2010/11/29
大分県庁での作品展

12月1日より大分県庁 新館一階ロビーで教室の作品展をします。
すべてオリジナルの作品で力作ぞろいです

これは直子さんが紅葉した葉を描かれた作品です

千鶴子さんのノブドウ
ノブドウは宝石そのものです


康さんが自宅のやぶこうじを描かれたものです。根までしっかり描かれています


これはみやこさんが今年 東京の作品展で入選された山あじさいです
細やかで素晴らしい作品です

その他、20点あまりを展示しております
12月28日まで9時から17時30分までの展示です
立派なソファーとテレビがあり、ゆっくりご覧になっていただてるとおもいます

是非、お立ち寄りくださいませ


2010/11/17
カトレア

カトレアは、木や岩に張り付いて生活する着生ランの一種で、野生種のランが2万種以上あるなかでも「ランの女王」と呼ばれている華やかなランです

薄くて透き通るような美しい花色で、赤・ピンク・黄色・白・赤紫・青紫とあり、花の形も豊富です

名前はイギリスの植物愛好家のカトレイWilliam Cattley
の名に由来します。
春咲きから冬咲き種まであり、二期咲き種を含めると一年中花がみられる。
栽培には冬には最低10度を保つ必要があるので、生育期は春から初秋までです。
この間寒冷紗(かんれいしゃ)下に株を置き、水やりと施肥をよくし、春にでた芽を大きくすると、初秋頃から花芽が見えだすようです。
植え込み材料にはミズゴケがよいようです。
このカトレアの作者和子さんは最近バラばかりをよく描かれていましたが、今回はカトレアに挑戦
どちらにしてもいつも華麗な花を描かれます

しかし、実際の和子さんは野の花のように優しくて穏やかな方です。
ただ今、自宅に迷い込んだ猫に夢中で、いつも猫がどんなにかわいいかを話してくださいます

和子さんといると皆さんが穏やかな気持ちになれる不思議な魅力を持った方です


2010/11/12
ワレモコウ

ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)は、バラ科・ワレモコウ属の植物で、日本列島、朝鮮半島、中国大陸に分布しています。
「ワレモコウ」の漢字表記には吾亦紅・吾木香のほかに我吾紅、我毛紅などがあるそうです。
一説によると「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名つけられたといいます。
命名するときに、赤黒いこの花はなに色だろうか、と論議があり、その時みなそれぞれに茶色、こげ茶、紫などといいはった。その時選者に、どこからか「いや、私は断じて紅ですよ」というのが聞こえた。
選者は「花が自分でいっているのだから間違いない、われも紅とする」ということで「吾亦紅」となったという説が有力だそうです

九月くらいから秋の草原に咲いて、暗赤色の花穂がおもしろく風情があります
花は上の方から下へ順に開花していきます。
秋の十五夜のお月見では、薄(すすき)とともにかかせないものです
根を乾燥させたものを漢方では「地楡(ちゆ)」と呼び、止血剤・下痢止めとされているそうです。
花言葉

われもまた 紅なりと ひそやかに


2010/11/6
上野の森アートフェステイバル

第11回上野の森アートフェステイバルが今日開催されました

大分市美術館を中心にいろいろな楽しい催しがたくさんです。
この三点はボタニカルアート展に入選し、10月に日展会館に展示された作品です。

他にも力作30点ほどを展示しています。

午後からはオカリナやギター・木管アンサンブルのコンサートも開催されました。

明日4時まで展示していますので、お運びくださいね


芸術短期大学学生によるカフェも大盛況

竹工芸でいろいろなおもちゃ作りを体験できます。

椅子工芸作家 林田さんの椅子です
私は檜と椿で作られた椅子に一目ぼれ
遊び心と座り心地の良さに感動しました。

「藍」作家の芳賀さんは現在別府パストラルホテルにて個展開催中の日展作家さん
素晴らしいです
明日まで開催してますので是非お出かけくださいね


2010/11/4
オンシジュウム

オンシジュウムはラン科の多年草です。
中央アフリカ・南アフリカ原産で、日本には明治時代に渡来しました。
高価な花というイメージが強いランの中にあって、この黄色のオンシジュウムやデンファレは比較的安価なため、気軽に使える切り花としても人気があります。
花色が紫やピンクのもの、径10センチをこえる大輪花をつけるオンシジュウムもあるそうですが、私は、一般的な黄色い小花しか知りませんでした。
この作品のオンシジュウムは康さんが大切に育てられたもので私のもっていたイメージより大輪で 黄色が美しく まるで蝶が踊っているように可愛くみえました

調べてみると英語名は「ダンシング・レデイ・オーキット」というそうです。
スカートをはいた女性が、手を広げて踊ってようにもみえますね
オンシジュウムという属名は「こぶ」という意味のギリシャ語、オンコスに由来します。
花弁にこぶのような隆起があるためにつけられた名前だそうです。
和名の「ムレスズメラン(群雀蘭)」も花の様子からイメージされたものでしょう。

康さんの生花第一作目

学生時代、顕微鏡で観察しながら点描されていたという観察力と 趣味の山登りで鍛えた体力で今後も沢山の作品を描いてくださいね

