勝たなくてもいいから、などと心にもないことを書いてしまった矢先についに勝ちましたね、オールホンダ。
39年ぶり39年ぶりと騒がれていますが、本当に39年待った方はそう多くはありますまい。
待っていることも忘れるほど本当に長い長い39年間。
君が代に涙した方も多いようですが、なんだか実感が沸いてこないんだなぁ。
まだBAR臭が色濃くて、オールホンダという実感がないからなのか。
4輪の経験がほとんどなかったあの頃とは会社の規模も経験も大きく変化しているのですからライバルの脱落に助けられた勝利では物足りないと感じてしまうからなのか、
ガツンとした速さを見せてくれていないからなのか。
ドライバーに華がないから(私見)なのか。
カッコ悪いから(私見)なのか。
いや、嬉しいんですよ、ほんとに。
勝利に沸く中、水を差すような話でとても心苦しいんですが、どうも何かが足りないような気がして理屈抜きで嬉しさを表現できないんだなぁ。
今回の勝利はチームも実力での勝利とは思っていないようですが、早くホンダらしい速さを見せて華のあるチームになって欲しい、強いライバル達とチャンピオン争いできる本当に強いチームになって欲しい。ホンダならそれができると思うから。
涙はチャンピオンを獲ったときまで取っておきましょう。
そして王座についてもやめないでいつまでも走りつづけて欲しいと切に願います。

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