2012/9/25
ブリヂストン美術館

大好きな空間ブリヂストン美術館に「ドビュッシー、音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで」を観にいきました

クロード・ドビュッシーは、19世紀から20世紀初めにかけて活躍したフランスを代表する作曲家です。
そのドビュッシーが生きた時代は、音楽や美術、文学、舞台芸術が、互いに影響し合い、ときには共同で作品をつくりあげていたそうです。
ドビュッシーは作曲家の中ではその代表的な人物だったようです。
先日観た映画「ミットナイトインパリ」の時代の少し前アールヌーボーの時代でしょうか!?
パリのサロンの中に舞い込んだ気持ちで鑑賞することができました。
直筆の楽譜の美しさとジャポニズムにも焦点があててあったのが印象的でした。

ドビュッシーの生誕150年を記念して、オルセー美術館とオランジュリー美術館、ブリヂストン美術館の共同開催で10月14日が最終日です。
こちらに帰ってからも「月の光」や「パスピエ」



2012/9/19
トケイソウ

トケイソウ(時計草)はトケイソウ科トケイソウ属の常緑つる性低木です。
原産地はペルー、ブラジルなどの中南米です。
花弁を時計の文字盤、雌雄シベを時針に例えて命名されたそうです。
欧米では十字架にかかるキリストを連想してキリスト受難の花という意味でパッションフラワー(Passion flower)と呼ばれます。
花期5〜9月にかけてで、直径8センチくらいの花はまさに「時計の文字盤」です。
花色は赤・紫・白など園芸種も含めると数百種あるようです。
このトケイソウは優子さんが描かれた作品ですが、自宅のトケイソウを二カ月ほどかけて丹念に細部まで描かれてます。
薄紫にはコバルトバイオレットを使い、このもっとも複雑な種類のエキセントリックな形状を見事に表現できているように思います。
蕾も葉も蔓も細密です!!
「パッションフルーツの実」は「果物トケイソウ」の実です。
この花にはどんな実がつくのでしょう!!
楽しみですね


2012/9/12
佐脇健一展
今日から始まる佐脇健一展
のオープニングに佐脇さんの説明をお聞きできると聞き急に思い立って大分市美術館へ行きました。
取材をうけられている最中だったので、一緒に行った三人でゆっくり見学しようと思っていたら幸運なことに菅館長さんがいらして、なんと直々に解説をききながら回ることができました。
佐脇健一さんは大分生まれで東京芸術大学卒業後は、多様な素材やメディアを駆使しながら、風景をうみだす彫刻家です。
その作品はブロンズや鉄を精巧に鋳造し、俯瞰的(ふかんてき)な風景として表現するもので、独自の小宇宙を実現させています.

まずはフォトドローイングの世界から
モノクロ写真に油またはアクリル絵具で空を描き入れた作品です。
このたびの震災でも瓦礫の中から写真が拾い上げられる光景が繰り広げられました。
他者にとって無価値な個人の日常を記録した一枚の写真の意味を改めて問いかけてきます。
作者は地球歴から人間の生に至る「時間」軸を意識し、「空」を普遍的しるべとして、その下で繰り広げられる人間やその行為の痕跡を表現しています。
どの作品にも入れられた線が印象的でした。
一番好きだったのはウッドワーク
日本家屋に見られる神棚や仏壇、庭から生花に至るまで、神仏や自然を屋内空間に取り入れる日本独特の死生観や自然に対する考え方をBoxやキャビネット状の作品で表現したものです。屋内空間に小さな風景空間を持ち込み、人と自然の関係を主題にした作品です。
あと立体はもう一度ゆっくり伺いたいほどの内容量でした。
短い時間でしたが佐脇さんと直接お話しができ嬉しかったです。
木の箱を作りたい
と思いお聞きすると、材料は樫の木で一つ一つ金具の部分まで佐脇さんが手作りされているとのこと。
来春の東京でも作品展では木の箱作りのワークショプも開催されるとのことでした。
今回は10月8日に小・中学生と保護者を対象とした、アルミ線で動物や車、飛行機などを作るワークショップが開催されます!
お早めに大分市美術館までお申し込みされてください。とのこと
菅館長さんの力のこもった説明を聞きながら充実した素敵な時間となりました
10月21日までです!!良い空間と時間が流れますよ
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のオープニングに佐脇さんの説明をお聞きできると聞き急に思い立って大分市美術館へ行きました。
取材をうけられている最中だったので、一緒に行った三人でゆっくり見学しようと思っていたら幸運なことに菅館長さんがいらして、なんと直々に解説をききながら回ることができました。
佐脇健一さんは大分生まれで東京芸術大学卒業後は、多様な素材やメディアを駆使しながら、風景をうみだす彫刻家です。
その作品はブロンズや鉄を精巧に鋳造し、俯瞰的(ふかんてき)な風景として表現するもので、独自の小宇宙を実現させています.

