2010/9/27

エノコログサ  

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単子葉植物イネ科エノコログサ属の植物です。ブラシのように毛の長い穂の形が独特な雑草です。

夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも狗(犬)の尾の草「狗尾草」と表記します

別名のネコジャラシは 花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことからつけられました。
実際 警戒してなかなか近寄らなかった子猫が、気が変わったように花穂に飛びついてくるようです

学名の属名セタリア(Setaria)とは「刺毛(しもう)」という意味で、この仲間の小花の一つ一つの付け根に何本もの針状の長い毛があるためで、これが円筒状花穂外側に密生した毛のように見える。
この毛は、イネやムギなどのイネ科植物にみられる芒(のぎ)とは違うものです

描かれたのは茂子さん  いつも花材を見つける秘密の場所で季節の草花などを見つけ、大切にお持ちになります。若い茂子さんの集中力で、ほとんど一日でデッサンが終わります。
このエノコログサも描くのに根気のいるモチーフですが、たくさん しっかり描かれています。優しいお人柄がつたわってきます


エノコログサの花穂が高原の風に揺らめく姿はのどかで、夕暮れに、その花穂が垂れ下がるように浮かぶシルエットは心に染みる美しさです




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君江さんの足にも猫が





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2010/9/22

ジゼル  

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昨夜はiichikoグランシアタにて開催された 東京バレエ団の「ジゼル」を観にいきました。
本格的なバレエは初めてだったので、どきどき、わくわくでしたが
始まった時から、終わりまで 正確にはカーテンコールまで多分口が開いたままではなかったかと思うくらい惹きこまれて観ていました。

「ラ・シルフィード」「白鳥の湖」とともに「三大バレエブラン(BalletBlanc;白のバレエ)
」の一つに数えられるロマンチックバレエの代表作だそうです。

第一幕は 美しい村娘ジゼルの前にあらわれた貴族アルブレヒトとの出会いと想いが通じた二人の幸せなひと時   という昼間の森の場面

ですがアルブレヒトには婚約者もいて身分もわかり、錯乱した中 息絶えてしまうジゼル

そして第二幕へと・・・

精霊になったジゼルの夜の幻想的な場面です。

ジゼルの「死んでもなお強い意志で恋人を守りぬく」という強さと、切なさが 他の精霊たちのはかなく消えてしまいそうなかげに  心に強く感じることができました。

ジゼルを演じたプリマドンナ上野水香さんの日本人離れした九頭身の体型、可愛らしさと美しさを兼ね備えた演技、そしてすらりと伸びた手足から放たれるオーラ

ほんとに素晴らしかったです。





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まだ余韻残る中、なんとサプライズ誕生日パーテイーでした。




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夜の美女たちのおしゃべりは永遠に続きます



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2010/9/17

三つ葉あけび  

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アケビ科アケビ属のつる性植物
名前は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」に似ていることから「あけび」に変化していった
また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように裂けることから、「開け実」「あけび」
になったという説もある。
白い中身は食べられます。

つるの部分は利尿作用があり漢方方剤につかわれます。漢字の「木通」は、「小水が通じるつるの木」からきているらしいです。

アケビの葉は五枚で丸っこく、三つ葉アケビの葉は三枚で、ふちは波状になっています。

花は4〜5月に咲き、雌雄異花の淡紫色のかわいい花です。


食用としては 種子を包む胎座が甘味を持つので、昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきました。
果皮はほろ苦く、内部にひき肉を詰めて油で揚げたり、刻んで味噌炒めにするなど、こちらは山菜料理として親しまれています。

この作品はお花屋にお勤めで、ガーデニングやフラワーアレンジメントがお得意の瑳好子さんが描かれました

今月一か月は体調不良のためお休み中です。いつも元気で明るいさよこさんなんですが、今夏は猛暑に加えお仕事などがんばりすぎたようです。

しっかり休養して、日頃のお疲れをとり来月には復帰してくださいね

芸術の秋もみじ 作品展がたくさん待ってますよ!

