2005/9/28

すっかり秋になったかな  京都

9/26
があっくし。ああ、天候が読めない。自信なくすなあ、もう。
帰ってきたら、昨日10円で手に入れたトレニアが干上がっている。このポット苗の土、よく見たらほとんどピートって感じで全然水持ちがしなかったんだ。もう、朝何がなんでも水かけとけってことか。ぐっすん。京都って、ほんと夏と秋の切り替えが激しいなあ。つい数日前までは、鉢が蒸れて仕方なかったのに。慌てて水をやって、半分復活しました。

自信をなくすもうひとつは、貸し鉢の管理。あまりにもシェフレラ(Schefflera arboricola 間違ってカポックと呼ばれているもの)が駄目になるのです。シェフレラを駄目にするなんて〜と呻きたくなるのですが、原因は水のやり過ぎによる根腐れ。お店からは週に1、2回ほど水やりにいくのですが、室内の暗いところに置かれてあまり水分の蒸発量もないところへ、鉢が乾かない内にさらに水をやってしまう。「乾くまで水はやらないようにしましょう」といってもつい、やらずに鉢が干上がってしまう方を恐れて、みんな水をあげてきてしまうのです。私の番の時は極力やらないようにしているのですが、それでも鉢が戻ってきた時には土は茸が生えるほど(!土にも問題あり…?)じっとり、葉っぱはくったり、幹も茶色く変色している。シェフレラなら、3、4日多少水が切れても充分持つと思うのですが、なにぶんにもビルによって空調の乾燥度合いが違うため、まだ1年を通して経験していない身ではまだ環境が読めなくて、自信を持って言えないのがつらいところ。何ごとも経験が一番ですね。

9/27
さて、今日はようやく塗料を塗り終わったガーデニング資材の収納ボックスをテラスに置くことができました。やっぱり前回のゴミストッカーと同じく、すのこを利用して、水性のステインを塗ったもの。巾700×奥行き500×高さ400mm。これで土の袋もからの植木鉢や移植ごて、水やり道具その他いろいろ、ごちゃごちゃとテラスを占領していたものをすっきりとまとめることができました。ステインの色も「クリア」にしたので、木地そのままの色です。風通しもよいし、なかなかいいんでは?おまけに、フタを閉めて上に座ることもできる!ちび庭にチェストがついた感じ。

なんとなく、縁台に座っている感じ。ここでのんびり庭を眺めるのもなかなかいいもんです。なんせすのこですから、あまり耐久性は期待できませんが、消費材ということで駄目になったらまたつくりなおせばいいや、と気軽に考えています。細工しやすいよう、桐材のものを使っていますが、耐久性を高めるなら桧材のものにするとよいかも知れませんね。


一昨日買った花苗

ブルーデージー
アサギリソウ
メド−セージ
トレニア(10円!)
クフェア ローズ
バコパ
エボルブルス
黄花コスモス
ルドベキア

買ってきてみると、先日作ったハンギングとベニゴウカン(Calliandra eriophylla)と金のなる木(カゲツCrassula ovata cv.Kagetsu)とで、オレンジ系のなかなかいい色合いの一角をつくっています。早くちゃんと植え込みたいなあ。

☆今日のちび庭気温 18〜28℃ 晴れ→雨 やっぱり夕方になると雨が降ってきました。天気予報では一日晴になっているんだけど。(^^;)
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2005/9/24

とまどい  京都

今日は、ちょぴっとばかし重い話。
時々わたしの側にやってきて戸惑わせるもの。それは、「孤独」ということ。今日も、ふいにやってきて、私は応えられなかった…。

こころに支えのないひととは、なんとかよわいものか。
帰り道、駅でごそごそかばんの中の財布を探していると、「よお」と、ふいに嬉しそうな声。あれ、とみると、いつも貸し鉢をお届けにいく病院の入院病棟の患者のおじさん。顔をあわせる度に「花屋さんこんにちは!」と声をかけてくださる。お出かけですか?と訪ねると、今日はたまのおうちに帰る日だとのこと。「やっぱりおうちがほっとするでしょう。」と言うと、「帰っても誰もいないんだよ。ひとり暮しなもんでね。食事も自分ではちっとも作らないや。」とおっしゃる。電車の中で私の造園仕事の話なんかで盛り上がりましたが、電車をおりる時、ちょっとさみしそうな顔をされていたのが痛ましい。私も一人暮らしが長かったけれど、支えとなってくれるものに恵まれていた。

