
臓物の方は段々形になってきたので今回は皮の方に手をつけます。
先日ルマンの会の会合で雑食氏と情報交換。氏曰く「酷いキットだ」
まぁまぁ、そうおっしゃらず。最新のTAMEOとはいえ所詮は43キットではないですか。
何が酷いって、カウルが合わない。臓物入れるとあちこち当たる。
ま、フルディテールキットでは宿命のような壁であります。
リアダンパーをつけるとどうしてもフロントカウルとアッパーカウルとの隙間が出てしまいます。
思い悩んでいたところ、雑食氏、カウルの前端を伸ばして処理したとのこと。
ウヒッ、いいこと聞いたぜ。っとばかり早速やってみたのが写真の状態。
0.8mmほどの隙間があったので0.6mm真鍮線を半田付けしてみました。エッジもシャープにできるし一石二鳥。
おかげさまで悩みがひとつ解消。
でも、リアにつけるオイルクーラーが絶望的に合わないんだとか・・・・。

次はカタツムリの角のようなミラー。異様に長くて役に立ったかどうか非常に疑問。真剣に見ようとしたら酔うぞ。
イタリアGPではさすがにサブステーがついていましたが、GL仕様は1本だけです。
ここがプラプラしていると完成後気持ち悪いので、写真のように洋白線をカギ型に曲げて2箇所で支持、裏表を半田づけ。
このステーにつぶした真鍮パイプを通して先端にミラー本体を差し込んでみました。
ボディの磨きに少々邪魔になりますが、ステーを持って持ち上げても大丈夫なくらい強度があります。
このミラー本体はアルミ挽きものに取り付け用の穴が開いているものでとても良い出来です。
ミラー面は2,000番とコンパウンドで磨いてやればピカピカになります。
中を抉ってミラー面を取り付ければ完璧なんでしょうが、ミスると取り返しがつかないのでパス。
砲弾型ミラーはいままでろくなパーツがありませんでしたから、是非別売りして欲しいパーツですね。

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