ちなみにエンディングも3種類ありまして、人類を超越した知的生命体のいるかとしゃちと共存して「あくあ」に住むか、人類だけれスペースコロニーに残るか、錯乱しているかに襲いかかるかの極端な3択です。

ここまで攻略チャートや戦闘の話ばっかりしてきましたが、FCのRPGにしては設定も凝っていまして、序盤では普通の地球が舞台と思いきや巨大な移民船の中が舞台で、その中でも普通の人類とは違う超能力を持つサイキック達が、アーコロジーの管理システムである「くるーV」によって排除対象と認識され捕らえられた中、命からがら逃げ延びた4人の少年少女がこの世界の真実に迫るために、「あーくCITY」の中枢へと潜入するというなかなかに熱くて壮大な設定です。

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そして中枢で待ち受けるのは人類を超越した知的生命体の「いるか」と「しゃち」でして、彼らと共に水の惑星(多分陸地のない海洋惑星)に移るか、人類とサイキックはスペースコロニーに残るか、そしてイルカとシャチと戦うかの3択でして、トゥルーエンドが「あくあ」移住エンドみたいですが、いくらサイキックといえど地上がない海だけの世界で生きていけるんですかね・・・


ちなみにSwitch版では、すべてのエンディングを見た後に「いるか」に戦いを挑んで勝利した場合の未使用エンディングをオプションからみることができます。

こちらも「いるか」「しゃち」を皆殺しにするだけで結果としては、「のこる」エンドと同じなような気もしますね。っていうかどのルートも人類とサイキックの共存していないんですよね。


おまけでクリアには不要なのですが、3人目の仲間である「みさ」を仲間にする過程はどうだったかざっくり話していきます。細かい攻略方法とかは別に攻略サイトあるのでそっちを見ていただきたいです。


「みさ」を仲間にするためにはズバリ金が必要です。シルバーIDカードが4つ必要なのですが、そのうち1つはイベントで貰える・・・のですが、うっかり使ってしまったため4枚とも買う羽目になりました。

そしてお金は各キャラの個別管理になるので、3枚ですと3人がそれぞれ2000G貯めればいいのですが、4枚だと誰か一人が4000G貯める必要が出てきてしまうんですね。

お金に関しては経験値と違って「すりーぱ」みたいな都合のいい敵がいないので、ひたすらまむすの村の近くにある敵を殴って殴って地道に獲得するしかないですね。1時間位稼げば大体4000Gくらい貯まります。

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厄介なのが、この扉みたいなところを通り抜けるのにシルバーIDカードが必要なのですが、入るのに1枚、出るのに1枚必要でして、出る時に足りないとその時点でゲームが詰みます。これはひどい

扉に入って出るだけで2枚必要なので4000Gが吹き飛ぶわけです。ちなみにこのゲーム最も高価な武器(最強ではない)が「ぷらずまほう」で500Gなわけですが、ちょっと出入りするだけで8個買える額が吹き飛ぶのはやっぱり物価がおかしいですねこの世界

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こんな感じで頑張ってなかまにした「みさ」ですが、残念ながら防御系ESPしか持っていないので全く戦闘には役に立ちません。クリアを簡単にするためじゃなくて、ある意味クリア後の隠し要素的なのに近いですね・・・


最後に、「けさ の ちょうしょく の けろっぐ は なっとうの あじ で、うまかった。」みたいな謎ゼリフがちょくちょく見れるので、面白かったセリフ消化しておきますね。上で貼ったうるうるするのも星をみるひとテイストで味がありますね


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本作随一の謎ゼリフ


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普通に話しかけると「こんにちは」しか言わないが50Gスられる。テレパシー使うとこのとおりである。

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普通に話しかけると威勢はいいのだが、テレパシーを使うとこのとおりである。


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とまあ、色々ありましたが人類には明るい未来が開けているみたいなので、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

次こそはFF7Rのレビューをしていきたいと思います。ストーリー自体はクリアをして、裏ボスであるプラウド・クラッド零号機も倒してハードモード攻略中なので、それが終わってプラチナ取れたらになるかなと思います。

それではまた!

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