病棟では、私が行くといつももうひとりのおじさんと共に、しばしの花談義。鉢に関心を持って、私のいない時も水が切れてないか、植物がぐったりしていないか、お二人で(時に気にかけ過ぎるほどに)気にかけてくださる。鉢は観葉植物なので、基本的に葉っぱものしかないのですが、先日,赤い花のついたアナナス(エクメア・チランジオイデスAechmea tillandsioides)を持っていったら、「わあ、お花!」と、女性の入院患者さん達も顔をほころばせました。それ以外はみな、いつ来るともしれない「お見舞い」を待ち続けて、窓の外を見続けている…。

「たすけてせらぴーず〜〜〜!」と、フラワーセラピー3人組のことを思うのはこんなとき。花だけじゃ人の心は助けられない、とはいえ、「本当に助ける」となったら、自分の生活を何もかも全て投げ出してマザーテレサになるしかない。丁稚奉公の身では仕事の自由も聞かないし、お花の説明くらいが関の山。体力も精神力もお金もない。いつも、ごめんなさい、わたしができるのはここまでです、と心の中で謝っている。早く自分で活躍できるようにならなくっちゃ。

それよりもっと前、国際会館駅のバス停。「国際会館駅」は、宝が池の大きな美しい公園の端にあり、デザイン的にも美しいところです。で、そこの、私が乗るバス停のベンチの周りを毎朝ホームレスのおじさんが占拠していた。ちょっと挙動不振なところもあり、バスが来るまで離れて待っている私。あるときふといなくなってしまった。複雑な気持ちながらもちょっと心配。
そこで物思い。今までの経験から言って、居心地のよい公園ほど、というか、だからこそ「弱者」が集まるのですよね。たとえば、ホームレスの方だったり、例えば、一昔前の上野公園の不法就労の外国の人たちだったり、精神的に不自由な方だったり…。でも、自分を含む「強者」はそれを追い出してしまう。「公園はみんなのもの」は、そこでカッコ付きになってしまう。「外にベンチをつけると、変な人が住み着いてしまうから寝そべるようなところは作らないように」なんて、言われたこともあった。さあ、自分は永久に強者でいられるのでしょうか?

折しも、NHKスペシャルでは「中年孤独死」。他人事ではありません。家族も親戚も、一旦関わるとなったらすべてを投げ出さなければならないので、手を引っ込めざるを得ない。当事者が、全て、ではなく、社会、地域全体が、みんなでほんのちょっとずつ、という関わり方が可能ならば。負担に思う気持ちはずいぶん軽くなるはず。

たくさんの孤独な人たち。マザーテレサは、途上国の命の沙漠だけではなく、先進国の心の沙漠も憂えられていた。別にキリスト教徒ではないけれど。他の国々では宗教がそういった人々を救いあげるシステムをもっている。でも、宗教色の薄い日本ではそれはほとんど機能していない。むしろ、地域や社会の閉鎖性がそういった人を閉め出してしまう。ユニバーサルデザインというけれど、さらにもう一歩踏み込んで、何か、そういう人々を救うシステムを、緑、庭、まちづくりの中に作っていけないものか、というのが、わたしのかねてからの懸案です。すごく大きな意味で、ガーデンデザインと、人の命は、直結している。大げさですが、そう思っています。

☆今日のちび庭気温 22〜29℃ 曇り〜晴 今日はとってもいい気候でしたね。ほんのちょっとイチョウもヤマボウシも色付いた枝が出てきたように思います。今年の紅葉はどうかな?わくわく!(^_^)
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2005/9/24