因みに今後の作品展予定は11月6・7日が上野の森アートフェスティバル(大分市美術館)

12月1日より約1か月 大分県庁新館ロビーにて(ここは初めてです)開催します





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2010/9/13

ノブドウ  

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ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉木です
実は近くの空き地の塀に今年大量に増え、たわわに実をつけました

例年は花が6月中旬から咲き始め、9月の中旬まで咲き、
暑い夏の間を咲き続け 実は9月を過ぎる頃から、徐々に色つきはじめ薄緑・白・青・紫・ピンクに色をつけ、10月中旬が見頃となります。

それが今年は猛暑のためか1か月早くから実を付けはじめたのです。

私が最初に上野の森で色付いたノブドウを見た時に思わず口にした「宝石みたい」という感動は毎年あせることがありません。

サファイア・エメラルド・ルビー・紫水晶・トルコ石・ガーネット

早秋の空に彩(た)みたこの宝石たちは

まさに自然からのおくりもの

このノブドウを描かれたのは久仁子さん
教室ではゴージャスさんとかデビ夫人と呼ばれている、美しく華やかな方です
因みにデビ夫人は「東洋の真珠」と美しさを称えられていたそうです

今までは薔薇などのゴージャス系の花で、色も華やかなものを描かれていたのですが、今回このノブドウをお見せしたら
この自然の美しさに魅せられ、一気に描かれたように思います。

もちろん久仁子さんはダイヤモンドや本物のルビーの似合う方なのですが、白いTシャツにノブドウの実で作った首飾りや耳飾りもお似合いになる方だと気が付きました。

時々お食事にお宅にお誘いいただくのですが、さりげない心くばりや旬のものを薄味で
、美味しく、そしてセンスよく盛り付けてあるところ、
必ず季節の草花をガラスの小瓶に入れ、ウェルカムの気持ちを感じさせてくださる細やかさ
に是非ぜひ 野の花や実も描いてほしいと願っていました。

とても仲の良いご主人は樹木や草花のプロでいらっしゃいます。
次回の花材探しのためにお二人で秋の野山にお出かけくださいねハーブ


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2010/9/9

ラベンダー  

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シソ科ラヴァンデュラ属の小低木で地中海沿岸地域が原産です。

ローマ時代に入浴用の香水として用いられたので、ラテン語の「洗う」という意味のlavareがラベンダーの名のもとになったということです。

現在でも化粧品の香料・ポプリ・ハーブテイー・アロマセラピー・観賞用などに広く利用されています口紅

日本へは江戸時代(1804〜1818)に渡来し、日当たりと水はけのよい土地でよく育つため 現在では北海道で主に栽培されています

北の大地をモーヴ色に染めるラベンダーはまさしくハーブの女王の位置を確立しています
高温多湿を嫌い、平地より風通しのよい傾斜地の方がよく育つようです。

特に富良野地方のラベンダー畑が全国的に有名、富良野町とニセコ町のシンボルとしても指定されているそうです。

日本国内だけでも100種類以上のラベンダーが入手できますし、毎年 新品種が輸入されたり、栽培されたりしています。

尚美さんはこのラベンダーのように背が高くスタイル抜群の方です

描くのに根気のいる植物をいつも根気強く、そして生き生きと描いてくださいます。

タイムリーに京都通でもある尚美さんから、修学院離宮と桂離宮だよりが届きました。

お話を聞くのが楽しみです








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2010/9/4

アンズ  

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バラ科サクラ属の落葉小高木です。
中国原産で、奈良時代に梅とともに中国から渡来したといわれます。
漢字の「杏子」の唐音から「あんず」になった という説と「甘酢梅(あますうめ)」
が変化して「あんず」になったという説があります。

ピンク色の花は桜とよく似て可愛く美しいです。

因みに大分県の花 豊後梅は梅と杏の中間種らしく、杏は豊後梅ともよくにています。

この杏の実は優子さんのお宅の杏の木に実ったもので、毎年たくさんいただいています。
最初は描くために利用させていただいてましたが、去年からは杏酒や杏ジャムを作り、楽しんでます。

今年の杏は例年に増して大粒で、美しく立派でした。

私はせっせとたくさん杏酒にして最高の杏酒ができましたよ
優子さんや悦子さんは杏シロップにされました。
杏シロップもとても美味しいですよ

今回は真理子さんが美味しそうに、とても丁寧に描いてくださいました。
今までは生け花をならっていらっしゃるので生け花に使うようなお花が多かったのですが、杏の実と葉の美しさに感動されたそうです。

真理子さんは私と確か同じ年齢なのですが、とてもお若く見え多才な方です

実は大変有用で アプリコットともいわれます。
種子は青酸配糖体や脂肪酸、ステロイドなどを含み、杏仁(きょうにん)と呼ばれる咳止めや風邪の予防の生薬として用いられます。

杏林の故事
中国、呉の国にとうほう という仁医がいて、貧乏人からは治療代をとらず、かわりに症状の軽い患者には杏を一株、重病人には五株うえさせた。
数年して家のまわりに杏の林ができた。
それ以来「杏林」は医者の尊称となった。

という故事です


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