まずはフォトドローイングの世界から
モノクロ写真に油またはアクリル絵具で空を描き入れた作品です。
このたびの震災でも瓦礫の中から写真が拾い上げられる光景が繰り広げられました。
他者にとって無価値な個人の日常を記録した一枚の写真の意味を改めて問いかけてきます。
作者は地球歴から人間の生に至る「時間」軸を意識し、「空」を普遍的しるべとして、その下で繰り広げられる人間やその行為の痕跡を表現しています。
どの作品にも入れられた線が印象的でした。
一番好きだったのはウッドワーク
日本家屋に見られる神棚や仏壇、庭から生花に至るまで、神仏や自然を屋内空間に取り入れる日本独特の死生観や自然に対する考え方をBoxやキャビネット状の作品で表現したものです。屋内空間に小さな風景空間を持ち込み、人と自然の関係を主題にした作品です。
あと立体はもう一度ゆっくり伺いたいほどの内容量でした。
短い時間でしたが佐脇さんと直接お話しができ嬉しかったです。
木の箱を作りたい

来春の東京でも作品展では木の箱作りのワークショプも開催されるとのことでした。
今回は10月8日に小・中学生と保護者を対象とした、アルミ線で動物や車、飛行機などを作るワークショップが開催されます!
お早めに大分市美術館までお申し込みされてください。とのこと
菅館長さんの力のこもった説明を聞きながら充実した素敵な時間となりました

10月21日までです!!良い空間と時間が流れますよ



2012/9/6
秋海棠(シュウカイドウ)

この作品は美枝子さんの作品で,
三年前に亡くなられた親友の方を偲び、その方の大好きだったこの秋海棠を描いて、今回大分銀行に展示させていただきました。
秋海棠はシュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。
貝原益軒「大和本草」には寛永年中、中華より初て長崎に来る。(中略)花の色海棠に似たり。故に名付く・・・とあります。
別名 瓔珞草(ヨウラクソウ)とも呼ばれます。
花言葉

片思いはハート形の葉っぱの片方が大きくなるところから言われます。
真ん中の黄色い花弁がかわいい


鹿児島出身の美枝子さんと頼子さん
小学校から高校までの大親友で、頼子さんは小学校の先生をされていたということから
先日追悼文集が出来上がりました。
読ませていただき、この秋海棠ののように、ほんのり暖かな気持ちになりました。
この絵は頼子さんのお母様に贈られるそうです。
「秋海棠 西瓜(すいか)の色に咲けにけり」

松尾芭蕉
まさに秋到来です!!!

2012/9/1
たくさんの出会いと再会

昨日で無事に大分銀行での作品展が終了しました。
ほんとに今回も毎日お当番の方々もたくさんの出会いがあったようですが、二日ほどしか行けなかった私にもほんとに良い出会いがあり嬉しく思いました。
最近ずっとお会いしてなくてお会いしたいと思っていた方との偶然の再会!!
さすが大分銀行本店です。
そして昨日の搬出・・・暑い中重い荷物を運んでくださった方々には心からの感謝!!
その前日はコンパル春教室の終了日でした。
15名の方々との12回での卒業
最初はどうなることやらと不安もありましたが、最終日はみなさん出席してくださり、素晴らしい作品を仕上げることができました。
楽しい時間でした

ぜひ続けたいです

とのお言葉をいただきちょっと涙ぐんでしまいました。
このコンパル教室にほとんど毎回お手伝いいただいた悦子さんと優子さんのおかげです!!
作品展・コンパル教室・・・たくさんの方々に支えられていることに今更ながら感謝いたします。
これからも楽しい、実りある教室にするため精進してまいりたいと思います。
それから綜合文化センターグランシアタで開催された仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートにいったのですが、ほんとに癒されました。
前半、特にモーツアルト作曲ピアノ協奏曲23番 高橋礼恵さんのピアノが素晴らしかったです。
そして後半は復興への祈りと題して
シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」序曲・交響曲第3番「ライン」
アンコールのシューマンの「トロイメライ」
最後までひきこまれ・・・・
最高でした

秋風に吹かれながら気持ちよく家路につき、また明日からがんばりましょう!!
と思えた一日でした。