マイ ベスト ガーデナーズ  ガーデン

今日は、お休み(でも明日は仕事)。朝、起きて新聞のテレビ欄を見たら、8:30からHV特選「ターシャ・テューダー 四季の庭」をやるとのこと。お、まじ?!グッドタイミング!そもそも私がこの道に進んだきっかけのひとつが彼女と庭の写真集だったといっても過言ではない、絵本作家で素晴らしいガーデナーのターシャ・テューダー。まさかあの彼女が映像で出てくるなんて!!!も、朝ご飯もそっちのけでテレビにかじりつきです。

まだ東京で残業続きの事務仕事にくたびれきっていた頃、その写真集を手元において、そんな世界にいけないものかなあ、なんて、ずっと夢見ていたものでした。取材なんか大嫌いときいていたのに、その彼女が!動いて、しかもしっかりした口調でしゃべってる!うわ〜っ!うわ〜っ!大感激!!!

お庭の映像もバッチリ!なんていきいきと、生命力あふれた植物達。もう90才になるターシャの、本当にしっかりした足取り。「デザインはしません。好きな花を植えていたらこうなったのよ」なんていいながらも、日々研究を重ねてつくられた庭の美しさ。こんな世界が、ほんとうに今同じ地球上に存在しているんだ!なんて、思わずじわ〜っと涙が。う、最近涙もろくていけません。願わくは、世界中の人が、こんな素朴な生活の幸せをかみしめられたら、と…(でも、これって一番贅沢な生活ですよね)。あ〜、今日も良いスタートでした。

そして、今ひとり。ガーデンデザイナー、ガートルード ジーキル。「‘イングリッシュガーデンの源流’ミス・ジーキルの花の庭」(宮前保子、学芸出版社)という本を、今すごい勢いで読んでます。ちょうど第2次世界大戦が始まる前まで活躍していた方ですが、こちらもなかなかいい本です。この方も絵画から入った方ですが、こちらは「デザイン」というのをとても意識されている。でも、植物へのアプローチは、「その植物が一番過ごしやすい環境こそが一番美しい庭を作る」という信念では2人とも良く似ているのかな、という気がします。

いつか、どんな人も憩えるような、そんなお庭がつくれたらいいなあ。やっぱ、まずはひと株の植物が喜んで育ってくれるようになることからですね。そうそう、まずはなにより「家庭」っていう、とっておきのお庭があるからな。がんばらなくっちゃあねえ。

☆今日のちび庭気温 23〜29℃ うむうむ、今日も理想的な気温だ。ありがたいありがたい。あしたもやすみだったら、なあ〜〜〜〜〜。(^_^)
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2005/9/23

お湯、注がないように。  栽培

よかったあ〜。なんとか復活しました、ちび庭。朝窓からふっと見て、いまにも泣き出しそうな天気だし、まだ土も湿ってるっぽいし…、と、水やりを控えたら、夕方にはもう葉っぱが脱水状態。うわ、うわわわわ。失敗です。一番大きな鉢なんかで見てるからいけないんだ。乾きやすい一番小さな鉢で見とかないと。予想が外れて若干晴れ間があったのと、やっぱり空気が乾いてきたんですね。

あ〜、ポインセチアの葉が丸まってしまった。コリウスもシソもバーベナもしょんぼり。ハンギングのフユサンゴもかなりピンチ!おまけにクリスマスローズまでぐったり。これは緊急事態です。大急ぎで水をやって待つこと数時間。まるでカップヌードルのように(!)、じわじわ〜っと復活してきました。あ〜、あせった。

さて、そんなちび庭でも、我慢強い方が数名。中でも悠然としているのは、フジバカマ(Eupatorium fortunei /E.japonicum)です。この子は、本当に我慢強い子。おととしのとある出展の際に使った植栽の、数少ない生き残りです。chikohanaさんに連れてってもらった磯子プリンスのガーデンセンター→学校の圃場(ふきっさらし…)→展示場(屋内)→やっと地植で落ち着く、が、日照りで葉焼け→とおもったら鉢植えに逆戻り→京都までお引っ越し、なんて、過酷な道をたどってきたけなげなやつです。それでも銅色の茎をすっくとのばしてる。

