2011/7/31
大分学研究会

会長の辻野功先生(別府大学客員教授)

首藤勝次さん(竹田市長)
7月30日大分県立図書館会議室にて「大分学研究会」の設立式が開催されました。
会員現在96名・特別会員6団体ですが、約80名のが出席されていて、会場の冷房がきかないほどでした。
目的は
山間部の多い地理的条件に加え、江戸時代の小藩分立によって、各地に個性あふれる魅力が点在する大分県について、歴史的・文化的側面ばかりでなく、産業面など、多面的側面から地域によって異なる魅力や特色を調査・研究することによって、それぞれの地域で育まれてきた豊かな資源を磨くとともに、地域で活動している人たちのネットワークを構築し、大分全体として観光・地域振興に資することです。
会長の辻野功先生http://www.e-obs.com/podcast/cat/oita_ijinden
のご挨拶と副会長 由布院玉の湯http://www.tamanoyu.co.jp/の桑野和泉さん
蒲江ブルーツーリズム研究会http://www.kamae-bt.com/の橋本正恵さん 安心院グリーンツーリズム研究会http://www.ajimu-gt.jp/の宮田静一さんのご挨拶
それから市長代表で首藤勝次竹田市長からすばらしいお話をお聞きしました。
その後「大分学のいま」と題して辻野先生の記念講演
大分の魅力や大分出身の偉人数名のお話、28人30代の日銀総裁のうち4人5代を大分県出身者が占め 都道府県別では日本一であることなど大分を愛する気持ちを熱く語ってくださいました

私も大分に移り住み11年。いまでは大分大好き人間です。
海と山の自然の恵みのすばらしさ、と人情の豊かさ 日本一の県です。
もっともっと魅力的な県になることを願ってやみません。
その後場所を府内五番街「壺中の天地」にかえ懇親会
ビールがお腹に染みわたり美味しいこと!!いろいろな分野の方々と交流を深めることができました。
ボタニカルアートもしっかり宣伝
あすから府内五番街若竹園で開催する教室作品展のことも宣伝しました

これから二か月に一度のこの会 次回も楽しみです。

筑紫亭http://r.tabelog.com/oita/A4404/A440401/44000631/の女将の着物姿にほれぼれしました


2011/7/22
すみれ

春にすみれに出逢うと、去年お亡くなりになった「日本のファーブル」こと熊田千佳慕さんが大好きな花として本に書かれていたのを思い出します。
以下
来る年も 来る年も
早春の季節になると 口ずさむ
”すみれの花咲く頃・・・・”
なつかしの タカラズカメドレー
はじめて君に出逢ったときの
心のときめき。
そんな季節に咲く
野すみれのなかまたち
むらさきのロマン

スミレ仲間は世界のいろいろなところに自生していますが、日本はその中で約50種類の野生種が自生しているすみれ王国だそうです。
早春、雑木林の木々が芽吹き始めるころ、その下で藤色の可憐な花をたくさん咲かせるタチツボスミレ、香りがつよいヒゴスミレ、エイザンスミレ、マルバスミレ・・・・
日田から来てくださっている富美さんは2月くらいからスミレを描いてみようと思いたたれて、7種類くらいのスミレを描かれました。
その中には野焼きのあとに咲き始める黄色い花の黄スミレもありましたが、この中から5種を一枚の作品にされました。
いまでは富美さんはまるでスミレ博士です

スミレの種子の外周は、発芽を抑える物質を含んだ糖類でコーティングされているそうです。
甘いものが大好物の蟻はスミレの種子を咥えて遠くまで持ち運びます。
糖質部をなめ終えると、そこへ落とされた種子はそこに芽をだし


これも富美さんのお勉強のおかげで知りました。
この可憐なスミレに天がこのような知恵を授けてくださっているのですね


2011/7/18
きょうがのこ(京鹿の子)

この花をエイ子さんがお持ちになった時に「なんて可愛くて可憐な花だろう」と感動しました。
名前を聞くともっと感動!!ぴったりの名前なんですから・・・・
この花を京都に恋して年に何回も行かれる尚美さんが描かれました

