2010/5/26
牡丹



ボタン科ボタン属の落葉小低木。原産地は中国で、元は薬用に栽培されていたが、則天武后も牡丹を愛でたという唐代以降 牡丹の花が「花の王」として愛好されたそうです。
とりわけ上流階級では、様々に詠まれ、描かれて、珍重されてきたそうです。
日本へは奈良時代に渡来してきたらしく、弘法大師がもち帰ったという説もあります。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

シャクヤクのように風情があり、
牡丹のように華麗で、
百合のように清楚
という女性の美しさを形容する言葉があります

根の樹皮部分は「牡丹皮(ぼたんぴ)」として、大黄牡丹皮湯、六味地黄丸、八味丸など漢方薬の原料になります。
薬効成分は、ペオノール(消炎・止血・鎮痛などに効く)だそうです。
「牡丹散りて うちかさなりぬ 二三片」
「ちりて後 おもかげにたつ ぼたん哉」

「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり 花の占めたる 位置のたしかさ」

「一輪の 牡丹かがやく 病間かな」

作者の悦子さんはお義姉さまからいただいたというこの繊細な牡丹を大切にお持ちになり、丁寧に時間をかけ描かれました。悦子さんの優しさの伝わる牡丹です


2010/5/14
スカビオサ

松虫草(まつむしそう)科。学名Scabiosa
Japonica
「Scabiea(疥癬(かいせん))」が語源(かゆみの病気)
松虫草は、皮膚病に効く薬草として使われていたらしいのです。
夏の高原で、薄紫の頭花をゆらゆらゆらしている姿をよくみかける。
松虫が鳴き始める頃に花を咲かせるからとも、松虫のなく草地に生えるからともいうらしいです。
「林傍菊」の異名ももつらしいです。
独特の風情のある花で、夏の終わり、淡い青紫の花が細い茎の上で揺れると、秋の訪れを静かに伝えてくれます。
紫の泡を野に立て松虫草 長谷川かな女

別名「スカビオサ」とよばれ、園芸品種もこの名前でよばれる。
この弥生さんが描いたものも、スカビオサだが、白色の花も可憐で構図のバランスもよく、集中して描かれたのがつたわってくる素晴らしい作品だと思います

可愛いが媚びずに凛としていて、弥生さんのような花だと思うのです

でもこの花の花言葉が面白いのです

「不幸な恋」「悲しみの花嫁」「感じやすい」「健気」
なんだか悲恋の物語ができそうな・・・・・
想像をふくらますのも楽しいですよね


2010/5/12
BAUM(バーム)U

9月4日のブログで一度ご紹介した「バーム」

甘い香りの誘惑に誘われ、扉を開けたら ショーケースに目新しいお菓子がいっぱい
「今日は沢山の種類のお菓子がそろっていますよ」と弾んだ声のみかさんの天使のささやき

オレンジピールチョコ三本、にマンゴーゼリーそして、有機栽培の豆を使ったコーヒーをオーダー

カヌレやマカロンもホントに美味しそう


私はローズヒップの絵が掛っているコーナーに座りゆっくり大好きなオレンジピールをブラックチョコでコーテイングしたお菓子を堪能させていただきました。
カウンターではみかさんが常連さんらしき方と楽しいおしゃべりの真っ最中



外観はこんな感じ。一階にはモッコウバラが咲き乱れて美しかったです。
三階建ての一階がお店です。
「BAUM」大分市金池南2−5−3
п@080−3940−1271
日曜日が定休日

その後、最近通っている近くの歯医者さんに 虫歯の治療に行ったのでした


2010/5/6
個展終了の日

昨日の5日の日でセンチュリーホテルでの作品展が終わりました。
約1カ月間に沢山の方々に見ていただいたことに心から感謝いたします

中にはお仕事も兼ね東京から来てくださった方、広島から総勢8名でかけつけてくださった敦子さんご一行様


新しい出逢いも沢山いただき嬉しい一か月でした。
来年もまた新しい切り口の作品発表を

搬入、搬出をお手伝いいただいた、弥生さん、尚美さん、直子さん、節子さん本当にお世話になりました。

搬出の後、浩子さんのお宅に一年ぶりにおじゃまし、お庭でハーブティーとフルーツをいただいて、寛ぎの時間を過ごさせていただきました。夕暮れの心地良い風に生き返った気分


なんと安心院ワイナリーのスパークリンングワインとモンペラをいただくこともでき大満足のほろ酔い気分で、個展の最終日を締めくくることができました。

お出迎えは本当に可愛くて、お利口で、人なつっこい エディ
歓迎を体中で表してくれます。
