インドネシア首都ジャカルタに行ってきました。
都市近郊鉄道JABOTABEKには日本からの中古
鉄道車両が数多く活躍しています。
同鉄道のジャンクション駅マンガライ(Manggarai)駅
で撮影しました。

日立が製造し新車として導入した非冷房車KL3系
です。鋼製車両が抵抗制御車でステンレス製車両
が抵抗制御またはVVVF(GTO)制御です。
一番運賃の安い各駅停車のエコノミ(Ekonomi)で
運行されています。混雑でドアは開けたまま、屋根
の上までに乗客が乗っています。また物売り、楽器
演奏、寄付行為なども日常でやってきます。

日本からの中古車両は冷房付なので冷房付各駅
停車エコノミAC(Ekonomi AC )、急行エキスプレス
(Ekspres)に運行されています。
運賃制度は列車ごとの支払いで一番安いエコノミ
(約30円)と比べるとエコノミACは2倍程度、エクス
プレスは5倍程度運賃が違います。こちらは販売、
演奏、寄付は厳しく禁止され運賃も高いので客層は
日本の通勤電車並みです。
最初に輸入されたのは都営三田線6000系です。
6連と三田線時代に実現しなかった8連で運用され
ています。一部の中間車両は現地の運転台を取り
付けて先頭車化改造されています。72両在籍。

JR103系も輸入されていますが4連4本と少数派
です。4連で支線運用、8連で本線運用もあります。

東急からは8000系、8500系が8連7本が在籍
します。増備が進み8612Fと8618Fが改造整備
中です。

東京地下鉄から5000系が3連3本、東陽高速
鉄道から1000系が3連3本が在籍します。
