2010/10/15

ヌバタマ  

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アヤメ科ヒオウギ属でおもに観賞用として栽培されています。
夏には、オレンジ色で斑点のある6弁花が咲きます。

ヒオウギは葉の並び方が、「檜扇(ひおうぎ)」という扇子みたいなものに(檜の薄い板をとじあわせた扇)に似ていることからで「桧扇」ともかきます。

実は黒色で「射千玉(ぬばたま)」または「烏羽玉(うばたま)」ともいいます。

別名の「烏扇(からすおうぎ)」は実が黒であることからつけられたようです。

万葉集では枕詞として使われていて「ぬばたま」そのものを詠んだ歌は少ないようです。

「夜」や「黒」「髪」をイメージさせる言葉を導いています。

30種をこえる中から代表的な歌をいくつかあげておきますね。



  居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも

  ぬばたまの 夜の更け行けば久木おふる 清き河原に千鳥しば鳴く


  ぬばたまの その夜の月夜今日までに 我れは忘れず間なくし思へば

  茜さす 昼は物思ひぬばたまの 夜はすがらに寝にみし泣かゆ

描かれた美智子さんは司書のお仕事をされていて、美智子さんお勧めの本は、是非よんでみたいと思わせるほど、本の紹介がお上手です。

忙しい時間の合間にヴァイオリンを弾き、ボタニカルアートも毎週描かれてます。
少女のようなふわり とした可愛さをお持ちの方でいつも真似したいなあ と思ってますが

ご自宅のヒオウギ持って来られた時には緑で、だんだん枯れて中から黒い実が顔を出していきました






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