2011/10/28
スタペリア

多肉植物らしきものを美智子さんがおもちになった時の私の感想は おどろおどろしいという感じ、もう一人の方は、「オランウ−タンみたい!」と一瞬、なんなのこれは・・・という思いでした。
この作者の美智子さんのお宅に随分前からあったらしいのですが、一度も花が咲かなかったものが蕾をつけたからと仕事の間は車に乗せ夜持って来られた時はもうこんなに開いた状態でした。
調べてみたら「スタペリア」というガガイモ科の多肉植物で南アフリカやタンザニア、ケニア、に分布するそうです。
花は紫褐色で花にはびっしりと毛が生えてます。
咲いてすぐは生物の腐ったような臭いを放ちハエなどの虫を誘い、産み付けられた卵が孵りウジが受粉を手伝う というのを調べて
教室の時、皆さんにお話ししたら 好奇心旺盛な何人かの方々がまるで虫になったように鼻を近づけたとたんに 悲鳴をあげられました

私はそんな勇気は持ち合わせてません
なのにそれを聞いてもまた次の方が鼻を近づけるのです

一日残るほど強烈な臭いだったようです。
しかし人間の好奇心って面白いなあ と思いました。
ということでこの花は皆さんに強烈な印象を与えてくれました。
因みに花言葉を調べたのですが ありませんでした

けれど一週間眺めていたら なんだか愛らしく思えてきたのでした。
美智子さんもきっとそんな気持ちで描かれていたのだと思います。初めて咲いたお花ですから


2011/10/26
損保ジャパン東郷美術館

新宿駅をおり西口から巨大なビル軍を眺めながら歩くこと5分 見つけました
損保ジャパン東郷青児美術館
損保ジャパン本社ビル内の42階ということで緊張しながらエレベーターに乗り込むと一気に42階へ
展望回廊からの眺めも抜群なのですが、高所恐怖症の私は少しだけ


行きそびれていた「モーリス・ドニ ーいのちの輝き、子供のいる風景ー」開催中でした。
モーリス・ドニは19世紀フランス印象派として知られています。
今回の展示はドニが生涯一環して描き続けた「家族」「子ども」というテーマに焦点を当ててあり、愛情あふれる暖かく生き生きとした世界を感じることができました。
それからいよいよ
ゴッホの「ひまわり」とご対面 その両横にはゴーギャン「アリスカンの並木道」・セザンヌ「りんごとナプキン」という名作3点が並び さすがに背筋がピン!と伸びました。
東郷青児の女性がモデルの素描がきになり、本を買ってしまいました。
目線の先を感じさせるモダンで洗練された女性に惹かれました。

2011/10/21
縷紅草とシモバシラ

今日も珍しい草花をエイ子さんが何種類かお持ちくださいました。
一輪の小さな濃紅色の花が可憐だったので名前をお聞きしたら縷紅草(ルコウソウ)というヒルガオ科のつる性多年草だということです。
一緒に種も出来てるのです。春に植えてみたいとおもいます。
それから写真の一番上のいくつかの白い花穂をつけているのが シモバシラで冬に枯れた茎の基部に氷結がつき美しいことから名前がついたそうです。
関東から九州に自生しているそうで冬の氷結の頃も見てみたいですね。
別名 雪寄草(ユキヨセソウ)ともいうようです。
手前の淡紫色の花は ダルマ菊 で日本原産のキク科植物です。
九州の日本海側の海岸の崖に自生しています。
葉がビロード状の白い毛で覆われているのも美しい、そして可愛らしい植物です。
紫色の実をつけているのは以前もご紹介した ムラサキシキブです。
描きたい気持ちはあるのですが、今は秋明菊(シュウメイギク)とサンキライを描いていて
かわいいこの小花たちは今年は眺めるだけで終わりそうです。
が、見ているだけで和みます


2011/10/12
山種美術館

山種美術館めざして恵比須駅到着!広尾方面めざして15分歩いたら着くはずが、渋谷方面に向かって歩いたらしく、結局一時間も歩いてやっと到着

坂の上だということもあり息切れしていまいました。
がスタイリッシュなたたずまいに感動
疲れもふっとびドアをあけました。

山種美術館は1966年、明治の米相場と昭和の株式市場で財を成した実業家・山崎種二が、「絵は人柄である」という理念のもとコレクションした美術品を 日本初の日本画専門美術館として、日本橋兜町に開館しました。
その後1998に千代田区三番町に移転。
そして2009年三番町時代の約二倍の展示室を持つ美術館として、新たな場所・広尾でスタートをきってまだ新しい美術館です。

一階はガラス張りの光溢れるロビーでゆっくり寛げそうな喫茶コーナーもありました。
地下のミュージアムショップもどれも欲しくなるほどスタイリッシュでセンスの良いものばかりでここでも目の保養ができました。

今回の企画展は「知られざる歌舞伎座の名画」でした。
ご存じかと思いますが 現在東銀座の歌舞伎座は2013年新劇場完成にむけて、建設工事中です。
旧歌舞伎座ゆかりの作品が初めて一般公開されていて とても見応えがありました。
私が心に残り好きだったのは速水御舟の「花ノ傍(かたわら)」というモダンな着物姿の女性をモデルにした作品と橋本邦助の「幕間」という作品でした。
歌舞伎座は一度しか訪れたことがありませんが、新しい歌舞伎座も楽しみです


2011/10/6
はがき

だいしんギャラリーにお花を飾りました。
ミズヒキが秋を感じます。

お土産にいただいた素敵なブーケです。

シュウカイドウ(秋海棠)もお花も種も可愛いです。
罫線をいれたはがきを販売するようにしました。和紙を使用し、書きやすいです。


2011/10/3
今日からスタート

本日より19日まで大分市大道のだいしんギャラリーで作品展を開催しています。
銀行隣の独立したスペースで、寛げる広いスペースに今回は35点を展示できました。

純和風でありながらモダンな感じのスペースにゆっくりお茶のできるコーナーも設けられていて素敵なギャラリーです。

大小さまざまな、年間を通した教室の皆さんの力作を展示しておりますのでどうぞいらしてくださいませ。
詳しい地図はだいしんギャラリーhttp://www.oita-shinkin.co.jp/
でご確認くださいませ。
駐車スペースもご用意しております。平日・土曜日・祝日・日曜日休みなしで午前9時より17時まで開催です