このフジバカマ、本当にいい匂いがします。花、というよりは、草全体から。葉殻摘みをしたり、つるつるの茎を撫でたりすると、ふわっと香りが漂う。ほんとうに、「桜餅」の匂いです。そうかあ、フジバカマって、薬草だったんですね。葉っぱを集めてポプリにできそうだなあ。ここのとこ、花芽が出てきたな、と思ったら、昨日今日でずいぶん開花が近づいた感じ。咲くのが楽しみです。

☆今日のちび庭気温 23〜26℃ 曇り おお、理想的な気温。そんなに高かったわけじゃないんだなあ。なのになのに水切れだなんて。ごめん。私が悪かった。くっすん。(>w<)
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2005/9/22

大陸より風も渡るか金木犀  京都

夜風に乗って、かすかにふっと、なつかしいにおい。

お、キンモクセイ。今年もこの季節がやってきましたね。今年のお初のキンモクセイ(Osmanthus fragrans var. aurantiacus)の花に気がついたのは一昨日、19日の朝。ヒガンバナ(Lycoris radiata)に気がついたのは?14日の水曜日だったかな?17日の土曜日だったかな???

すばらしい、さすがヒガンバナ、ちゃんとお彼岸に咲くんですねえ。秋だなあ〜。

キンモクセイといえば、中国の成都を思い出します。行ったのはもうおととしのことになるんだなあ。街の中の大きな公園には、キンモクセイがたくさん植えられていて、咲いたらさぞかし、と心踊らせたのでした。桂林というのは、木犀の街、という意味だそうで、咲いた頃に是非行ってみたいなあ、と思ったものです。そうそう、昨年の学園祭で、一生懸命花をつんで桂花酒を作ってた人もいたねえ。そーいや、教室の横の金木犀を刈り込みすぎて怒られたけど、ちゃんと復活したかしら?ちょっと心配。これもいろいろ思い出深い花ですね。

でも、私がさらに好きなのは、ギンモクセイ(Osmanthus fragrans)。昔うちの庭でひっそりと咲いていたもの。さらにはかない、ミルクのようななんともいえない甘い香りがするのです。今年はどこかで見つけられるかな?

おお、そういえば。学名で思い出しましたが、「ギン」モクセイの方がオリジナルで、キンモクセイはギンモクセイの変種だったんですよね。「キン」の方が良く見かけるので、図鑑でそんな記述を見つけた時は、何だか違和感を憶えたものですが。

さて、おさらい。生物季節って、どおでしたっけ?(と、授業ノートをひっぱり出してくる。)
3/28 サクラ開花(→春花壇〜)
6/3 アジサイ開花(→梅雨、初夏の花壇〜)
7/16 サルスベリ開花(→夏花壇〜)
9/20 ヒガンバナ開花(→秋花壇〜)
11/28 紅葉(→冬花壇〜)

そおそお。これが案外うろ覚えなんだな。いかんいかん。

お、こんなコメントも見つけました。「キンモクセイが満開になるのは9月下旬。今年はすこし遅れている。」という10月6日のノート。おお。じゃあ、今年は順調なんだな。センセイ、ありがとう。これからはちゃんと「お初日」に気をつけます。ずうっと暑かったけど、「暑さ寒さも彼岸まで」。さて、確か「夜温25℃が50日以上つくともう一度花芽がついて2度目が開花する」というサルスベリは今年も2回目の開花をしていたでしょうか?明日よ〜くみてみよう。

ちなみに、大阪管区気象台の生物季節観測表にはキンモクセイもヒガンバナも残念ながら項目がありませんでした。東京管区の方には、ヒガンバナ2004年9月12日、平年(30年平均)では9月18日とありました。ことしは、まあ、平均的なのでしょうか?

☆今日のちび庭気温 21〜31℃ うん、いい気候だ。ずっとこんな気候ならいいのになあ…。(^_^)
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タグ: まちあるき 文化 



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