*****『こんにゃくの生産量日本一の群馬県』*****
最近思う雑感・・・綴ってみます。
毎週のように、「ぐん!とGUNMA」というメルマガが届きます。今回ちょうど来たのに・・・・
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5月29日は何の日?
こんにゃくの日です。こんにゃくの種芋の植え付けが5月に行われることや、「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせから、全国こんにゃく協同組合連合会が平成元年に制定しました。
『第21回ぐんまこんにゃく祭りを開催します』
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=D2F3AE2F3D41B9D95A4A5BF80E821E7E?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=79459
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と、思わず知って欲しくて日刊ブログ新聞に投稿してみた。
こんにゃくの日(5/29)
http://www.burat.jp/members/writerblog/entry_disp.200609201200-0010084.200609201317-3000010.200905291101-3000013
やはり知らない人も居ました。この時代に来てネットの力を思い知らされる。地域発信の必要さをますます感じるこの頃です。しかしネットなど知らない人が住んでいる実態こそが、世の中に置いてきぼりを食いそうな社会現象が歯痒い。何とかしたいと思うばかりに焦りを感じてならない。こう思うのも私の先祖が南牧村だったからかも知れません。縁あって住み着いた「ふるさと」何とかしたいと言う気持ちがふつふつと湧いて来ます。
“こんにゃく”こそ先人が築き上げてきた財産的産業の筈です。
こちらの食卓では色んな料理に欠かせない食品となっている野が当然です。何故なら「こんにゃく」農家が大半を占めていました。しかも、下仁田名産と詠われるほど、こちらでは貴重な作物です。
こんにゃく農家で栄えたと言っても過言ではない筈です。南牧村で作ったその他の野菜はホントに美味しい。我が家ではお客さんが作ってくれた野菜を貰いホントに助かっている。なのに懇意にしているお客さん方が次々と亡くなってしまい寂しさを覚えて仕方ない。全国に散らばったお子さん方が久しぶりに集うのがそんな場。仕方ないと解ってはいるが、何だか考えると涙が止まらなくなる現実が怖い。人間同士のお付き合い…気心が知れた仲というのは、人間らしい気がしてならない。
ふるさと再生仕掛け人・・・として、縁あって実現した話を聞いた時を思い出す。
「ネット繋がり・・戦争体験の話実現。」
http://green.ap.teacup.com/jnkanbe2254/69.html
助け合って生きて来たお年よりが、どんどん薄くなって来る…うちみたいな自営業も皆深刻な問題を抱えて来る現実社会を何とかしたいと思うようになって、色んなボランティア活動に参加し、考えて来たが、現実とのギャップはあまりに大きい。5人の子供たちを育てて来て、ふるさとを思う心は植えつけて育てて来た。それだけに雇用の無い、働き場のない現実は、生きてゆけない社会現象に睦び付く。働きながら兼業農家でもなければ食べてゆけない現実があるからでしょう。
南蛇井に企業として位置づけているこんにゃくゼリ‐のマンナンライフは余りにも有名です。
「こんにゃくばたけで、フルーツ取れた〜〜ニャクニャクニャク…マンナンライフのこんにゃく畑」のあれです。
http://www.mannanlife.co.jp/
あれだけの立派な企業が傍にありながら、その産業に携わる農業の従事者が少ないのは現在の象徴とも言えよう。日本の自給率はあまりに少ない。規制緩和で建設業者が農業にも力を入れて来たのだから、もっとやって欲しいとさえ思う。国が力を入れて、補助金でも出して、雇用できる建設業を助けて欲しいとさえ思う。
ここ南牧村でも、その素芋を生産して居た農家が昔はほとんどでした。私が嫁いで来た頃はまだまだ盛んでした。養蚕もさることながら立派な食べて行く為の農業でした。富岡に農業高校もありながら後継者問題はどうにもならない現実でした。ここに生まれ育ち、頭脳名声な南牧人は子供たちに知恵を就け、どんどん都会へ流出。一家に5人兄弟8人兄弟などざらでした。
昔は段々畑にびっしっりだったようですが、今は機械化が進み、皆さん出耕作(でこうさく)、下の平らな畑まで、出張して作っているのが実態。その為田舎の段々畑は荒れ放題。しかし本格的にやっている人が僅か10軒足らず、指折るくらいしか居ないのです。後継者問題ですよね。今植えつけの真っ最中から芽が出て、夏には緑一面の畑になります。
国の政策で今いろいろに取り組んでいます。
地方環境事務所など・・・
http://www.env.go.jp/region/
環境省のエコ事業など・・・
http://www.ecoflow.go.jp/
都会からまだまだ近い南牧村など、開発のし様によっては、どんどん再生できるような気がしてならないのです。現実ばかりを見るのではなく、5年後10年後と見た場合、過疎化を今のままではもっと人口減少になり、もっと厳しい状況が来ると懸念してなりません。現在…ぐんま山村機能集落会議の一委員として、県庁に出向いては南牧村の現状や、全国のあちこちの起きてる田舎の実態を、県内あらゆるところに、点在する過疎集落、言葉にしたくない「限界集落」問題はみんなで考えなければならないことだと思えてなりません。
昨年行動に移した「ふるさと再生&田舎さみっと」もそんな思いからでした。
その時の記事はこちら。
「応援して下さい「南牧村へおいでなんし」」
http://green.ap.teacup.com/jnkanbe2254/87.html
「感涙!本番「田舎さみっと」…」
http://green.ap.teacup.com/jnkanbe2254/90.html
「家族を大切に。(万物家族)」
http://green.ap.teacup.com/jnkanbe2254/89.html
思い出してください。地元で取れた産物を地場産業に、段々畑の復活に、観光資源にもなりうる「南牧村のふるさと」の景色。
先日お客さん家に行った際オモシロ芋を発見。
「おい〜〜おまんらいかんぜよ〜〜」
っとへそ出して威張ってました。
縁日には欠かせない「みそおでん」
冬の煮込みには「おでん」
お煮しめには、「こんにゃく煮」
モツ煮やけんちん汁など、汁物には最高・・・
そして何と言っても鍋には、「糸こんにゃく」
農家の応援したいですね。農家に聞くと年取ってきて困ったもんだと言うだけです。最近も懇意にしているお客さんが亡くなってしまい張り合い無い日々です。
こんにゃくって人生みたい。
姿が変われば、色んなものに挑戦。
味を湿らせれば沁みるほどに美味しくなる。
食卓にはこんにゃく料理を一品…どうぞ!!
「こんや〜くう〜〜」な〜〜んちゃって。
地方応援ヨロシク。


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