尚美さんもこの花のように可憐で可愛い方なんです。
バラ科シモツケソウ属の多年草で、日本が原産です。
花は枝先に小さな淡紅紫色の5弁花を密につけ、茎や葉柄も紫紅色を帯びています。
変種に白色の花を咲かせるものがありますが、これは「ナツユキソウ」と呼ばれています。
「京鹿の子」とは京都で染めた「鹿の子絞り」のことで絞り染めの一種で、鹿の斑点のような模様をぎっしり並べたピンク色の絞りのことです。
これを書いてる端から私も京都に行きたくなる想いがつのります



2011/7/13
ヤマボウシ

ヤマボウシはミズキ科ヤマボウシ属の落葉の亜高木です。
日本では本州から九州に分布し、朝鮮から中国にも分布します。
初夏に開花しますが、4枚の花弁のように見えるのは総苞で、その中心に多数の花がつきます。
「山法師」の名前は中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い総苞を白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたそうです。
花水木(ハナミズキ)とよく似ていますが、咲く時期がヤマボウシのほうが2週間ほど遅く、花に見える苞の先端がとがっています。
ハナミズキは先端が丸いようです。
中国名は「四照花」で、枝いっぱいに花が咲いた時の四方を照らす様子を表現しています。
花言葉

この花の作者久仁子さんは本当に四方を明るく照らしてくださるような、いつも明るく、前向きな方です。
しかも年齢不詳のかわいらしさと美しさを兼ね備えた私の目指したい方のおひとりでもあります。
それにはまだまだ修行がたりませんが


2011/7/10
宮本修メモリアルコンサートへのお誘い

教室の裕子さんのご主人で、私の尊敬する宮本修先生の退官メモリアルコンサートが8月27日にiichiko総合文化センター音の泉ホールで開催されます。
大分上野丘高校時代に指導されていた、今では世界的にご活躍されている 野々下由香里さん(ソプラノ)・波多野睦美さん(メゾソプラノ)・中村弘人さん(テノール)との夢の共演が実現します

サブタイトルは〜わが師と友に恵みあれ〜です。
因みに野々下さんは教室の千鶴子さんの姪にあたられ、現在東京芸術大学准教授です。
それから波多野さんはNHKニューイヤーコンサートにも出演されており、以前から私は大好きで三回ほどコンサートに伺っています。
宮本先生はこれまで音楽(声楽・合唱)教育一筋35年数々の業績をのこされています。
今回は1000円という破格の入場料 ということもあり早めにチケットをご購入くださいね。
私も何枚かお預かりしてますのお声かけくださいませ。ご一緒いたしましょう


2011/7/8
ゴテチア

アカバナ科ゴテチア属の耐寒性一年草。
原産は北米カルフォルニアで5月から6月に赤・ピンク・橙色などの花をさかせます。
花は薄紙細工のようなデリケートな4弁花で雨があたると傷むので、梅雨の時期と重なる日本では鉢植えにして軒下などに置いて楽しむようです。
このゴテチアの作者英子さんもそのように大切に育てられています。
繊細で、透明感のある美しいピンク色に私も心惹かれました。
が 描くのは時間との勝負

英子さんの「お庭の花」シリーズがまた一つ増えました。
花言葉は「変わらぬ熱愛」だそうです


2011/7/4
神々と男たち

1996年アルジェリアで起きた、武装イスラム集団によるフランス人修道士7人の誘拐・殺害事件
を題材として、その秘められた真実を映画化したこの作品。
2010年カンヌ映画祭でグランプリを受賞後、「オーケストラ!」をしのぐ観客を動員しているということで、夜8時からシネマ5で観てまいりました。
フランスと深い関係にある旧植民地アルジェリアでの事件、イスラム原理主義の恐怖などフランス人の心をとらえる要素の多い作品だそうですが、私には勉強不足ということもあり、わかりにくく、重い作品のように感じましたが・・・
けれど歴史的背景など知りたいと思わせてくれる作品でもありました。
帰りながら、決心した人間の強さと穏やかさを想い、最後の晩餐で流れた「白鳥の湖」の曲とともに胸が締め付けられました。
そして、たまにはこんな夜も良いとも思えました

シネマ5特製おにぎりがとっても美味しかったです

今週金曜日の20時からが最終上映です。
