
またまた完成!4台目です。
ちょっとばかりというか、かなり手抜き作品ですが。
この車、好き、というより嫌いになれない車といった方がいいかな?
クーペは意外と人気があるようですが、このスパイダーは妙にペッタンコで抑揚が少なく、カッコ良く見える角度が非常に限られているんですね。
サイドのラインは中々美しいと思いますが。
何より前年のCAN-AM用6リッター612(バカでかい)をベースにF1用エンジン(F1でさえまともに回っていない)をデチューンして載せるというあり合わせ感が漂って、メーカーの熱意というか本気度が感じられないんですねぇ。
芸術品のようなP4の後なだけにチープな感じが否めません。
それでも多くのレースでほとんど1台、せいぜい2台で鉄壁のポルシェ勢に立ち向かう様は凛々しいものがありました。
ドライバー(エイモン、ロドリゲス、アンドレッティら)が無駄に大きなマシンを必死で振り回して頑張っているという印象が強いんですね。
このモデルはデビュー戦のセブリング12時間でポールポジション、2位入賞した仕様です。
ドライバーはあのクリス・エイモン&マリオ・アンドレッティ。
これも優勝可能と思われましたが終盤オーバーヒートぎみとなり、2位に甘んじたものです。

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